2016/10/30

Echo 15+ Thunderbolt 2 Dockを買う

先日,うちのiMac 27" mid 2011は,グラフィックボード入れ替えと併せてsuper driveも新品となり,されにHDD,SSDも入れ替えて,これはとても良い環境になった,と思ったんだが....どうも縦置きSuper driveが"脆弱"というか.先日,rippingしたCDをejectしようとしたら,ドライブのどこかに物理的に引っかかっちゃって,CDが出てこなくなってしまった.どこかのWebサイトに「本体を少し前に傾けると取り出せる」なんて記述を見つけ,試したらなんとかコトなきを得たんだが.....ね.どうも,"縦置き"super driveは色々と信頼性が低い気がする.
またこんなことに遭遇すると面倒だし,Thunderboltで繋ぐDockでも買ってきて,USB 3.0 portを用意しちゃおう,ここに外付けのsuper driveでも繋ごう,そう思い立って,いくつか調べてたら....あら,Thunderboltで繋がるDVD Driveがあるじゃん!見つけたのは,Sonnet TechのEcho 15+ Thunderbolt 2 Dockという奴.秋葉館で売っているらしい.しかも,USB 3.0 portが4口,FW800もひとつついている.さらに,2.5" SATA Diskなら2本,3.5" SATA Diskなら1本,内蔵することができるらしい.Thunderbolt 2でDaisy Cainが出来るのもありがたい.今,外付けThunderboltケースに入れている4本のSSDのうち2本くらいをこのケースに突っ込むのもあり,だな.机の上をきっと広くできるのもありがたい.これは良いかもしれないなと思い,都内に出た時についでに買って見た.
内蔵するSSDをどうするか,まだ決めきれていないので,iMacの下に置くことはしていない.蓋開けるのちょっと面倒っぽいし,まだ内蔵するSATAのDisk構成を決めきれていないんで.まずは,脇の方に置いて様子見.iMac mid 2011では,本体にはUSB 2.0しか無いので,USB 3.0のportを4本追加できるのはありがたい.ただ,ファンの音は若干賑やかかな.もう少し「消音ファン」に出来ないのかなぁと思う.まぁ,sonnet techは昔からファンの音処理についちゃ下手な印象もあるんだが.以前買った,外付けPCIeシャーシも,電源付けるとうるさかったので外しちゃったもの.あと,こいつ,外付け電源ユニットが意外とでかいのも,ちょっと想定外だあった...orz.....ま,いいや.もう少し時間が取れたら,机の上の見直しとかすることにする.調子に乗って小さい容量のSSDをたくさん買っちゃったのが失敗したな.

2016/09/09

iMac mid 2011の内蔵のSSDとHDDを交換する

Appleに修理に出した伊丹のiMac 27" mid 2011,どうせ今回の修理で蓋を開けたんだから,と,それを理由に,外付けHDD/SSDでの運用を見直し,本体の内蔵HDD/SSDを換装することにした.
購入した2011年には,内蔵HDD 2TB,内蔵SSD 256MBという構成は暫くは大丈夫だろうと思っていたんだが,やはり5年も経過して,Snow Leopard,Marvericks,El Capitanと3代のOSを載せ,しかもユーザ領域を各々別々に独立して保管するには2TBの容量はちと辛い.特に,最近はVirtual Instrumentsの利用も増えていて,こいつらをシステムディスクにインストールすると,OS1代あたり概ね750GB程度の容量が必要になる,という目論見だ.Marvericksの時は,外付けThunderboltのHDDケースにSSDを挿してなんとかしのいではいたが,外付けHDDも2つ,3つと増えて来るとiMacの周りがごちゃごちゃしてどうも堪らん.しかもThunderbolt外付けHDDケースに調子の悪いのが出てきて,どうもHDD/SSDを認識しないものが出てきた.それなら,机の上を整理するために,必要なモノは内蔵化した方が精神衛生上も良かろうと,今回内蔵化を図ることにした.
とは言え,Web上の情報を勘案すると,液晶パネルを外して,さらにmother boardのネジも緩める必要があるとか,SSDはDVDドライブの下にあるとか,色々作業も面倒そうだ.ひとりでやるのも何かと辛い.Webを探すと,難波の方で出張修理専門の業者がいるみたいなので,ここに声をかけて,必要な部材は当方で用意,作業だけを業者にお願いすることにした.
段取りを付けたら,まずは部材の手配.内蔵する3.5" HDDはWDの6TB,NAS用のREDのシリーズを選択する.HDDに付ける温度センサー付きのケーブルは,秋葉館で調達.iMacでは,本体内のファン制御のために,HDDの温度を利用しているらしいんだが,これが電源ラインの上に温度情報を流す,という特殊仕様にしているそうだ.これを付けないと,冷却ファンが偉い勢いで回って煩いと聞いている.それも困るので,この特殊なケーブルを用意した.SSDは7月に既に購入済,El CapitanをインストールしたSamsung Evo 850の2TBモデルをそのまま流用.ここに,El CapitanのOSと,宅録用の領域,それからWindowsのVMファイルを配置することにする.
部材が準備出来たら,次は業者さんに連絡取って,作業を正式に依頼.費用は¥10,500とのこと.作業時間は30分〜1時間程度とのこと.土曜日の希望を出したら,金曜日なら空いているけど土曜日は駄目なんだそうで.なので,出張が入って午後の帰りが早く出来そうな金曜日の1900に作業をして貰うことにする.
業者が来る日時が決まったので,内蔵するHDDを実際に「生きたシステム」にする準備をする.6TBの3.5" HDDは,1TB×3+ユーザ領域として3TBに分ける.各1TBにはEl Capitan,Marvericks,Snow Leopardの各々のシステムをコピーしてインストール.何かあれば,ここから起動出来るようにする.ユーザ領域の3TBは,過去の3代分のOSの各ホームディレクトリをここにコピー.いつでも切り戻しが出来るようにして置く.SSDは,当初考えたように,El Capitan用の1TB,VM用に500GB,宅録データ用に500GB.これだけにまとめれば,外付けHDDに分散していた各種データは,内蔵HDDと内蔵SSDに集約出来てすっきり気持ちが良い.外付けは,持ち運んで横浜スタヂヲと同期するためのArchiveだけを残して運用出来るようにする.準備が出来たところで,金曜日を迎えることになった.
出張から戻って,1830には待機.部屋を若干片付けたりしてね.で,1900ちょうど位に業者さんが登場する.業者さんには早速,このHDD,SSD,ケーブルだよ,と示して作業をして貰った.うちのiMac mid 2011の場合,内蔵の3.5" HDDはHGSTの2TB,内蔵のSSDはTOSHIBAが入ってた.ま,データは抜いてあるんで,後は,これをAppleに次に修理を出す時のために残して置くか,くらいなところかな.作業は,着手してから概ね30分で終了,立ち上げて,簡単に動作確認をする迄.傍で見ていたけど,何となく雰囲気は掴んだかな.ばらしは多分,次は自分で出来そう.ただ,最後に液晶パネルを入れるところが一番大変かも.バラシの最難関は,やっぱり液晶パネルの部分で,これは部材(Assy)が重いのが最大の問題.液晶パネルの裏に比較的細い結線が4本走っていて,最初に向かって左上,次に真ん中あたりに2本,最後に左の下の方の太い奴を抜く,ような感じ.繋ぐ時はこれを逆順に.業者さん曰く,短いものから外す,長いケーブルから繋ぐ,んだそうです.作業が終わって,液晶パネルを繋いだところで,一度iMacを起動させて様子を見る.無事,立ち上がりました.問題無しのようなので,そのまま液晶パネルを止めるネジを締めて,液晶保護パネルを入れておしまい.
この業者さん,作業の途中でたまに,HDDやSSDを入れる向きを悩んでたのが印象的だけど.まぁ,そこそこ短時間で作業終えてくれたんで良しとするか.
と,いうことでかなり快適になったうちのiMac 27" mid 2011.ところがこの作業を進める途中で,今度はうちのメインで使ってるMOTU 828 mk3が立ち上がらなくなる不具合発生!何時まで経っても,本格的にDTM環境が整わないのであった....orz


