2013/12/31

MacPro 18GBRAMにする

さて,横浜のMacProの復旧作業,なんとか年内に完了をと思っていたが,最後の最後にRAM増設作業を行った.今回はiRam社の4GB DDR3 1333MHz ECC DIMMを3本用意して,MacProにインストール.購入以来,2GB×6本の12GB構成だったが,これでやっとRAMを18GB迄増やすことが出来た.これで,まだ暫くはMacProも持つことだろう.最後迄使い切ってやるつもりでいる.
実は,今回購入したのは,4GB RAMの1本だけ.残り2本は12年の1月に購入....ってことは2年程,棚にあげてたことになる.せっかく,HDD交換もしたし,ついでにと思って,昨日秋葉館で購入して来たもの.新しいMacProも登場してしまったが(まだ,供給が追いついていないみたいだけど),ま,これで暫くは使えるだろう.6 core 2.93GHzのXEONも悪いモンじゃ無い.残る不満は,Thunderboltのバスが外に出せないこと,くらいなんだが.どこかのThird Venderが,PCIeからThunderboltバスを出すようにしてくれないかな,と思わないでは無いけど.
ソフトウェア的には,まだMacOS X 10.6 Snow Leopardで頑張っている.勿論,HDDの1パーティションには無料になったMacOSX 10.9も入れてあるけれど,MacOSX 10.9だとVMware Fusionのver.3は動かない等,諸々の問題もあるためだ.ついでに言うと,暫くはAdobeのFlashも入れないつもり.っつーか,最近のMacOSX用のFlash Playerのインストーラは,どうもSnow Leopardで使えなくなっている気がする.なので,余計なものはインストールしない方針に切り替えた.後は,必要なソフトウェアは概ねインストールした...かな.
ただ,まだ,諸々,試しておきたいことはあるんで,この冬も宅録作業はまだ出来ないかもしれないなぁ.

2013/12/30

MusicVox閉店

冬休みに横浜に戻ってきたので,久しぶりにMusicVoxにでも行こうか,と,Webサイトを見たら,MusicVoxのリアル店舗は12/Eで閉店の運び,とアナウンスが.....あら残念.
思えば,秋葉原に居たころから色々と機材調達でお世話になった店だったんだが,いよいよLaoxが中国資本に下った結果,こういうことになってしまったか,と言う印象.これまで聞いてた話だと,結局,3.11で世間的にオンガクどころじゃ無くなった,というのが大きいのかな.秋葉原から新宿への移転も店舗の延命にはつながらなかったようだ.まずは感謝の意を表明させて貰うと同時に,さて,これで次はどこで「安い機材」を調達するかが問題だな.いよいよSoundHouseで通販生活に行くしかないか....な.

2013/10/27

伊丹すたぢお移転完了したぉ(続き)

伊丹すたぢお,やっと音響関係の機材も復活,普通に宅録ができる環境になった.伊丹すたぢおver.1.0の時代とくらべて変化したところ,と言えば,

  • Mackie CR1605 VLZ Proをマスタミキサとして導入.元々,横浜のCR1604を置き換える目的で購入したんだが,Rack Mount時のサイズが7Uから8Uに上がって収まらなくなっちゃうんで,これまで使っていなかったもの.今回,やっと本格的に使えるようにセットアップした.
  • Roland Integra-7を購入.これは,RolandのROM音源を使いたいという目的で導入したもの.横浜と機材を揃えて,データ移行しやすくしちゃおう,と言う意図で,伊丹すたぢお移転に併せて新規導入.
  • Roland GP-100の中古を購入.いやGP-100のプリセットの音は個人的にも結構好きなんだよねぇ.たまたま,Webを漁っていたら梅田イシバシに中古が出ていたので思わず購入.中古なので¥15,000程度だったかな,やすかった.但し,どうもセットアップして気がついたんだが,電源ケーブルがちょっと断線しかかっている見たい.怪しい.
というところ.たったこれだけのことなのに,機材を収めるRackは10U分増えている....いや,妥当か,たしかに機材は11U分増えているか.後4U分,Rackケースはあるんだが....いやいや,ケースにあまりがあるから機材入れる....ワケじゃ無いものな.
取り敢えず,全ての音源はCR1604VLZ Proを経由して,ここから音を吸い上げる,マスタモニタにディスパッチする,なんてことをさせている.本当は,これにマスタバスに挿すCompressor/Limitterを入れたいところなんだが,良い機材がまだ見つかっていない.dbxかfocusriteくらいのステレオコンプレッサでも入れるかな,と思っている.最も,A.U.のApolloを入れて全てをVirtual化,という選択もあるんだが,この辺りはお財布との兼ね合いで悩み中.MOTUの828mk2は,MIDI音源Rackを束ねる用.一方の828 mk3の方をメインのAD/DAとして使っている.828 mk3の8outはそのまま1604 VLZ Proに立ち上げてみた.
さて,写真のTelecasterは,一昨年くらいに伊丹すたぢお用に秋葉原で買ったFender Customshopの50's Telecaster.97年製の子で下地ポリウレタン,表ラッカー塗装,pickupは50 Nocasterのそれに変更してある.今のところ一番「雑に」使っても安心な子なので,色々持ちだして弾いてたりする.伊丹すたぢおでは一番出番の多い子,かな.
さて,横浜のすたぢおのメンテナンスの方がアタマが痛い.っつーか....横浜に落ち着いて滞在していないので,中々メンテナンス作業の時間が取れないのが問題なんだな.あちらのごちゃごちゃした機材も少し整理してやりたいところなんだが....orz.....

