2017/10/22

Thunderbolt 3の外付けHDDケースを買った

さて,数ヶ月前から続いていたiMac mid 2017への移行作業も,いよいよ,最後の大詰め.今回のiMacは,本体内蔵ストレージをSSD 2TBだけ,にしてしまい,ここにはシステムだけ置く構成にしたこともあり,ホームディレクトリは当初より,外付けHDD上に設定して,ここにデータ等を置いている....のだが,これを余裕が出来たらSSDに置き換えてしまいたいなぁ,と思っていた.どうせだからThunderbolt 3の40Gbpsの転送速度を活かしたいし.なので,外付けThunderbolt 3ケースを買って来て,ここにSSDを入れて,と考えていたのだ.もっとも,冷静に考えれば,無理やりThunderbolt 3にする必要は無いんだけどね.なにせ,SSDだってSATA 3で転送速度が6Gbps程度しか出ないのだから.
まぁ,そうは言っても,試してみたいじゃ無いか,とAKiTiOのThunder 3 Quad Miniという2.5" SATA HDDを4発入れられるケースを買って見る.ついでに,レイアウトの関係で,Tunderbolt 3 active 2mケーブルも調達.で,搭載するのは,SAMSUNG 850 Evo 2TB,ここをホームディレクトリを置くディスクにする.これは新調しないとね.後は,VM用にこれまで使っていたSSD,宅録用に使ってたSanDiskの960GB SSDを積んで,先日買った4TBの2.5" HDDを入れれば,まぁ,良い塩梅じゃ無いかしらん?1世代辺り,大体1TB程度のホームディレクトリなので(デジカメのデータが多いんだが),これで2世代分,少なくともHigh Sierra迄は使える.後は,少しずつ,古いシステムを保存して使いまわすことを考えようと思うの.で,これらの機材を秋葉館で買ったのが10/9のこと.
実際に,伊丹スタヂオのiMacに組み込んで見たのは,その翌週の10/15になっていた.朝,起きて,まずは買って置いたりしたSSDや余っていたHDD等をケースに組み込む.これまで,Sonnet TechnologyのEcho 15+ Thunderbolt 2 Dockに組み込んでいたSSD2本も取り出して,新しいThunderbolt 3接続のケースに入れてやる.代わりに,以前買っておいた4TBの2.5" HDDをEcho 15+ Thunderbolt 2 Dockに入れて,後はThunderboltのワイヤリングをしておしまい.起動したところ,新しい構成でHDD,SSD等も認識したので,続いてフォーマットをして,データの移行を済ませる.HDDの場合は,検品を兼ねて初期化の際にHDDに0を書き込む処理をしているので,これがどうしても時間がかかる.結局,全部繋いでなんとか想定通りの構成になったのは,水曜日になってからだった.まぁ,仕方ないか.
今のところ,まぁ,なんとか安定して動いている気がする.ただ,Thunderboltケーブルがおかしいのか,たまに,会社から帰ってくると外付けHDDが見えなくなっている時がある.どうも,Thunderboltケーブルが熱を持ってて,うまく動かないのかもしれない.後は,Thunderbolt 3の2m activeケーブルが意外と脆い模様で,しばしばケースからこのケーブルが「外れている」ことがある.うーむ,ちょっと心配.ここは少し考えないといけないかも.Thunderboltも結局,1バス辺り6台迄だからなぁ......少し外付けのディスクの整理も考えないといけないかもしれない.取り敢えず,古くから使っているThunderboltケーブル 2用のケーブルだけ,ちょっと買い替えをして見て,現在様子見しているところ.なんか段々,システムとして規模がでかくなってきて,動作が怪しい箇所があるんだよなぁ....参った.