2016/09/05

iMac 27" mid 2011が逝く....

伊丹のiMac,ただいまEl Capitanへの移行作業の途中だが....それは突然やってきた.....
ことの発端は,こういう具合だ.まず,VMware Fusion 8でWindows7を立ち上げたまま,Host OS (El Capitan)そのものがsleepに入ると,その後,何故かMacOSXのsleepからの復帰に失敗する,という現象が,先日来見られていた.これは,大抵,Host OSを強制リブートすると,大抵問題は解決した,のだった.多分,どこかでMemory Leakが起きているんだろう....特に,最近,MacのDisplayがRetina化を勧めていて,この結果大きなVRAMが要求されているのかな,と思い,Retina Displayを使うというチェックは外して運用することにした.さらに,HostOSの電源状態をGuest OSにも伝える,というチェックも入れておいた.不幸は,ここで不覚にも寝てしまったことに起因する.朝,さて作業の続きをやるか,とした時に,iMacがsleepから復活しない.昨日まではVMware Fusionが死ぬことはあっても,電源ボタンでrebootしたら大抵復活してたしな,と,今回もreboot....したら,今度はbootシーケンスの途中で止まる,という事態に陥る.
電源を入れると,スクリーンがグレイになるので,電源関係じゃない.bootのプログレスバーも2/3くらいまでは着実に進む,のだが,そこでピタっと進行が止まる.何かを見に行って帰って来ない現象.こういう時,大抵以下の手順を踏んで,現象を切り分けるのが,長年のMacユーザだ.もちろん,僕もやってみた.

  • まず,NVRAMをリセットする.⌘-PRキーを押しながらrebootするとNVRAMがクリアされる.大抵,1度ポーンと音がするまではキーを押しておく....らしい.
  • 次に電源管理システムをリセットする.一度,電源を抜いて15秒ほど放置,次に電源を挿して5秒ほど放置してから電源ボタンを入れる.
  • 次に,最近のMacOSXはシングルユーザモードで立ち上げられる.これはbootの際に⌘-Sを押して立ち上げる.うん,これは起動する....んだが,read onlyでマウントされたunix file systemを前に,俺に何をしろと?fsckでも動かせ,ってか?まぁ,立ち上がることは判った.
  • そうすると,何を見に行ってHangしているんだ,ということになる.この頃には,そろそろ繋いでいる周辺機器を外して,iMac内蔵HDDのMacOSX 10.6から立ち上げようとしているんだが.....現象の改善は見られない.
  • 最後に,色々な拡張機能をboot時にインストールしないように,shiftを押しながら起動する.これは....Blue Screenに陥る.一回,徹底して放置して置いたら,そのうち,iCal(いや,今はCalendarに名前が変わったか)の予定を何か読み上げている音はしたな......っつーか,なぜ,そこに至るのにそんな時間かかっている?しかも,画面はBlue Screenのままだし....orz....
  • これは,噂のGraphic Cardか?iMac 2011 mid 2011は,たしか,販売後にGraphic Cardのリコールがあったはず.うちのiMacは全然問題になっていなかったので,放置してたんだけど......
  • それならHWテストをすれば良いはず.これはboot時にDを押しながら起動する,か,opt-Dを押しながら起動する.これを試したら,ローカルのApple Hardware Testが起動する(opt-Dの場合は,The Netの向こう側でApple Hardware Testが動くらしい).試してみたんだが,やはり途中でハードウェアのprofileをとっているようなメッセージを出したまま,止まる.....というか,全く帰ってこないし.
これは参った....いや,ここから先は手元で打つ手は何も無い.仕方無いので,ここでAppleのサポートに連絡.
また,AppleのサポートのWeb Pageが何故か途中から英語版になるし.確かにLocaleを英語優先にしているからなんだろうけど,これで電話したらどこへ届くんだろう?しかも伊丹はケータイ電話しかないのに....ということで,chatを選択.ところがまた,これが癖があってね....chromeでアクセスしていたんだが,このサポートのchatはpop-upでchat画面が出る.初めてのことで最初判らなかったんだが,ChromeのURLに何かエラーがあるみたいな表示があって,これをクリックしたらやっと立ち上がったよ.何だかね.
で,chatで,ことの経緯をざっくりサポートの係に伝える.暫く反応が途絶えた後,早々に降参が出て,「もっと詳しい人」からCall Backするのでケータイ電話教えてほしいと言うことになった.電話番号を教えて暫くすると,Appleから電話.結局,現象からmother boardかGrahphic Cardが怪しいという話にはなった.ま,そうだろうねぇ.やっぱりGraphic Cardかな.....27"のiMacを心斎橋まで電車で携帯するのもさすがに辛い(もっと言えば引取りが辛い)ので,ここはpickupサービスをお願いする.水曜日夜にpickupしてもらえるように手配した.その時,窓口の話では,支払い方法とかは,修理に入る際にメールに連絡が入ると言うことだったんだが.....
この連絡というのが中々来ない.木曜日に届くかと思ったが,何も連絡が来ないので,
さて,サポートの話では,このpickupでの修理サービス,修理にかかる前にメールが来て,支払い方法とか修理内容の連絡があるらしい.んだが,これが中々届かない.預り証の番号をクロネコヤマトのサイトで見ていると,水曜日にだした荷物は金曜日朝0900頃に厚木のサポートセンターに届いた模様.午前中は暫く,修理確認中見たいなステータスだった.それが午後には修理作業中になって(何も連絡も無いまま),夜確認したらもう発送した,というステータスに変わっている.荷物の番号を見ていると....どうやら,土曜日の朝には,伊丹の集配場を出たという案内に変わっている.Appleからの連絡はメールだけ,それもステータスが変わったことを,Webページの更新に遅れること概ね3〜4hr程度してから届く,というね.なんだかなぁ.いくらかかってどこに問題があって,どこのパーツを置き換えたのか,気になるところなんだが.多分,Vocaloidのオーソライズはmotherboad上のNICのユニークIDを使っているはずなのにね.これが勝手に変わるとこちらも困る....というね.しかも,修理費がいくらになるかも全然判らないし.....ま,荷物が届いてからかな.日曜日の夜に持ってきてね,と,クロネコヤマトさんにはお願いしておいたから.....
で,日曜日,無事に届きました.さて,お代はというと,代引きで¥50,790也.たまたま,手持ちがあったから良かったものの,Appleさん,サポートの言うことと修理センターのやること違うじゃん,と憤ってしまった.修理内容は,やっぱりGraphic Boadの交換,そして壊れてたSuperDriveの交換.まぁ良いんだけどさ.SuperDrive交換に¥50,000かぁと思うとちと高い.だって,GraphicBoadはリコールがあったわけだし.リコール期間中は壊れなかったけど,なんだかね.釈然とはしないわな.液晶カバーに付いた汚れはとってくれなかったし.....