2013/10/14

Mac ProのHDDが怪しい

どうも、この夏の暑さでやられたのか、横浜のMac Proの動作が怪しい。プロセスの切り替えに妙に時間がかかるようになった。さらに、Windws 7をVMWare fusionで動かしているんだが、VMWare FusionからHDDが読めない、と言うエラーメッセージも出るようになった。Bootcampのパーティションなので、そちらで直接Bootさせるとchkdskが動く始末。これはやばい、ですよ。
取り敢えず、4TBのSAYA 3.5" HDDを秋葉館で購入。後で入れ替えしなくちゃ。

2013/09/21

伊丹すたぢお移転完了したお

9月に入って最初の週末,やっと,弟が2連休をとってくれたのもあって,伊丹すたぢおをほぼ移転.最後に残った荷物2つばっかりをこの週末にピックアップして,2年半住んでた部屋を少しは綺麗にして,寮の部屋の鍵を返却して,すべてを完了.7/30に入手してから,結局2ヶ月かけてじわじわ引っ越し.すべてが終わったことになる.ま,秘密基地の準備にはこれだけの時間が必要なのだ.
振り返って見ると,部屋を入手してから最終的に移動が終わる迄に一番のオオモノは,結局,寮に入ってすぐに買った幅140cm,奥行き70cmだった.予想外,というか笑ってしまったのが,この机,組み立て式のやつなんだが,寮の部屋からだすのに,天板をはずさないとどうしようもなかった,というところ.これを組み上げたまま運ぶために,ADワゴンのようなワゴン車を半日程レンタカーしたんだが....これで¥10,000程度だったかな.9/6, 7の2日間,弟の手を借りてなんとか諸々荷物が移動完了.これに伴って,9/6からは新しい伊丹スタヂオで暮らすようになっている.中々,快適ではある.何より,自分で台所に立てる,というのが嬉しい.少しは自炊の比率を高めることが出来る,んじゃ無いかな.
まだ,部屋はダンボール箱で溢れてて,これはこれで悩ましいところ.お努めが終わったら伊丹の拠点は手放して横浜に戻る予定なので,家具等は増やしたく無いんだが....色々とまだ暫くは物いりの雰囲気ではある.今の時点で悩み中なのは,次の3つ.
  • 宅録機材用の19" Rack.機材は増やすつもりは無いのだが,引っ越しを念頭にちょっと横浜の有休機材等を持ち込んでいる.こいつを収めるために,多分8Uとか10Uの19"Rackは追加で入れる必要がある.将来の撤収を考えると,4UくらいのRackを2つ用意するような形にしたいんだけど.面倒臭いという面では逆に12Uを一本とか20UのRackをがっつり入れちゃうとかも選択肢.ちょっと悩み中.
  • ベッドをひとつ.やはりマンションの床に布団しいて寝るというのはちょっと辛い,かな.ニトリで試してみたら,最近のベッドはマットレスが良いようなんで,結構どんなフレーム買ってもなんとかなっちゃいそうだけど.ただ,ベッドの下のスペースが活用出来そうなベッドフレームが最近少ないのよね.
  • 本棚をひとつ.出張所といえど,本は色々とたまっちゃっているので,整理するためにも本棚は必要.ちょっと大きいやつがいると思う.
それ以上は,多分,現状不要.うちの弟は50になったら会社に申し入れて関東に戻ると言っているので,その頃には,クーラとか冷蔵庫とかも必要になる気もするが,それまでは大したことはしないで済むはず.でも,まだ何かとモノ入りではあるわね.....

2013/08/11

洗濯機を買った

さて,前のエントリに書いた通り,新しい拠点を大阪近郊に用意したんだが.家電製品も色々と買わないといけない.ところが,うちの弟が,これまた,神戸に移動するにあたって,
  • 新しいエアコン
  • 新しい冷蔵庫
  • 新しいTV
  • 新しい電子レンジ
  • 新しい炊飯器
  • 新しい扇風機
等,生活に必要そうな家電製品はほぼ新規に用意したのだった.従って,この辺りの生活家電は弟が来れば揃ってしまう.ただひとつ,洗濯機を除いては....ということで,新しい生活拠点を立ち上げる前に,まず,洗濯機を買わなければいかん.いや,寮生活でありがたいのは,洗濯機と乾燥機がタダで使えることだ.うちの弟は,どうも近所のコインランドリを使っていたらしいんだがね.なぜ,そういう無駄をするかなぁ.....
さて,野郎2人暮らしになると,洗濯物は1回/1週間・人というところだろう.弟が「乾燥機能は欲しい」と言うし,寮生活でもその便利さは判る.同時に,古いマンションなので,出来るだけ「静かな」奴にしたい.勿論,サイズも限定されちゃう.それほど大きい洗濯機をおけるような場所は用意されていない.ま,それでも,一般的な洗濯機用の排水パンは用意されているんだけど.
このような要件の元で,改めて洗濯機は何が良いかを見てみると,これが.....判らん!いや全く判らん.斜めドラムな洗濯機は高いとか,洗浄力は今ひとつだが乾燥はふんわりする,とか,縦型ドラムな洗濯機は洗浄力が高いが乾燥で服がシワシワになるとか.....うーん,コットン100%を身上とする独身爺には,この辺りの価値観が判らんのですよ.
結局,サイズが最重要ファクタ,次に値段,ということになって,後は新しもの好きというのもあって,ドラム式の小さいやつ,SHARPのES-S60というやつにしてみた.なんばのBic Cameraで¥95,000.これは,防振ゴムの足(¥2,500)をおまけで付けて貰っての値段.ただ,この機種は工場でも品切れ状態らしく,配達は8/28.EDIONだと¥90,000という値段だが9/M配達とのことで,それならBic Cameraを選ぶか,と.それでもBic Cameraのポイント10%付くので(延長保証で半分持ってかれて,実際は5%なんだけど)ま,いっかな.
それにしても改めて思うんだが,生活必需品というこれらの家電製品.なかなか売れないというのも判らんでは無いわな.大体,洗濯機,ドラム式で¥100,000以上,というのは高いと思う.一方で,その高いモノをお客さまに買っていただくための主張が薄いのだ.いや,細かい利点,特徴は色々とあるとは思うんだが,それはお客さまに届くかというと,届いていないように思う.やはり,このような生活必需品も,"Designed By〜"で考える必要があるんじゃ無いかなぁ.要するにファブレス,という考え方ね.日本で「モノ作り」というのはもうコストかかりすぎ,それならモノ作りは海外の安い労働力で,付加価値のある部分だけ,製品の(機構も含めた)デザインや制御ソフトウェアを国内で,そして国内の品質保証システムを現地に移植して,という姿にしていっても良いんじゃ無いだろうか?少なくともAppleはそれで儲けている.その中で,本当に価値を作れる企業が残れば良いんじゃ無いだろうか,と思ってしまった.
さて,ところで.新しい伊丹すたぢおへの移転は,一体いつにすれば良いだろう?この猛暑を考えると,うーん,クーラー完備の会社の寮を出たく無いなぁ.自分の部屋で使いたい放題のクーラーがあるって嬉しいなぁ,と思ってしまう.勿論,細かい荷物は色々と運んでいるんだが,最後の生活必需品の移動をいつにするか,悩んでいるんだな.いや,いつiMacを動かすか,で悩んでいるというのが正しいかもしれない.せっかく物件は入手した割に,結局,引越しは弟が先になるという....なんか変....orz...