2017/09/10

OWCのThunderbolt 3 Dockを試す

iMac mid 2017は今のところ快調.Thunderboltのバージョンが3.0になって,アダプタを2本買って,これを使って過去に買ったThunderbolt機器を繋いでいるんだが,今のところ特段問題は起きていない.で,モニタも2枚構成で運用してて,これも中々気分が良い.ひとつ問題があるとすれば,HDMIポートで2枚モニタにしていることくらいか.出来れば,先日購入したEIZO CS-2730がDisplay Portを持っているので,これを使いたいのだが....というくらい.
Webで色々と探すと,Thunderbolt 3対応のDock製品がいくつか出てて,これがmini display portを出してくれたりと色々便利そう.USBも5ポート増えるらしいし.ただ,iMac 2017を買った8月は「もうすぐ出るぞ」ステータスで,いつ出るか判りゃしない.結局,これが出てきたのが,8月の末だったかな.朝,Macお宝鑑定団を覗いたら,出荷が開始されたと言う記事が.それなら,と秋葉館のサイトを覗いたら,どうやら国内でも店頭販売が始まった模様.Thunderbolt 3の40GBの転送速度はやはり,期待が大きいのだ.出来るなら古い機材も,どこかで置き換えて行きたいし.そこで,次の週末,クルマを横浜に取りに戻る時に,ついでに買って来ようか,と決意する.
9/2の早朝に伊丹を出て,夏休み後のスケジュールから横浜に置いておいたクルマを拾って,まずはいつも世話になっている都内のディーラへクルマをフェリー.ディーラにクルマを預けた隙に秋葉原の秋葉館へ行って,OWCのThunderbolt 3 Dockを買いに行く.それからThunderbolt 3の2m active cableも買って置く.さらに,そう言えば,最近は2.5" SATA HDDも4TBが出ているらしい,と,これはPCデポ辺りだったかな,買って見た.結構高いでやんの.この週末は,クルマで伊丹迄運んで終わった.....
結局,Thunderbolt 3 dockを繋いだのは,9/9になってから....って随分,かかったな.これの嬉しいところはフロントにも1つUSBがあり,SDカードスロットも前面に出てくるところ.裏面にmini display portが付いていて,今までのdisplay portのケーブルがそのまま使えるのも嬉しい.他にも,これのおかげでUSB 3.1ポートが5つ増えるし,FW800のポートもひとつ付いているし,色々と便利なのだ.いざとなったら,に答えてくれるのは助かる.今回は,Thunderbolt 3 2m activeのケーブルを使って,サブモニタにしている27" EIZO CS-2730の下にdockを設置して見た.今のところ,快適に動いている.特にちらつきが問題になるワケでも無いし.やれやれ,これで理想に一歩近づいた.後は,ホームディレクトリ等,良く使う2.5" HDD/SSDを,Thunderbolt 3バスの上に置くこと,くらいだな.これが終われば,iMac 2017への移行も完全に終わる....見込みである.