2016/08/27

DTM環境のEl Capitan化

さて,うちの2台のMacBook Pro 13"を,MacOSX 10.11 El Capitanに揃えていて,これが中々快適に動作することもあり,それならDTMを目的としているMac Pro mid 2010やiMac 27" Mid 2011もいっそEl Capitanに更新するか,と考えるに至った.2台ともMarveriksで運用しているんだが,そろそろMacOSXもSieraが出たらSecurity Updateがでなくなるだろうし,さらに古いJRE 6.0のサポートがEl Capitan迄と宣言されたという情報を得たことも,こうした決意を後押ししている.まぁ,手元に,El CapitanのインストーラUSBを作れたからというのが,実は一番大きな動機だったかもしれないが.
これが,決意してから苦節ほぼ1ヶ月,意外と時間を取ってしまった.今回は備忘録として,記録して置く.
  • VM上にWindows 7をインストールするのが意外と面倒
今まで,MacProではBootCampのパーティションを作ってて,そこにインストールしていたWindows 7をVMからアクセスする,という使い方をしていた.HDDへのアクセススピードも向上するだろう,という考えからなのだが,逆にこれはHDDの交換を難しくする.今回のOS更新では,システムを入れたHDDから移行するつもりだったんだが,どうもBootcampのpartitionは面倒だ.通常のVMファイルを使った方が,将来の移行も楽になるだろう,と考えた.
ついでに,Mavericks上ではParallels Desktopを使ってたんだが,Parallels DesktopのHost OSとのファイル共有は,基本,全てのFile Systemを見せてしまおう,というもの.どうもセキュリティ上の不安もある.以前使ってたVMware Fusionは,Host OS側の特定のフォルダだけをGuest OSに見せる,という形式で,こちらの方がSandBox化はしやすい.どうせなので,今回VMware Fusion 8に移行することにする.
そんなわけで,VMware Fusionの上でVMを作って,Windows 7をまっさらからインストールしたんだが,インストール迄は良かった.その後のWindows Updateがかなり嵌って苦戦した.手持ちのWindows 7は無印(SP1前)の奴なので,これをまずインストール,次にSP1迄は順調にインストール出来たのだが....そこから各種Security Patchを入れようとすると,Windows Updateがことごとくエラーになるのである.なんじゃ,こりゃ,と.Webで色々漁って,Windows updateがエラーを吐く時には,まずWindows updateを最新版に上げる(それ用のパッチを選んで来て先行して上げる)とか,IE11に上げる(同様にそれ用のパッチをMicrosoftのサイトから選んで来て先行して上げる)とかしたんだが,全然駄目.最終的に行き当たった情報は,「PCに搭載したRAMの1.5倍程度の容量をページファイルサイズに設定する」というもの.これが当った.VMには4GBのRAMを割り当てたので(面倒なので)Windowsのページファイルサイズを8GBにしてWindows updateをかける.やっと,400個にもなろうというupdateが降ってきた.なんとか半日かかって,Windows 7を最新版に上げることが出来た.
それにしても,Windowsとは,なんてクソ忌々しいOSなんだろう,と思ってしまう.こんなにSecurity updateが落ちてくるOSを何故みんな使っているんだろう....と思ってしまう.Vocaloidを使わなければ,こんなOSは排除したいんだが.....
  • El Capitan上でParallelsのVMをVMware Fusion 8に移行するなら,Parallelsも最新版にしないとね
これは,当初,移行手順を考えていた時には全く気が付かなかった.伊丹のiMacは,最初からVMファイルを使った運用をしていた(Bootcampでのインストールが上手く行かなかった)のだが,Parallels DesktopからVMware Fusion 8へのVMファイルの移行が最初,うまく行かなかったのだ.
このiMacの場合,最初はVMware Fusion 4を使っていたのだが,Mavericksに移行した頃には店頭販売から撤退してたので,仕方なくParallelsに移行したことを覚えている.Parallelsへの移行の際,VMware FusionのVMをそのままimportすれば良かったので,同じように今回もできるかな,と期待していたんだが....Parallels Desktop 9のVMをVMware Fusion 8にimportしようとすると,ディスク・スペースが足りない,等と言われる.参ったね.
仕方ないな,と一度,Parallels Desktopを11迄上げて(ライセンスを買っておいて良かったと思いながら....)動作を確認.その後,Windows 7上でUSB Bus上の機器をマウントしようとして上手く行かなかった(VMが落ちる)ことから,試しにこの段階でVMware Fusion 8にimportしたら....あ,今度は上手く行った,というね.なんか偶然なんだが,今のところ使えている見たいだから良しとしよう.
  • El Capitanでは古いDTMソフトだとインストーラが動かないことがある
DTMソフトの最近の高機能化は目を見張るものがある.まぁ,高価なんだからそれぐらいにしないと売れない,という側面はあるんだろうが....でだ.今回,最初は,El Capitanをクリーンインストールするつもりで居たのだ.実際,HDDにパーティションを切って,クリーンインストール迄している.ところが.....DTMソフト,具体的にはMOTUのDigital Performer 7なんだが,これをインストールしようとしたら....インストーラが落ちる.DP7そのものは,まぁ,DP8, DP9も持っているし,断捨離しても良いんだが....そうは言ってもDP8やDP9は,まだ基本的な機能にバグが残っていることもあるからなぁ.安心するためにDP7は動かしたいんだよなぁ,という状況.具体的には,ミキサのバスアサインのパンを弄ると落ちるんだよね.
それよりも心配なのが,僕はDP7が出た頃に購入したMach Five 3とElectric Keysを使っている.こいつらのインストールが出来るのか,不安を感じる.そこで,今回は止む無く,Marvericksからの上書きインストールを選択することにした.ちなみに,DP7は,HDDを移行すると改めてAuthorizeが必要になるんだが....興味深いことにAuthorizeは上手く出来た.まだ,立ち上げただけで本格的に弄っていないのでなんとも言えないが....一応動くことが予想される,と言う状態.
まだ,これは試していないんだが,あるいはこれはEl Capitanから導入されたS.I.P.(System Integrity Protection,またの名をrootless化)の影響かもしれない.多分,インストーラが,SIPでプロテクトされているエリアのファイルを書き込みに行くんだろう,と予想している.
  • Line6のBass POD xtやPOD X3のパッチ編集はWindows 7に移行する
これは,当初から予想されていた話ではあるんだが,Line 6は既にBass POD XtやPOD X3のメンテナンスサポートは終了している.一応,MacOSX用のEl Capitan対応ドライバは提供しているんだが....これらのドライバを使っても,POD Xt用のLine6 EditやPOD X3用のGearBoxはUSB経由で音色データをダウンロード出来ない.あくまでも,Audio I/Oとして活かしている,という程度になっている.それでも,MarvericksではLine6の古いドライバをインストール出来たので,なんとかごまかしつつ使っていたんだけどね....
仕方無いので,Line6のこれらのソフトを動かすのはVM上のWindows 7に移行することにした.VM上で,Line6のデバイスをWindows側に繋いでやると,一応音色の吸い上げ迄は出来ることを確認済.まあ,そろそろAmp SimulatorはKemparとかに移行しろということかもしれないが.....最近のAmp simulatorはむちゃくちゃ高いんだよなぁ.消費者向けじゃ無いのが悩ましい.
  • AU plug-inは大抵,最新版にしておけば大丈夫っぽい
古いインストーラを使っているという点では,Toontrackも導入時期はかなり古いんだが.これは,ToontrackがProduct Managerと言うソフトを提供してくれていて,これをインストールすれば,購入・インストールしているソフトを最新版にするpatchを提供してくれるので便利.多分,クリーンインストールも可能なんじゃ無いかな.今回,MacOSXのクリーンインストールを実施していないので,確証は無いんだけど.
Native InstrumentsもKomplete 10は今のところ大丈夫っぽい.Logic Proを入れて確かめた範囲では,Kore PlayerだけがどうもAU validationを通過しないんだけど.それ以外は問題無さそう.
Universal AudioのApolloは,これもUAD-2の最新のドライバに入れ替えてあげれば問題は無さそう.
MOTUのVirtual Instrumentsは前述の通り,クリーンインストールしていないんで,実はクリーンインストールすると大変,かもしれない.特にMach Five 3.0は,音色のupdateが手でやった記憶があるんだよねぇ....SIPとの関係で上手く行くのかしら,ちょっと心配.
AU Plug-inでまだ確認をしていないのは,PSPのVintage Warmerくらい.後はMelodyneとAutoTuneか.MelodyneとAutoTuneは,各々¥15,000程度でupdate出来そうなので,後でupdateかけちゃおうかとも思っている.これらはいずれも横浜のMacProだけの問題なので,まだ確認出来ていない.それから,Spectrum AnalyserはFreeで配布されているBlack Cat Audioのスペアナに移行しようかな,と考え中.
後は,RolandのIntegra-7 Edit ver.2は動作確認済.これもAU plug-inになっているんだが....ま,動くんだから良いか.

  • Vocaloidの環境も随分変わったみたいだ.
あと,Vocaloidのver.2をインストールした後,コレをVocaloid ver.3 Editorで読み込ませるためのLibrary Importが出来てない.これ,Yamahaのvcaloid.netの上にあるはずのURLが,今,404 Page Not Foundになってるのが原因.Authorization Keyを発行してもらえない.なんか,見るとSONICWIREとか,各Vocaloid DBの開発元に,このver.2のVocaloid DBをver.3にimportするツールやAuthorization Keyを発行して貰うように切り替えたっぽい.うーむ.
  • MacProで,何故かiCloudへのログインが上手くいかないし,Mailの移行がうまくいかない
これは,まだ調査中.色々と調べて見ると,Key Chainを作りなおせとか色々あるらしい.Mail Boxの移行が一番アタマイタイ話なんだが....ただ,この辺り,最近はiPhoneですんじゃっている話もあり,あまり焦っていないのも事実.それにほら,AUがADSL止めちゃったから,今ボクのメールアドレスはiCloud上のしか残っていないしなぁ.....一度昔のアカウントを全て消せ,って言う話らしいんだが,どうもそこも面倒でまだ手を付けていない.今度横浜に戻った時にじっくり試して見るか......

....ということで,色々と試してみた感じ,なんとかDTM環境は復元出来た,と思う.後はWindows 7上のVocaloidのauthorizationを片付けて,本格的に運用して何が出るか,だな.一応,昔の環境に戻せるように,データは全て残してあるんで,今のところは問題は無いと思うんだけど.

2016/07/22

MacOSX 10.11 El Capitanが意外と快適なので....