2013/07/30

伊丹すたぢおの移転

伊丹に移ってからは,会社の独身寮に伊丹すたぢおを設置していたんだが.諸々の要因で,伊丹すたぢおを移転することにした.
ことの発端は,会社の独身寮というのは,単身者赴任の場合,3年したらでなくちゃいけない,というルールがあるのを知ったこと.去年の12月に,それで社宅の斡旋見たいな案内が来たんだが(実は募集期間中は全然気がついていなかった),その時に初めて,そんなルールを知ったのだ.ところが,この社宅がまたえらく駅から遠いところでね.不便そうなんだよ.しかも,うちの会社が古い独身寮を閉鎖していて,今いる寮の人口がそのとばっちりで若い転入者が増えた,というのも後押ししている.寮の部屋がいっぱいになっちゃって,隣の部屋にいる人の息遣いが聞こえちゃうの.なんか宅録しずらくなってしまった.
もうひとつ,うちの弟が,実は僕の3ヶ月程後から,神戸の方に転勤になっていたのだが,こいつが何考えたんだか,¥100K/月という高いコストで部屋を借りやがって,しかも「金が無い」等とほざくのだ.で,それなら,ひとつ中古の「ハコ」をこっちで用意するから,光熱費と管理費を弟にもたせよう,ということにした.彼の月々の出費も半額に抑えられるし,不満は無かろう.僕の方も,銀行の定期預金金利は最近無茶苦茶低くて,銀行にお金を預けている意味が無いこと,総理大臣が「輪転機グルグル」なんて発言してたら現金資金の価値もどうなるか怪しいこと,さらにどうせ来年3月には消費税が上がるだろうこと,なんてのもこの決断を後押ししている.
一方で,ではどんな物件を買ったかというと,築30年余り,床面積58㎡程度の小さな部屋だ.正直言って,駅に近くて買い物に便利なこと,程度のメリットしか無い.リフォームしていなかったら,後10%は安く買えた,という物件だ.ま,リフォームしてあって,マンションのメンテナンスもそこそこしているようなんで,後10年くらいは持つだろう,という判断である.地の利が良ければ,手放す時もそれほど値崩れしないだろう.もっとも築30年経過しちゃった物件なので,その点はまだ「賭け」の部分が残っているんだが.手放す時のこと考えると憂鬱だなぁ.
....ということで,今回,ひと通りのことをやってみたんだが,どうも,やってみた側からすると,この不動産仲介業の連中には非常に不満を感じた,というのが,今日の主題.購入価格の3%+6万円だかの仲介手数料を取っている割に,これが大した仕事をしていないのだ.顧客のエージェントとしての立ち位置を理解していない,機能していない,という不満を抱いた.いや,たまたま,エージェントになった営業社員が「程度が低い」のかもしれないんだが.旧財閥系全国展開の大手不動産業の社員でこの程度なのか,と思ってしまう程に,立場を弁えていないように見えたのだ.
不満に感じたことはいくつかあるんだが,煎じ詰めれば次のようなことにまとめられると思う.ひとつは,不動産購入に付随する諸々のことに対して,ワンストップサービスという概念を持って当たっていないこと.もうひとつは,エージェント契約を結んだ顧客の「不動産取引に関わる不安を取り除く」作業を全くしないこと.
前者に関しては,例えば火災保険の締結がある.今回,銀行に無駄に儲けさせる気はなかったので(大体,預金金利下げたままで,大儲けしているらしいし),現金一括払いを選択したのだ.そのため,現金で買える範囲の物件にしたんだが,そうすると,火災保険が一切つかない.不動産業者に「どこが得なのか調べて」と指示しても,損保保険会社のパンフレットをWebページから印刷するくらい.ローンを使えば,銀行が担保物件の毀損を予防するために,火災保険を必ずかけさせるんだが,現金ニコニコ払いだと不動産仲介業は売ればおしまい,となる.同様に,駐車場の手配も同じ.駐車場業者を紹介するだけでどこが良いとか,そういう話は考えない.要するに,支払いに対するサービスとして価値のあることをしていない.
さらに,駐車場の件,購入した物件の南側には大きな駐車場があって,そこが使えれば良いね,と弟と話していたんだが,エージェント契約したこの不動産業者は「そこは7/31で閉める」という話を持ってきた.おいおい,南面が開けているのがこの物件の価値だろう,そこに何か建つんだったら,何が建つか調べろよ,と突っ込んだんだが,帰ってきた答えに笑った.「建築許可申請が出ていません」と答えてくる.まるで「何も調べる義理はございません」と言っているようなものだ.エージェント契約をした割に,お前その態度で良いの,と思う.しかも,自分で駐車場業者に直接聞いたら,すぐに「どうもスポーツクラブが出来るみたいですよぉ」と言う情報を得ることが出来たのだ.それをヒントにWebを調べると,どんなスポーツクラブなのかも大体判った.多分,高い建物にはならんだろうと思っている.
なにせ,すべてにあたってこんな塩梅だ.「住」の立ち上げに関わる諸々の段取りについて,実に顧客の立場に立った諸々のことをサービスしていない.その癖して販売価格の5%だかを手にするんだから,無駄だなぁ,と思ってしまったのだった.
どうも,考えて見るに,不動産仲介業というのは,元々「どれだけ良い物件を知っているか」にビジネスの価値があったんろう,と思う.どころが,今や,物件情報は業者のネットワークで共有され,さらに消費者に対してもSUUMO見たいなサービスが出て来ている.すると,もう,「良い物件を知っていること」の価値は相対的に下がってしまうのだ.もうひとつの価値は,物件の内覧のために,部屋の鍵を準備する,売主さんと調整する.等の段取りを組む作業が重要になる.ところが,この段取りを組む作業は,実はエージェント契約を行う前の段階なので,利用者から見たら無料でサービスしてくれている,くらいにしか感じない.後は,不動産登記をする司法書士を知っているとか?勿論,高額な物件を扱うので,それは大事なのだが,逆に言えば街の小規模な不動産業者でも出来る話.
そう考えていくと,この仲介手数料は取り過ぎじゃ無いか,という気分になってくる.ところで,この仲介手数料は,どうも法律で定められている上限値らしい.だったら,企業努力なり,手抜きしたらもっと安くするなり,そういうことをしてほしいものだ,と感じてしまう.この仲介手数料の設定も独禁法違反じゃ無いのかね?
どうも,そうやって考えていくと,現状の不動産仲介業というのは,ビジネスとして行き詰まるるんじゃないかな,と思えてしまう.逆に言えば,この行き詰まり感の中に,次のビジネスチャンスがあるのかもしれないけどね.なんか,無駄な手数料ばっかりかかるもんだな,と,今回思ったのだった.