昨年の年初に購入,というか到着したMacBook Pro 13" mid 2014,これまで買った時のまま,MacOSX 10.10 Yosemiteで運用していたんだが.先日購入したMacBook Pro 13" mid 2012は最初からEl Capitanで,これが意外と快適な動作を見せるものだから,これは良いじゃないか,それなら,MacBook Pro 13" w/Retina Display mid 2014の方もEl Capitanに上げてやろうと,思いついてしまったのだった.
最初にやったのは,システム領域のバックアップを取ること.ユーザ領域は面倒なので(どうせ,SSDの容量は1TBしかないし,過去のシステムを置いておく必要性が低い)そのままにして置く.で,ユーザ領域用にパーティションを分けて運用しているので,このホームディレクトリの設定を外して,システム用パーティションをバックアップ.今回は面倒なので,Disk Utilityを使ってDisk Imageを作るだけで済ませる.朝には作業が終わってた.かなり容量に余裕がある感じね.
で,平日なので,普通に会社に行って,帰ってきてから,update.....しようとしたら,先日MacBook Pro 2012で作ったインストール用のUSBからの起動ができない....orz...うーむ,何か間違えたか知らん?仕方ないので,改めてインストーラをdownloadする.これでまた1日を潰してしまう.
そしてやっと今朝,会社に行く前にサクッと,El Capitanのインストール作業.まぁ,そんなに時間が掛かるものでも無いし.今のところ特段の問題もなく,順調に動作中.なんとなく,やっぱり早くなっている気がする.こういう時にBenchmarkがあると便利なんだが....生憎とGeekBenchなどは有料ツールだし,そんな頻繁に使うようなソフトでも無いし.
久しぶりに,IMをことえりにして,優秀と噂の日本語変換を使ってみる.なるほど,スペースを打たなくてもどんどん勝手に変換してくれるようになったのね.ただ,口語体で書くとうまく変換しない時があって,ちょっとイラつく.ここは,IMに色々と教えなくちゃいけないところなのかな?今まで,僕自身はことえりは使っていなかったしね.
さて,El Capitanにupdateすると,動作は中々快適に見える,ただ,CPU負荷は以前と比べるとちょっと高いかもしれない.UIFの反応は結構軽快に感じるんだが,裏では負荷の高い作業をしているのかしらん?ま,オフィス作業用には,これで十分なんじゃ無いでしょうか?

2016/07/17

MacBook Pro 13" mid 2012を新品で1台買って見た

今やほとんどradiko.jpi専用機と化している,うちのMacBook Pro 13" mid 2009が,先月くらいから調子が悪くなっている.厳密に言うと,まずTrack Pad上でclickが中々入らない等,問題が散見されたんだが,先月辺り,夜中に異音を発するようになった.どうにも息も絶え絶えな模様である.最初は,この夏の暑さでHDDが壊れたのかとも思い,急いで2TBの2.5" SATA HDDを購入,データ移行をしてHDDを入れ替えてみたのだ.でも,異音が今ひとつ解消しない.いや,それ以前に,内蔵バッテリが膨らんでしまったようで,裏蓋を閉めるのもやっとという状況である.これはいかん,放置していると火事になるかもしれない.
一方で,このMacBook Pro 13"を,去年の1月に導入したMacBook Pro 13" Retina Display(MBPR 13" mid 2014)で置き換えることも困難な状況になっている.このMBPR 13"は,持ち歩き作業用に環境もセットアップしてあって,特に社外委員会など,社内情報と隔離して運用する必要があるときに,このマシンが活用されている.こんなマシンをradiko.jpように据え置き利用するのは,ちょっとはばかられる.
いっそ,MBP 13"の置き換え用にMacBook 12"でも買おうか,とも思ったが....今時のMacBookはUSB-Cポートひとつで充電も周辺機器との接続も賄う,という使い方.今の手持ちの周辺機器を使い回すには,それなりに初期投資が必要になりそうだ.それにCPUの遅さ,搭載できるRAMのサイズと比してお値段は高め,どうにもコストパフォーマンスが悪い.では,小さいマシンということでMacBook Airを選ぶか?でも,Thunderbolt端末が出ているので拡張性には少しだけ優れるが,そうは言っても,搭載できるRAM容量,CPUの速度などを考えると,今ひとつ,食指が動かない.コストパフォーマンスが悪いと思う.何より,最近のAppleのMacBook系列はRAMをOn Boardにしてしまってて,拡張性が悪い....ということは,長期的に使えるマシンとはなり難い.特にRAM容量は将来,絶対増やしたいと思うようになる.
こうした中で,MacBook Pro 13"の一番下のラインが目に付いた.これなら,以前のMacBook Proのように,自分でHDD交換出来るし,RAM増設も自分でできる.しかもWebで調べてみると,このMacBook Pro,公称搭載RAMは8GBだが,実際は16GB搭載できるらしいじゃないか.これは良い.USB 3.0,thunderbolt,FW800と,I/Oもそこそこ揃っている.しかも,サブ機として丁度良い程度にお値段控えめ.実際のところ,2012年発表のHWがそのまま継続して販売されている訳で.4年前のHW設計な訳だが,CPUをcore i7 2.9GHzに増強もできる.Mac OS Sierraが出る頃には,このラインはdiscontinuedされちゃいそうな気もするし....そう考えると,今が「買い時」なんじゃないかって気がする....という判断をしたのが先週の土曜日のこと.思い立ったら吉日で,そのまま,BTOでCPUをcore i7 2.9GHzにupgradeしたモデルをオーダしてしまった.税込大体¥155,000程度.HDDは500GB,RAM 4GBという構成にする.もう,買ったその日に自分でカスタマイズするもんね,というやる気満々である.
ここまで仕込んだら,次は,火曜日には都内に出張の折に,秋葉館に立ち寄って,8GB DIMMを2枚,さらにSunDisk Extreme Pro 960GB SDDを購入.この週末に届いたら,早速作業に入れる準備もしておく.ちなみに,SunDiskを選んだ理由は,trimへの対応が期待できるから.なんでも,MacOS X 10.11.4以降では,forcetrimコマンドが使えるようになって,Third Party製のSSDでもtrimを効かせることができるらしい.ただ,SAMSUNGの8*シリーズはSSD搭載Firmwareのバグで,データロストが起きる可能性もある,という記事を読んだのでね.そういうやばそうなSSDのリストに無い機種を選んだのだ.
一方,オーダしたMacBook Proは,火曜日には深センの工場を出荷され,金曜日の朝には横浜スタヂオ近所のクロネコヤマトの集配センタまで届いてた.配達日は土曜日の午前中を指定して,土曜早朝,クルマを飛ばして伊丹スタヂオから横浜スタヂオへ移動.スタンバッて居たんだが,これがちっとも来ない.ま,夜を徹して走ってたので,ベッドに入ってぐっすり寝てたワケですが.途中,10:15頃に起きて,クリーニング屋への用事もあったので30分程中座もしていたんだが,やっぱり来ない.あと数kmの距離のはず,作業に必要な資材も全て揃っているというのに.....と,言うことで,戻ってきたらまたベッドに横になっていた....らすっかり寝込んでしまったらしい.iPhoneのSMS着信音で目が覚める.あー,やっちまったようだ.ぐっすり寝入っていたのもあり,クロネコヤマトさんに気がつかなかったらしい.不在通知に書いてあるドライバのケータイに電話,相談したら,再配達しても1500,集配所に取りに行くんでも1500頃になるとのこと.それなら,こっちから取りに伺いますよ,と集配所に留め置いてもらうように手配してもらった.
1400頃になって,集配所からほんの5分程度のところにある市場の食堂に食事を摂りに出かける.1445くらいに,食事も終わって,少し早いけどMacBook Pro 13"をpickupしに行ってみるか,とクルマに戻ったところで,ケータイのSMSに「お渡しする準備ができました」という連絡が入る.寝過ごして「持ち帰りました」の連絡もApple Storeが差出人になっているし,このあたりの仕組みって中々面白いよね.それはともかく,安心してクロネコヤマトの集配センターへ行って,無事,MacBook Proをpickupしてきた.