2013/06/17

この週末は....

出張のタイミングが良いこともあり,横浜の自宅にいたのだが.こちらの自宅スタジオがいよいよ,機材老朽化が顕著になってきたので,その修復等でずーっと時間を取られた.いや,参った.
まず,随分前に新品で購入した,Fender Customshop Jazz Bass.Relic仕様のなかなか良い音の子なんだが,ここ5年くらい....になると思う.Custom Shop製のJaco Pastorius Tribute Jazz Bassを買ってからと言うもの,サブベースの扱い.暫くケースの中に入れてたら妙に弦高が高い,という結果に.ネックが順反りしたみたいだ,とちょっとZinギター工房さんにリペアに出した.ここまでが先週の話.ところが,Zinさんいわく,ありゃ,こりゃネック起きしているよ,と連絡を貰う.しかも,トラスロッドの効きが微妙で全体に効かないんだそうな.結果的に波打っちゃう形になって,アイロンかけて強制しないとどうしようも無い,って言う話になった.アイロンかけて,リフレットして,とちょっとした大手術.¥65K程度行くそうだ.でも,楽器としては無二の子でもあるので(今,Custom ShopではJazz Bass出してないみたいだし),思い切ってやりきってもらうことにした.
次,これもここ1ヶ月くらい,微妙な塩梅だった,うちのメインコンソール.Mackieの初代CR1604とLM3204.この子達が,いよいよノイズを怪しく発生するようになった.以前から各チャンネルのノイズが怪しい塩梅になっていたんだが,定常的にノイズを出すようになっていよいよ参った.ということで,この子達もリペアに出した.こちらは,今は音響特機というところがリペアをやってくれているらしい.イケベから先週確認して貰ったところ,ぎりぎり,なんとかなるかもしれん,というので,お願いして見た.電源はそろそろ修理不可能の扱いだそうだ.で,このCR1604とLM3204をラックから外して楽器屋へ持っていったのが土曜日.かわりに,以前買ったままになっていた1604 VLZ Proをラックに入れて,最低限,宅録が出来る程度にワイアリングをする.これが,もう大変.今まで40chも使ってたのに,これを16ch迄絞らないといけない.マスタ部分は1604 VLZ Proの方が取り扱いが楽にはなっているんだが.仕方ない,以前使ってた12chのKORGのミキサを引きずりだして来て,この子にRack音源のまとめを託す.それでもまだ何本か繋がっていないケーブルがあるぞ.....一回,本当に整理しないとダメっぽい.ついでにUSBの張り直しも考えていたんだが,そこまで時間が取れず.やっぱり,卓を入れ替えるとなると,部屋を綺麗にして,作業スペースをしっかり作らないといかんな.....
なんとか,Mackから音は出せるようにしたけど,まだ,音源類の立ち上げが弱いのが現状.しかも,土曜日,楽器屋を少し見て回ったんだが,最近はLine Mixer等,売っているワケもなく,代替をどうしようか悩み中.どうやらTASCAMがLM-8STという機種が8ch Stereo input,2 Bus仕様,しかもBusでカスケード接続も許しているので,結構良さそうなんだが.1本¥42Kくらいするらしい.うーん,2本買っちゃうか?2Uで済む,というのもちょっと心惹かれるところだ.まぁ,まずはCR1604/LM3204が治るかどうかだな.ダメだったら(修理可能か見るだけでも技術料がかかるそうな),仕方ない,これ2本をシンセ類の取りまとめMixerとして買うか......