さて,戻ってきて,すぐに作業…とはならず.やっぱり眠いので,もうひと眠りする.起きたら1900だった.まぁ,少しは涼しくなって,落ち着いて作業ができそうな時間帯.たっぷり寝てスッキリしたし.で,起きて,やっと作業にかかる.
まずは,起動する....前に(4GBのRAMじゃ最初から辛いだろうと思って),まず裏蓋を外して,DIMMの差し替えをする.まぁ,簡単なものだ.どうせ裏蓋を開けたところだし,面倒なので内蔵HDDも外して,SSDに置き換え.オリジナルのHDDは外付けの2.5" HDDケースに移しておく.このunibody 13" MacBook Proは,HDD交換は今までも散々やって来たし,そもそも作業がしやすい作りで大変助かる.そう,これが所有する喜びなんだよ,と思ってみたりする.
ハードウェアのカスタマイズが済んだら,蓋を閉めて電源を投入する.最近はAppleはリカバリー用DVDを同梱しないんだけど,代わりにSSD/HDDにリカバリ領域を取っているはずだよな,ということで,リカバリーモードで(⌘~Rを押しながら)MacBook Pro 13"を起動.Disk Utilityを起動して内蔵したSSDを2 partitionに分割.今回は,システム領域を250MB,ユーザ領域を残りと設定してみた.Bootcampはもう面倒なのでやらない方針にする.VMのイメージファイルを使った方がマシンの更新,HDDの交換の時に安心だ,というのを体得したので.ただ,El Capitanになってから,Disk Utilityのユーザインタフェースが随分と変わって,ちょっと戸惑った.最初は,なんか細かい断片をpartitionとして定義しそうになったりしてね.
SSDのフォーマットとパーティショニングが終わったら,次はシステムの再インストール.リカバリーモードのメニュー画面からOSの再インストールを選択する....と,おや...何やらWiFiのアクセスを聞いてくる.うーむ,どうやら,Appleからダウンロードされるみたいだ.auがADSLサービスを止めてしまったので,今頼りになるのはUQWiMaxだけだ.これに繋いで,さぁ,インストールだぞ,と思った途端に....今度は「このMacは登録されていない」みたいなことを言われる....うーん?何じゃそりゃ?ダメじゃん.そうか,HDDケースの電源入ってないじゃん,と入れて,rebootしてみても状況は変わらず.うーむ....とりあえず,外付けHDDのシステムから一度bootしてみる.うん,きちんと起動する.RAMも16GBで認識されているし.さて,じゃ,どうするか,だ.Disk Utilityを使って何かできるかなと,メニューを覗いていると,ほぅら,Restoreのメニューがあるじゃないか.これを使って,外付けHDDから内蔵SSDに,システムを移動.サイズが違うけど,でもきちんとコピー出来た!良かった.これで,MacBook Pro 13" mid 2012の内蔵SSDでrebootをかける.
無事に立ち上がったところで,今度は古いMacBook Pro 13" mid 2009で使っていたHDDを外付けHDDケースに入れて,ここからユーザ領域のファイルをコピーする.これで以前の設定がそのまま使えるようになるはず.良かった.....
その後,必要なapplicationをひと通りインストールして.このあたりはAppleのApp Storeからダウンロードしてインストールする感じ.それから,AdobeのFlash Playerもインストールして,radikoroを入れたりして....概ね必要なapplicationはいれたところで,今度はターミナルを立ち上げて,
% sudo forcetrim enable
と,内蔵SSDのtrimをONにする.これで,SSDの持ちも良くなるはず.
最後に,実はアプリケーションの各種インストール中に気がついたんだが,どうも,僕はコピーするユーザ領域を間違えて,古いMacOSX 10.6の頃のホームを持ってきたようだ.ということで,ユーザ領域を再度コピーしようと.trimをONになった状態で,Disk Utilityでrestoreをかけたら....どうも,I/Oエラーという表示が出て上手く行かない.何だ,これは?面倒になったので,改めてCarbon Copy Clonerをダウンロードして,こいつを使ってホーム領域の更新をしてみる.何とか,無事に移行できたようなきがする.
で,このMacBook Pro 13" mid 2009,色々操作してて思うのは,boot等が確かに早い.4年も前のマシンなのに,これ,特に不満を感じないで使える.ぶっちゃけ,mid 2014のMBPR 13"(Core i7 2 core 3.0GHz/16GB RAM/1TB SDD)と遜色無い反応を見せる.見方を変えれば,この4年,PCハードウェア界は大きな技術革新が無かった,と言えるかもしれない.実は,ハードウェアの値段は,昨今のアベノミクスによる円安の影響で,この機種が出た当時よりも不当に高くなっている.SSDやDIMMの値段は,普及に伴って多少安くなっているかもしれないんだが,結果的に,MacBook Pro 13" mid 2012のカスタマイズ用パーツの値段を含めて¥215,000程度.新品のMacBook Pro 13" Retina Displayを,同じような構成で買おうと思うと¥340,000程度するので,そう考えると大変良い買い物ができた,と言う言い方ができると思う.
あとは,古くなったMacBook Pro mid 2009をどうするかだね.Bootcampで設定しているWindowsを移行させたいんだけどな......これは来週の作業にしよう.

2016/06/05

Wireless Gateのデータ通信SIMを試す

親爺のiPhoneをフルサービスにして以来,意外とこれが高くついている.softbank mobileは,やっぱり機種変をさせてどんどん稼ぐビジネスモデルなので,2年契約を過ぎると値段が跳ね上がる.とは言え,今更iPhoneを捨てるワケにもいかない.他のmobile data通信の方のコストを下げられるかどうか,という問題になる.ちょうど,この春から,Wireless Gateが3Mbpsで容量制限無し,というSIMサービスを始めたこともあり,MVMOを試して見ようか,という気になった.
そこで,調達してみたのが,NECのAterm MR04LN.これをヨドバシのポイントを使って,現金支払は¥10,000で入手.ついで,Wireless Gateのデータ通信だけのSIMをひとつ.ただ,ヨドバシカメラだと店頭でSIMの開通作業が出来るという話があったんだが....これは通話付きのSIMだそうで.データ通信SIMではやってくれないんだそうな.仕方無い.これはうちでやるか,と買って帰る.うーむ.
で,AtermのMR04LN.封を開けて,早速Wireless Gateのサイトへ行って開通作業をやったのが,この金曜日.どうも,使い勝手が判らず,この作業に2時間くらいかけたかな.....何やっているんだか.
そこからは,もっぱらiPhoneのデータ通信負荷をひたすら,このMVMO SIMに移行すべく,色々とやってみた.まずは,この金曜の夜に,クルマを伊丹スタヂヲから横浜スタヂヲにフェリー.いや,来週出張が予定されているのもあり,足を確保したかったのだが.やって見ると,まぁ,悪くは無い.今のところ,iPhoneの回線にかかっていたデータ通信は全てoff-loadされている.
で,昨夜,ちょっと横浜スタヂヲで試した感じでは,以下のような塩梅.
  • YouTubeをちょっとだけ流す分には,なんとか耐えられる.
  • Radikoは1時間程流し続けてみたら,止まった.Chromeのせいか,あるいはデータ通信が止まったから,かは判らない.
  • 実は,ナビ等をやるだけで,1日で400MBとかのデータ転送をしてるらしい.
  • 朝や深夜はそこそこの速度は出る,みたいだ.Speed Testで試すと,概ね,1Mbpsは越えるくらいは出る.計測には,iPhoneからWiFiアクセスして実施.
  • 昼間は激遅になる.横浜スタヂヲ界隈で0.19Mbpsとか出たものね.220kbpsにも到らない,と.
今日は,新幹線で横浜スタヂヲから伊丹スタヂヲにトンボ帰り中なんだが,途中で移動中に計測して見ると,次のような感じ.

  • 新横浜駅:down1.48Mbps,up 3.75Mbps @ 08:38
  • 小田原界隈:down 0.28Mbps, up 2.49Mbps @ 09:05
  • 笠寺界隈:down 0.33Mbps,up 2.38Mbps @ 10:08
  • 名古屋駅:down 0.16Mbps,up 3.63Mbps @ 10:12
  • 新大阪駅:down 0.86Mbps,up 3.40Mbps @ 11:13
  • 大阪駅:down 0.20Mbps, up 3.03Mbps @ 11:21
  • 尼崎界隈:down 0.15Mbps,up 3.96Mbps @ 11:29
  • 伊丹駅:down 0.36Mbps,up 3.53Mbps @ 11:37

という感じ.あと,測り忘れたが,静岡県内はなんとなく遅い感触.ざっと今日計測した範囲では,名古屋,大阪,尼崎あたりの数値が極端に低いように見える.その割に,伊丹ではradiko.jpの試聴に使ってみているんだが.....意外と通信はしっかりしている気がする.
ここ2日程,実際に使ってみた感じとしては,概ねWiMax 2+の1/5程度の速度,昼間は極端に遅くなるけど,夜中は結構速度は出るみたいだ.radiko.jpのloadをWireless Gate SIMに移してやると,WiMaxの方が軽くなって良い,のかもしれない,と感じだしている.ただ,e-mobileのPocket WiFiをなくすのは....この状況じゃ辛いなぁ.MR04LN用に,もうひとつ,容量制限付き,速度制限無しのデータ通信SIMが必要だよなぁ......例えば,IIJmioあたりのデータ通信SIMを入れるか?でも,そうすると,当初のe-mobile Pocket WiFiよりも月辺りの通信費用,高くなると思うのよねぇ.....

2016/03/09

BOSSのFBM-1を買って見た

先日,出張帰りにふらっと梅田の三木楽器に立ち寄ったんだが,その折に見つけたBOSSのFBM-1,どうせだから買って見た.ちょっと,歪を強化するための飛び道具として便利かなと思ってね.
これ,一応,Fender Bassman '59かな,辺りのシミュレータと言う位置付けのペダルで,多分RolandのJCあたりと合わせるとそれっぽくなるんだろうと思う.店頭でちょっと試した感じでも,太いOverdrive感は中々良くて,先日買ったBOSSのBD-1wよりは良い感じ.どうも,伊丹のPOD X3で気持ち良く歪ませるのが難しくてねぇ.ちょっと物足りなく感じてたのもあって,どうせだから,と.ペダルひとつでドライブが太くなるとこれは嬉しいかな,と.
Bassmanそのものは,Marshallのベースにもなったと言われている,まぁ,その手の人が好きな,昔のギター・アンプ,っつーか,ベース・アンプなのかな.以前,RolandがFenderと仲よかった頃に,RolandがFenderのブランド名を使うライセンスをしてたらしく,ペダルも昔のツイードアンプの色合いでわざと古風にしてあるのがなんともね.今ではライセンスも切れて,製造は止まっているはずなんで,デッドストックでも無ければ手にはいらない.今回は中古でたまたま流れてたものを¥9,500(税込み)で購入.まぁ,暫くは使うと思う.