2013/05/26

Design Thinkingというアイデア

先日,以前からの知り合いが会議の席で"Design思考"というキーワードを使っていた.彼の言うことにゃ面白いことが多いんで,何なんだろう,とちょっと気になった.というか,本を読んで見た.まずは,簡単にこちらの本.
Tim Brown, Change By Design - How Design Thinking Transforms Organization and Inspires Innovation,  HarperBusiness (2009).
千葉敏生訳, デザイン思考が世界を変える:イノベーションを導く新しい考え方, 早川新書 (2010). 
まだ本の途中ではあるけれど,Design ThinkingとはUser Experience(UX)を設計する,ということだ,という理解に至った.もちろん,新しいカタチのUXを設計することが出来る(従来の慣習の束縛を逃れてもっと便利に出来る)からこそ,そこにMonetizeの可能性もあるワケで,そこまで含めてDesign Thinkingなんだろう,と言う理解だ.この考え方は,Requirements Elicitationの手法のひとつとして位置づけると,個人的には非常に合点が行くものである.Requirements Engineeringの立場からすれば,Requirements Elicitationにあたって,まずはユーザなり顧客なりに対する共感を抱く,問題を共有した上でユーザや顧客に新しい価値観を提案する,ということの重要性を示しているとも言える.そこまで踏み込んでアイデアを創出出来ていますか,って言う問いかけと思えば,一々納得の行く話だ.個人的には,むしろ,UXというものを正しく定義するとこういう意味なんだ,ということが何となく判った,という点にこそ,この本を読む価値を感じた.うん,MicrosoftがUXの向上,なんて言っているけど,UXはPCの使い勝手,なんて話じゃ無い,もっと大きなSocialなExperienceを取り上げることこそが価値のある視点なんだよ,と言うことを理解した.
翻って,これを日本のinnovation,という視点で考えた場合,個人的には,このアイデアを創出する部分,というのは,若い子は自然に(本能的に)やれている子は多いんじゃ無いかと,期待している.日常生活の中で,道具を使っていて感じるちょっとした「不思議!」や「納得がいかない!」と言った類,感じたことをきちんと集積して整理して行けば良いのだから.日本のinnovationがどうしようも無い理由は,Tim Brownも指摘しているが,こうやって生み出された「アイデア」をしっかりとMonetizeまでつなげる,そこのプロセスの遂行に困難が多いことなんじゃ無いか?正直なところ,そう思っている.特に企業の中で,新しいことを立ち上げる時の苦労とか,無駄な労力とか,人を納得させるとか.そこに様々な自己規制が入り,組織からの枝刈りを受け,結局,丸坊主にされたビジネスは,本来アイデアが持っていた先進性の「肝」の部分をすり潰され,形だけが残っている.それでも,経営陣はそこにinvestmentをすることに抵抗し,そして既得権益を持った人々がその新しいアイデアをMonetizeすることを全力で阻止する.結果的に,日本のinnovationは,無駄にコストがかかりMonetizeが出来る前に挫折して行くんじゃ無いだろうか?
例えば,具体的に,日本の家電メーカは「売れるモノ」が無いと言う.一方で,Appleが(あるいはそれ以外でもいいや,海外のメーカが大したことをやっているワケでも無いのにあんなに儲けている,と言う.その挙句に,偉い人達は「現場に出て "売れるもの"を探してこい」と言うらしい.一方で,ちょっとしたアイデアは,現場に近いところの管理者が「それはうちの仕事じゃ無いだろう」と言って潰しに行く.結局,こうした状況から逃れるとすれば,それこそ,Long Tailを攫うことを目的に,Cloud Funding等のメカニズムを使ってスタートアップする,というストーリに乗らざるを得ないんじゃ無いかな,と思ってしまう.多分,誰もが「負け」の責任を取りたく無い,ということなんだろう.安全に大きく儲ける,と言うスタンスなんだろうな,とも思う.同時にそれは,新しいUXを提供する,というスタンスが無いから,きっと本当の問題を解決しない.Appleに負けるのも当然のように思う.結局,二番煎じなビジネスしか立ち上げられないから,コアのMonetize Machineを持ち合わせないことになる.既に市場の大勢は決まった状況で,お零れに預かるような姿勢じゃ,そりゃ,今の「モノが売れない」という状況を脱することは出来ないような気がする.
問題は,彼ら,「潰しにかかる人」をどうやって説得し,そこをどうやって動かしていくか,もっとSocialな取り組みになるんじゃ無いだろうか?細分化した様々な産業を横につないで,色々な利害関係者の誰もが少しずつ(今迄のビジネスモデルから考えると)損をするかもしれないけど,全体で見るとMonetizeがより強化される,そう言う仕掛けなり仕組みを作っていくことが出来ないといかんのだよなぁ.どうやると良いんだろう,というのは,僕もこの歳になっても判っていないけど.もっとSocial Architectureをモデル化して,その上で色々な議論が出来るようになったら(もっとComputer Science的なアプローチで経営とかの問題にあたったら),あるいは世界は変わるんだろうか?そこが,個人的にはすごく気になるなぁ,と思ってしまった.まぁ,時間が立てば,日本もメーカだからどうだ,という議論はしなくなるように思うけど.どれくらいかかるかね..

2013/05/21

Dr. Yellowを見たよ

某出張で,東京駅の新幹線ホームに行ったら,居た.なかなか見ることができない,と評判の,Dr. Yellowである.思わず,写真を撮ってしまった.まぁ,保線用の車両なんだから,必ず端っこまで来るのは当然なんだが....ね.

あー,これで何か良いことが起きれば良いけど.....ねぇ.逆にこれで運を使い果たしてたらなんだかな,という気もしないでは無い.

2013/05/18

MusicMan Stingray調整する

一昨年,伊丹に来てから最初に買ったMusiMan Stingray 4Fretless,なんか弦高が微妙に高い気がしてきた.去年の夏に,三木楽器で調整してもらったばかりなんだが,なんかなぁ...と言ってても仕方無いので,ちょっと調整してもらうことにした.Webで探して見ると,以前はBassManiacsと言うアクティブベースで一世を風靡したTUNEが,今は尼崎の園田の駅のそばにショップを構えてる....らしい.しかも,他社製品も含めてリペアも受け付けてくれる,と書いてある.これ幸い、BassはBass屋へ,と,ちょっと持って行くことにする.朝,起きたらまずメールでコンタクト取って,値段を聞いてみると¥4,000もしない、と言う返事.時間も1時間もあれば対応出来る,って言う.んじゃ,ってんで,Hand Carryでお邪魔して見た.
住宅街の一角のマンションの1階にありました.小さな工房でやってるぅ.特にShow Roomを開設しているワケでも無く,お二人だけで,こじんまりと仕事されてました.今は,もう受注生産が主体らしい.でも,部屋のなかには,いわゆるエキゾチックウッドも何枚か置いてあったり,中々,ギター工房をこういうところでやるんだ,って言う感じ.近所にこういうショップがあるのは,非常に心強いところだ.4弦がどうも弦高高くなってきた気がする,って言う話をして,ちょっと下げて貰う.4弦をさげると今度は3弦が微妙に高い....なんて話をすると,じゃ,4弦を基準に全体をバランスとりますねぇ,と.ついでに持ち込んだ新品のベース弦に替えて貰って,ついでにpre-ampの9Vバッテリ見て貰って,〆て¥5,000を切るくらい.どうも,Stingrayはネックが太くて,しかもネックのエッジが立っているので,握りを太く感じるというか,弦高が高めに感じるものらしい.かなりぎりぎりまで弦高を下げて貰って終わった.ネックは若干起きているそうだが,どうもそのあたりは調整はしていないみたい.作業そのものも,1時間もかからないくらいで終わって,まずは満足.
ショップによって,随分と対応が違うよなぁ,とも思わないでは無い.ま,まだネックが安定しているなら騒ぐ必要は無いかとも思うんだが,もう少し,ネックの反りも調整してもらえると嬉しかった....かな.ま,ギターにせよベースにせよ,結構,弾き手の感覚的なところもあるので(しかも人間の感覚ベースだと不安定だし),なかなか難しいところではあるんだが,今度,一回,zinギター工房にもってったらどうなるかも気になるところではあるなぁ.....

2013/04/29

昨日の曲

今日は,昨日あげた曲のミックス見直し作業で1日過ぎてしまう.いやiPodに入れて聞くと,どうしても低域がモコモコになっちゃって,シャープな感じがしないのだ.うちのMac+MOTU 828 mkIIだと,Flashになっていても「変な音」にならないで済んでいるんだが.クルマでiPodから音出しして聴いてると,ベースの音がもやっとしちゃう.後,iPod+Beyer DynamicsのEar Phoneでも同様.いや,難しいモノだ.一日試行錯誤したが,結局,出来た音を聞き比べると,昨日のミックスの方が好き,という結果.少なくとも,iPod TouchにSonyのヘッドホンつなげると,状況は改善されているので,半分はイアホンのせい,と判断した.後半分くらいは,iPodが多分,Bass域をboostしているんだろうな.フラットセッティングにしているはずなんだけど,スピーカから出すよりも低域はBoost気味だし.結局,1日の作業は徒労に終わってしまった....orz..
さて,出来た曲は,piapro.jpにも上げているんだが,piapro.jpは再生回数がどれくらいなのかちっとも判らない.そんなワケで,最近,YouTubeや,SoundCloud.comにも、いくつかの曲をあげている。昨日仕上げた曲、試しに今日,SoundCloudに入れてみたところ、早速、ドイツ人からLikeを1本頂きました!なんか、趣味のSound Createrとして,こういうの素直に嬉しい。ま、前に上げた曲は30回しか再生されていないんだけど.でも,そのうち22%がUnited Statesからのアクセス.うーん.....7回くらい?でもフォロワーが2人ついているし.ちょっとずつオンガクで人の輪が広がるのは嬉しい.ひとりだけでやっているんじゃない,って言う気分になる.ちなみにYouTubeも2曲で100回くらいは再生してもらえている.誰かが聞いてくれる,というのは嬉しいモノだ.
こうやって,Vocaloidモノで宅録していると,すごく思うんだが,結局,レコード会社は土管でしかないんだよねぇ.オンガクの製造原価が非常に安価になって,マニアの趣味の成果として,そこそこの品質の音データが出来るようになる,その曲を消費者に伝えるパスは,レコード会社に限らない,んだよねぇ.結局,レコード会社が,若手のオンガク家を育てる,というincubatorとしての役目はすっかり果たせなくなっているように思う.よっぽど,ニコニコ動画の方が役に立っているように思うのだ.後,アイドルも,どうせ会えないなら,初音ミクで十分じゃん,という思いも最近強い.初音ミク,いい曲たくさん歌ってるし.AKBにせよSKEにせよ,それでかなりの金額が動いているようだけど,だからと言って彼らがココロに残る曲を残しているとも思えないし.オンガクの浪費を生んでいるだけのようにも見える.結局,そこら辺全部含めて,ビジネスモデル変えないと,本気でレコード会社って先が無いビジネスなんじゃね?

2013/04/28

また,こんなの作ってみた

昨日からGW,というのが理由なのも何だが,伊丹に拠点移してから8曲目,もっとも,結局,曲の仕上げは自宅でやっているワケですが.こんな感じでつ.

【初音ミク and Y1V3】Noises Under the Mask 【オリジナル】 powered by ピアプロ

今回は,フレーズに合わせて,Dr.のフレーズをこまめに変えているのが,僕的に一番のところ.っつーか,今までものぐさでやってたのがバレバレになるわけだが.いや,やっぱりDr.の打ち込みが一番面倒だわ.Vo.は,初音ミクとY1V3子さん.まだユニゾン.2人の声の帯域が違うこともあり,ダブルVo.でちょうどお互いを補っている感じがする.なお,歌詞は,先週からはなゆめではじまった「覆面系ノイズ」にかなり触発されてまつ.っつーか,爺がそんなモン読むんか,って言うツッコミはなしの方向で....ひとつ.
ギターに関しては,今回はToakiのHLS-420と言うLes Paulコピーモデル使ってリードを取らせている.この子を買ったのは2010年1月3日,ということだから,3年強うちで放置されていた子なのだが,今回,Roland GP-100のBOSTON Leadを通してリードを取らせて見た.ま,悪く無いですな.というか,多分,このBOSTON Leadのパッチを通すと,Les Paul系の楽器はみんなこの音になるような気がする.でもね,GibsonのLes Paul plus(All Mahogany)の子と較べると,なんかコントロールしやすい感じはする.やっぱり,最近のGibson,ピックアップの出力が無駄にありすぎる.最近は,ピックアップは少し低出力の方が嬉しい.左chのあまり歪んでいないギターはFender 50 Nocaster.ベースは,Fender Jaco Pistorius Jazz Bass.MusicMan Stingrayでも録って見たんだが,やっぱりJaza Bassの方が色々と弾きやすい.
さて,この曲もそのうち,Sound Cloudにも上げて見ようかね.そうそう,SoundCloudには,The West Of Edenも上げたんだが,この3ヶ月で30回再生.その30%程度がUnited Statesで再生されたらしい.お気に入りも2人ついてくれてる!自分が起こした曲を誰かがお気に入りにしてくれているって言うのは,ありがたいことだ.

2013/04/07

子供は社会のもの,と言う理由がひどい....

先日,ラジオを聞いていたら,子供はSocialに大事にしなくちゃいかん,という趣旨の話をしている人がいた.いや,それは良いのだが,その理由に堂々と社会保障のため,年金の原資となる税金を払う人として,という趣旨のことを言っていた.いや,そりゃ違うだろう?と思わず思ったのだった.
誰だって,自分が,自分の上の世代の連中を,自分に対して無理強いをして来ている連中を養うためにSocialな負担を負いたいとは思わん.自分の将来のために,と言われれば,そのための積立てだと思って,多少の負担を切り分けることは考える.しかし,まだ将来がバラ色の子供にとって,その「将来の積立て」を強要するのは土台理不尽だ.年老いた世代が,若い世代に対して「俺の老後が楽になるために働け!」は,彼ら若い世代にとって感情的 に受け入れられるワケが無い.彼らだって「楽をしたい」のだ.
その社会的な,親子の世代の感情的な格差を受け入れずに,平然と「将来の社会保障制度を担保するために少子化は大問題である」と言ってしまうのは問題があると思う.僕は,自分の子供に対して,そんな感情を抱かせたいとは思わない.いや,子供いないけど.生まれちゃった子は仕方無いとして,そんな将来の自分が食っていくために,現在,自分の子供を育てたいという感情を持たない,と言った方が良いかもしれない.
彼らに託したいのは,自分の将来の生活じゃ無い.多分,僕らの世代が成し得なかった何かを,夢を託すんだと思う.そうじゃ無ければ,子供を産み,育てることの目的なり,意味は無いでは無いか?その期待なり喜びなりが無ければ,子供を積極的に産み,育てることの価値は無い,と思うのだ.....
多分,こんな社会保障制度を前提とした世代では,おっつけ少子化は止まらない,ように思う.結局,社会とは,個人からの搾取を繰り返す,というモデルにしかならないのだったら,自分の子供を搾取される立場に置くために喜んで生み育てる奴はそうはいないよ,と思ってしまったのだった.