2016/02/12

iPhone 6sを買ってみた

まだ暫くはiPhone 5sで良いか,と昨年の"iPhone 6s祭り"には参加しなかったんだが.ここのところ,iPhone 5sのGPSが中々期待通りに動いてくれない現象が気になりだして,ついに機種変更してしまった.
具体的な現象としては,

  • iPhone 5sは搭載するRAMが少ないこと:どうも,システム管理ツールでRAMのクリーンアップをすると一瞬復活するんだが,その後またHangするという現象が頻繁に見られた.
  • iPhone 5sのGPSチップが筋が悪いこと:以前Webで見たことがあるが,iPhone 5sはGPSチップを安物にしたらしい.iOS 9以降で,GPSの動作が全うだったり,突然駄目になったりと,不安定な状況が見られた.
というもの.理由の2つ目は,まぁ,Appleのことだから,iPhone 5sのサポートを止めたくて仕方ないのもあるんだろう.ここに,総務省の"ケータイ料金高すぎだろう"の議論が無駄に盛り上がった割にキャリア陣のレスポンスが著しく悪く,結果的に機種変の割引が減っただけという変な事態になったこと,や,僕のiPhone 5sの電池持ちが悪くなったこと,あたりも絡んで,なんとなく変えてしまった.....
今回は,キャリアのあまりの反応にSIM Lock FreeのiPhoneにしたかった.ので,Apple Store銀座でSIM Free版を購入.そのうち格安SIMに切り替えても良いかと考えていて,その準備という側面もある.容量は128GBのSpace Grayにした.ケースと画面反故シートを付けて〆て¥128,303也.ちょっとしたNote PCを買うのと変わらんなぁ.....しかも,値引きは一切ナシ.
画面保護シートは,最近BELKINが出したという店頭で綺麗に貼ってくれる奴にしたかったんだけど,品切れとのことで,残念でした.かわりにPower Supportのシートを選択.SIMは暫くはSoftbankで使うんだけど,うまく起動するか心配もあったので,店頭でActivation迄は済まさせて貰った.暫くは併用を想定している.
で,iPhone 6sを買ったのが,2/11のこと.帰宅してから,早速Appのインストールとか諸々.最初に,iTunesに繋いだら,OSがiOS 9.2で,Security PatchのあたったiOS 9.2.1になっていない...というところから始まった.ダウンロードに3時間待たされて.....朝の0200頃からやっとセットアップ開始.画面のサイズも変わったので,Appの配置を見なおしたり,色々と時間がかかってしまう.過去にどんどん使い出したcloud系サービスも,パスワードを忘れてたりしてなんか無駄に時間がかかってしまう.さらに,愛用していたMapFan+なんだが,地図がねぇ.....今,うちのMacがMac OS 10.9の奴もまだあって,このためにiCloud Driveに移行出来ないんだよねぇ.それなのに,MapFan+はiCloud Driveで無いとデータダウンロードさせてくれないというね.暫くは,Yahooカーナビで代用するかね.....参ったね.
そんなこんなで,環境のセットアップをしていると,時間だけはどんどん過ぎ去って,気がつけば2/12もそれで終わってしまう,という.悲しい.....
まぁ,新しいiPhoneを弄ってて思うんだが,確かに画面が広くなって,ちょっと弄ってても気持ち良くなったと思う.一方で,このサイズは何だ,というのもある.やっぱり小型のiPhoneがほしいなぁ.iPhone 5sは携行するサイズとしては最適だったように思う.iPhone 6sだと,どうしてもポケットから頭ひとつ出てしまうのだ.うーむ....ついでに言うと,iPhone 6s用のケースも,なんかねぇ,期待するものが無い.Apple Store銀座の後でYodobashiも行ってみたんだが,どうもケースから抜いたりしやすい(クルマのダッシュに取り付ける時にBookmatch型のケースは外したくなるんだ)奴が少ないのが不満.ヨドバシ秋葉で見つけたケースは,今度はフリップ部に入れられるカードの枚数が少ないし.本体は薄くしてほしいんだけど....どうも,帯に短し襷に流し,なケースが多くて往生する.
取り敢えず,暫くはこれで運用してみるんだけどさ.....

2016/01/17

横浜スタジオもUniversal Audio Apolloにしたぉ

さて,昨年オーダをかけたUA Apollo Firewire.結局,うめだの楽器屋への入着は1月7日になった.夜,出張先からの電車の中で,お店から電話を受ける.ちょうど,その週末にクルマを横浜スタヂヲにフェリーする予定だったこともあり(その後,3週間程,週末は横浜泊になる見込み),どうせなので1月8日の夕方,お店に出向いて商品をpickup.で,その夜,クルマを横浜にフェリーするのと併せて横浜スタヂヲに搬入した.ちょうど,3連休だったので,それまで入れていた19" Rackマウントのチューナを外して(もう最近使っていない....),代わりにUA Apollo Firewireをインストール.結構,UA Apolloは奥行きがあるので,うしろは19" Rack一杯になってしまった....取り敢えず登録迄済ませてしまう.これで,おまけのUAD Satellite FireWireが届くはず.....
で,だ.この週末に色々弄ってやろうと思ってたんだが....どうもMindPrintのEnVoiceが動かなくなってしまった.多分,スイッチの接点が悪い程度の問題なんだが.これ,輸入代理店はHi-Resolutionなのね,とは言え,今では国内での代理店がいない模様.Webで見るとMindPrintそのものは,ドイツできちんと営業しているようだが,なんせ修理を出すにも国内代理店がいないとどうしようも無い.
仕方ない,当面は,UA Apolloをマイク用のpre-ampというか,ch stripとして使うか,と配線を見直す.結局,MicのchとBassPod XtのチャンネルのインサートからインサートでApolloに繋ぐことにした.他のマイクも,面倒なのでApolloに入れてしまう.で,後は,これをMackie 1604 VLZ4に戻して....Apolloが結局,サブミキサになっている....というね.Apolloになってから,フロントにHi-Z inputも付けられて,Bass AmpやGuitar Amp系のplug-inも増えて来たので,これはこういう使い方を想定しているな,と.取り敢えず,マイクで生ギターを拾ってみると,まぁ,悪い感じじゃ無い.これなら良いかな,と.当面はこれでやり過ごすことにする.
さて,横浜スタヂヲリフレッシュ工事で残る案件は,あれだ,E-MuのHW音源2本が立ち上がらない件と,後はSONY DPS 7シリーズのバッテリ交換.いずれも,既にEOLを迎えた製品で,正規に修理に出してもどうなるもんじゃ無い.どこかの修理屋を探してやって貰うか,自分で直すか.SONY DPS 7は,内蔵のCR 2032電池を交換するという話がいくつかのサイトで出ているので,後で試して見ようと思う....けど,いつになるかなぁ....orz...