2013/03/30

Nikon P7700を買ってみた

ふと思い立って,というか,以前から使っているNikon P300,絵作りは良い感じなのだが,どうも,望遠側が弱いのが気になっていた.広角24mm相当からのzoomレンズは嬉しいのだが,逆に望遠側が120mm相当までって言うのはちと辛い.それ以上は電子zoom,というかcropモードなので,画素も荒くなるし.せめてもう少し寄ることができないか,と,Nikon P7700を試してみることにした.
で,秋葉原のヨドバシで¥42,000.後,プロテクトレンズと32GBのSDメモリカード,予備バッテリは溜まっていたポイントで賄うことにして(それで¥15,000分くらいかかっていると思う),取り敢えず買った,というところまで.どうやら,35mm版で200mm相当まで,電子ズームを使うと800mm相当まで寄れる,というので楽しみ,ではあるんだが.

ただね,買ってみて気がついた.これ,意外とボディでかいよ.P300はポケットに忍ばせて気軽に持ち歩けど,この子はちょっとでかくね?そりゃ,望遠でも明るい大口径レンズは欲しいさ.そりゃ,フラップ型モニタは便利さ.でも,ちょっとなぁ....いかにP300のディメンジョンが素晴らしいか,気軽か,ということに気が付かされる.
ま,伊丹用カメラ,って言うことで,暫くはこれで良いんじゃね?RAWモードでのデータ保存もできるし,そこは試して見る価値はありそうだし.さて,明日辺り,桜でも撮りに行くかね,という気分にもなるって言うものだ.

2013/01/17

アーキテクチャライフサイクルマネジメント

ふっと年末から考えているのだが,システムやソフトウェアのアーキテクチャが,そのアーキテクチャを持った製品のライフサイクルと異なる周期で動くものであるならば,アーキテクチャそのものもが「ライフサイクルプロセス」を持っていて良いのでは無いか?特に,Product Line開発を狙うなら,アーキテクチャそのものがライフサイクルを持つ,という捉え方をするのが適切なのでは無いかと考えている.
このアーキテクチャのライフサイクルは,多分,以下の4つのプロセスから構成される.

  1. 企画・要求定義:アーキテクチャに対する要求を定義して,アーキテクチャ開発を企画する活動.技術動向や,組織として売り物としたいコアコンセプトのようなものを具体化して共有するための活動を行うフェーズ.ポイントになるキーワードは,品質要求になるはず.また,なぜそういうアーキテクチャにして置くかを考えるためには,もっと上流のビジネス要求等も具体化して置かないといけない気はする.
  2. 開発:アーキテクチャを具体的に開発し,アーキテクチャに対する要件を満たしているかの妥当性を確認する(Validateする)までの活動.このプロセスエリアには,基本的にISO 12207 SLCPの方式設計の活動を割り当てる.既存のアーキテクチャのどこを変更するか,アーキテクチャのどの部分を新規開発するか,なんて話も,もちろん,アーキテクチャを設定する活動の一環として,この「開発」プロセスに入れて置くことになるはず.
  3. 保守・運用:アーキテクチャを維持し,これを利用するフェーズ.ここは,個々の製品に対する要求に応えるように,アーキテクチャを維持し,あるいは変更範囲を具体化する活動を割り当てる.
  4. 廃棄:アーキテクチャは,ある限界を超えると,それ以上の保守・運用に膨大なコストをかける必要が出てくる.大抵の場合,こうなったら,そのアーキテクチャをそれ以上使いまわすのは,経済的に損になる.こう言う時には既存のアーキテクチャを廃棄する必要があると思う.具体的には,廃棄の条件を予め設定して置き,この条件に達したら実際にアーキテクチャの廃棄を判断し,そして最後に次のアーキテクチャへの移行を計画する.こうした活動を無視しちゃいけないと思う.ISO 15288にある廃棄の考え方に近いが,実現方式の廃棄なので物理的な廃棄は存在しない.という点は注意が必要かもしれない.
各プロセスをより具体化して行くと,アーキテクティングという活動の全体像が説明できるようになるんじゃ無いかと思うんだが,どうだろう?もちろん,SLCPにある支援系の活動は,同様にアーキテクチャライフサイクルプロセスでも必要になると思うけど.ここには構成管理,要求変更管理,検証,妥当性確認,文書化等の活動を割り当てる.これくらいの活動の枠組みでアーキテクティングという活動を捉えて見ると,大体世間で言われていることや活動が整理できるんじゃ無いかな...と連々と考えて見た.

2013/01/15

Sonnet Echo Express Proを試す

先日「ダメだった」と言う報告をしてみたSamsungの840 SSD.そもそも,標準的なインタフェースしか使っていないくせになぜだろう,という疑問が消えないので,このSSDを買った秋葉館に行ってみた.いや,正しくは,このSSDをiMacで使えないなら,横浜のMacProにさしてみよう,と,3.5" Disk Bayに2.5"のSSDを挿すアダプタを買いに行ったのだけれど.試しに店員さんに「先週買ったSSD,iMacで使えなかったよ」という話をしてみると,バスパワーが足りていない可能性があるとのこと.消費電力が大きいSSDをSSDに挿すと,突然「落ちる」ことがあるらしい.いや,ちょっと待て,SSDの方がHDDよりもモータ等無いから消費電力少ないはずだろう...とも思うんだが....
それはともかく,Thunderboltのバスパワーの問題ならば,確かに可能性はある.うちのiMacには,既にこいつを挿している.これもバスパワー駆動だ.それならば,FireWireポートの増設を,別な手段に任せれば良いじゃ無いか,と思いつく.モノは試し,と,昨年のうちに買っていたSonnet TechのEcho Express ProAllegroに譲って見ることにした.早速,Echo Express Proを箱から取り出して.....でけ!しかも重い!
昨年に買った割に,今まで箱から出してもいない,というのもいかがなモノか,という話はともかくとして,取り敢えず,そのサイズに驚く.もしも,ということも考えてフルサイズPCIeカードを挿せるように,Proにしてみたんだが....これにハーフサイズのFire Wire 800のカードを挿す,って無駄じゃん.とは言え,今はこれしか無いのだ.これで我慢するしか無い.....で,カードをさして見るとこんな感じ.
たった,FW800ポート3つ分,ですよ.なんかなぁ.ま,Thunderboltのポートを2つ持っているので,ポートを無駄にしないのはありがたい.
ま,ともかく,これで,電源を入れてみる.Power On/Offは,Macの電源にあわせて自動でついてくれる.MacのThunderboltに挿して電源を入れてみると....意外とファンの音が大きい!これもちょっと想定外だった.意外と五月蝿いですよ,この子.ま,取り敢えず,これで,FireWireの外付けHDDを繋いで様子を見ることにしよう.
さて,懸案のSSDの方はどうなったか,というと,こちらは,うまく動いた.システムディスクをSSDにクローンして,そこからたちあげている.Bootableなディスクになってくれるのが嬉しい.Virtual Instrumentsの方がどうなるかは,これから試して見るが.マシンのbootは若干早くなった,かな.どうやら,バスパワーが足りない,ということが原因らしい.中々,こういう問題は難しいね.
ま,これでSSDは使えるようになったのだが,問題はこのSonnetのPCIe Expansion Chassisのファンの音がなぁ.どうしたもんかな.ちょっと悩ましいところだ.

2013/01/13

雪!大雪!

昨夜辺りから,TV Newsでは「今日は午後から雪になる」と騒いでいたんだが....横浜の家にいて,ふっと気がつくと9:00過ぎには牡丹雪が降りだしてきた.ありゃりゃ.この週末,うちのクルマのショックを交換して来たばかりで,これを伊丹まで持ってこよう,と計画していたんだが,参ったね.まぁ,積もらん,と言ってたから,これは早めに移動した方が吉,と判断して,荷物をまとめて家を飛び出す.一応,チェーンは買ってあるけど,うちのクルマは夏タイヤだしねぇ.
ということで,朝9:30頃に横浜を飛び出して一路,伊丹まで移動.こういう日は,箱根は絶対大雪でチェーン規制も出ているに違いない.横浜から藤沢→厚木と抜けて,厚木から東名に乗ることにする.途中,藤沢辺りがもう雪景色で,ここは湘南か,という感じがばりばり.
ところが,この先の厚木に入ると,もう雪は雨に変わってた.チェーン規制もなしなので,そのまま走って行くと....今度は,御殿場界隈が凄いことになっていた.

これ,多分,60km/hくらい.普段は100km/hくらいで走れる場所なのに....ま,仕方あるまいて.結局,沼津の手前までは雪がちらついて慎重な運転を強いられる.ところが,これが名古屋辺りになると薄日がさす程度には天気も回復.なんとか,17:00頃には尼崎I.C.までたどり着いた.
さて,115,000km程度,というところでショックを変えてみたワケだが.ディーラのメカニックさんからも「そろそろですね」とは言われていたし,ちょっと年末に移動していた時にリアサスが跳ねる感じがしたのもあり,先週末にディーラにお預けして変えて貰った.4本交換,〆て¥285,000くらい?今回,帰りに乗ってみて思ったんだが,うーん,今ひとつ,新車の頃の「かっちりした感じ」にはまだ至らない気がする.ショックじゃ無くて,スプリングの方がヘタった?あるいは,もうボディが経たって来たせいかしらん?まだまだ,このクルマには頑張ってもらわないと,と思っているんだけど,中々この辺りのチューニング,というか因果関係が難しい......

2013/01/09

SAMSUNGのSDDを買ってみた...んだが....

さて,正月休みの間,大したことはやっていないんだが,ちょっと思い立って,伊丹すたぢおのiMac(Mid 2011)用にSSDを買ってみた.SSDをThunderbolt経由で繋いでやって,「高速な外部ディスク」を確保してみよう,という腹づもりである.購入したSSDは,SAMSUNGのMZ-7TD500Bという奴.これを,GoFlex Thunderbolt Adapterというケースに突っ込んで,これでThunderboltバス上にSSDを用意しようじゃ無いか,と考えたワケだ.ここにシステムを移してやって,Virtual Instrumentsの「音源ファイル」へのアクセスを高速化してやろう,という考えである.

ところがだ,この外付けSSDをiMac Mid 2011のThunderboltに挿すと,どういうワケかHDDとしてフォーマット出来ない.フォーマットエラーと言われて,エラーで終わってしまう.ん?普通のSATAなのに,なぜそんなことが起きる?あれー,これはSAMSUNGの「バッタモン」を掴まされたのか,とも不安になる.
ちなみに,うちのiMac Mid 2011は,未だに(PowerPCコンパチビリティが欲しいので)Snow Leopardのまま.まだMountain LionどころかLionにも上げていない.Thunderboltも出始めの頃の機種なので,その後何かFirmware updaterでも出ていないか,とも探したが,どうも出てこない.どうやら最低でもLionに上げないと,EFI updaterも動かないみたいだし.参ったね.
さて,これは何が原因なんだろう?まずは,GoFlex Thunderbolt Adapterの問題か,とも思ったので,伊丹すたぢおにあるバックアップ用の2.5" HDDをこのケースに突っ込んで見た.あれ?見えるじゃん.次に,FireWire I/FのケースにこのSamsung 840をさしてみた.今度は,MacBook ProのFireWireに入れてみると....あ,こっちは動くんだ.....フォーマットも一応してみる.うん,動く.
ふっと,店のWebサイトを見ると,このSSD,サポート機種にiMacが入っていない....ん?どうやら,棒はとんでもない間違いをしたかもしれない.どういうワケかしらないが,iMacはひょっとしてこのSSDを繋ぐことが出来ない....のか?うーん.....
一応,MacBook ProでFireWire経由でSSDをフォーマットしてみる....と,これができるんだな.一応,Zero Paddingモードで初期化してから,もう一度上のケースに入れてiMacのThunderboltバスに移してみると,今度は.....ファイルひとつを移して見る.うん,動く.ところが,だ.Carbon Copy Clonerを通して大量のデータを移そうとしてみると,SSDが突然システムからunmountされてしまう.うーん....何じゃこりゃ?どうも,このSSDは,インタフェースはSATAだし,何も問題無いはずなのに,どういうワケか継続的に使うことが出来ない....らしい.うーん....参ったね.なんでそんな変なことになるんだろう?
.ま,いざとなれば,このSSDは横浜すたぢおのMac Proに突っ込んで使う,というのもありかもしれない.それも考えて見るかな....なんだかなぁ.後は,7200 rpmのHDDを買ってみて,iMac mid 2011で使えるか確認してみる....くらいかなぁ.