2017/08/18

iMac 27" mid 2017を買う

iMac 27" mid 2011を買ったのは,伊丹へ異動した直後の2011年6月.WDCCでの発表と同時にcore i7 4core構成で発注したモノ.最終的にはRAM32GB,SSD2TB,HDD6TBという,結構使えるマシンに育て上げた.Graphic Boardもリペアしたので,まだ暫くは使えるとは思うのだ.正直,それほど不満を感じる類のモノでも無いのだが.
しかし,2017年のWDCCで発表されたiMac mid 2017,中々良さげじゃ無いか,と,気になりだした.ThunderboltがThunderbolt 3まで進化して,Thunderboltバスの帯域は4倍の40GBになっているし,CPUも第7世代のKaby Lakeになりベンチマークでも60%程度は高速になっているようだし.気になるのは,ストレージがFusion Driveで,SSDの容量があまりに少ない(mid 2011 iMac購入時のSSDの容量よりも少ない)...という点で,これで躊躇していたんだが.日の経過とともに,伊丹スタヂオに導入しているiMac 27"を一回刷新しても良いんじゃ無いか,という気もしてきた.まだ,横浜のMac Pro 2010と比較すれば,Mac Proの12 coreの方が早いらしい.しかし,2017 WWDCで発表されたiMac Proだと,確かに無駄に高速そうで余力もあって好ましいようにも思うが,しかし同時に無駄に値段も高くなりそうだし.Audio情報を扱う程度なら,iMac mid 2017程度のパワーがあれば良いような気もする.何よりも,後5年程度は伊丹スタヂオの維持が必要と考えれば,そろそろiMacを刷新しても良いんじゃ無いだろうか?
いや,iMac mid 2011,まだ不満という不満は無いんだが....親爺がそう言えば,まだ昔の白カーボネイドのiMacを使っているのだな.年寄りには,大きな画面で文字を大きく表示したいらしく,それならiMac mid 2017を導入して捻出したiMac mid 2011は親爺に譲るのもひとつの手だよなぁ....何よりも,Mac OSXも古いのを動かしてて,セキュリティ的にも心配だしな....等と考えていると,そろそろ,iMacを刷新しようか,という気になってきた.
何よりも,Mac OSX 10.12 Sierraで運用している機材が,今ボクの手元に無いんだな.そろそろHigh Sierraも出るし,それなら今,試しにMac OSX 10.12 Sierraを入れても良いかもしれない.親爺も,MacBook Proを先日Mac OSX Sierraに早々と上げた,と言ってたし,電話で遠隔保守するなら手元にその環境があると嬉しいしなぁ....
....等とつらつら考えていると,これはそろそろ,うちのiMacの刷新をしちゃえ,って言う思いがふつふつと高まってくる.ただ,最終的な決断が中々できなくて,会社のイベントの多さにかまけて,ずるずると発注が延びてしまった.伊丹スタヂオの模様替え等のプロジェクトも終わっていないから,落ち着いてiMacの刷新に手を出せる状況には無かった,というのも理由のひとつだ.
ま,丁度,夏には部屋の模様替えも一段落し,やれやれ,となったタイミングになったので,ここでiMac mid 2017をオーダすることにしたのが7/31のこと.スペックとしては,
  • CPUはcore i7の4 core構成
  • RAMは後から自分で追加するので,最初は8GBだけあれば良い
  • ストレージは試しに2TBのSSD一発にしてみる.最近のiMacはSSDの増設が面倒,と言うのは聞いてた(っつーか,SSDの交換のためにマザーボード外すのってどうよ,とか,液晶パネル外したらまた封印するシールがまだ出ていないってどうよ,と思わないでは無い)のもあり,SSDは2TBにする.
という構成にしてみた.値段はなんのかんの,¥480K程.結構高いといえば高いんだが....ね.まぁ,これで向こう5年程度は持つだろう.
MacをCTOで発注すると,届く迄に概ね1週間程かかることは判っている.7/30に発注すると丁度その翌週末,伊丹にいる予定の時に配達されるはず.会社の夏季休暇前に受け取れれば,セットアップの作業時間も確保できる.夏季休暇期間を過ぎると,今度は会社のスケジュールで,伊丹を不在にしている時期も増えるので,それこそ,この時期がギリギリ,良いタイミングなのだ.それに,休み明けになると,そろそろHigh Sierraが出てきそうだし,そうなるとまたDTM環境が極めて不安定になることも想定される.そこまで勘案して,発注はこの時期だ,と判断して7/30に発注.
実際のところ,発注したiMac mid 2017が近所のクロネコヤマト迄来たのは,8/4のこと.事前に配送時間の指定を入れておいたのもあり,実際には8/5に引き取ることが出来た.ただ,残念なことに,休暇前はちょっと落ち着かなくて,そのまま箱に入れたまま,伊丹スタヂオの玄関に放置されていた.
結局,新しいiMacを開梱したのは,8/16のこと.会社の夏季休業の最終日.朝,0700頃に目を覚ました時に,あぁ,今日を逃すと後1ヶ月くらい,開梱出来ない感じがする....と思い立って,開梱作業を開始.それにしても27" iMacはでかい.....梱包箱は2011の頃からの比較で,側面が台形になって.....スペース減ったけど,これ,積むの面倒じゃ無いのかしらん?まぁ,いいや.取り敢えず開梱する.実機を引きずり出すと,うん,縦横のサイズはiMac 2011の頃とそうそう変わらない.ただ,Super Driveはなくなって,側面も薄くなっているのが印象的.
開梱したら,電源を入れる前に,事前に手配しておいたiRamの16GB DIMM2枚をインストール.その後,まだ元気に動いているiMac mid 2011と置き換えてからシステムを立ち上げる.iCloud等にログインして,立ち上げの手続きが終わったら最初にやったのは,システムのバックアップ.Carbon Copy Clonerをインストールして,システムディスクをThunderboltバスの外付けのHDDにコピーする.そして,この外付けHDDからのbootを確認したら,次はこのHDDのDisk Imageを作って保存.ついでに,内蔵の2TBのSSDを1TBずつ2本のパーティションに分ける.片方は,もうすぐやって来るだろうHigh Sierra用のパーティションにする.
ここまでの作業を終えたら,予めiMac mid 2011からコピーして作って置いたHDD上のHome Directoryのコピーに,自分のホームディレクトリを切り替え.その上で,Application群の再インストール作業.まず,AppleのApp Storeで購入したアプリ群をインストール.これはApp Storeからダウンロードで済むので,まぁ,楽.次にDTM環境を整備.ToontrackのサイトからProduct Managerを落として来て,まずは持っている製品のライセンスを見つつ,Superior Drumsのver.2,拡張音源類をインストール.これを終えたら,次はNative InstrumentsのKOMPLETE 10をインストール.updateもかける.最後にMOTUのElectric KeysやMac Fiveをインストール.これらのソフトの音源データは,Application Supportのフォルダに入れるのだが.....音源データをインストールするのも面倒になってきて,iMac mid 2011のシステムディスクからAirMac経由でコピーして済ませてしまった.やれやれ.これで,インストール作業の1日めが終わり.
2日目は....とは言え,既に会社も再開したので,夜になってしまったワケだが,ここでMOTUのDP 8とDP 9をインストール.最新版に上げておく.最後にVocaloidソフトをインストール....したんだが,初音ミクの英語版がdownload出来ない等のすったもんだもあり.なんか,やたら時間がかかった.やれやれ.....

2017/07/26

AKiTiO Thunder2 Duo Proを止む無く買う

先週,CS-2730を購入した時に,さりげなく書いてあった10TBの3.5" SATA HDDの件.実は,伊丹に戻ってから,モニタのセットアップを終えた翌日には,これもSonnet Echo 15+に入れてみよう,と試してみた.しかし,残念な結果になってしまった.なんと,Iron Wolfは厚みが結構あって,Sonnet Echo 15+に僅かながら収まらないのだ...orz...これは正直,悔しい.今後のMacの刷新もちょっと想定して準備した10TBなのだが,うまく行かないじゃないか.....
たまたま,7/24に大手町に出かける用事があったので,帰りに秋葉原に立ち寄り,Thunderbolt 2接続のHDDケース,AKiTiOのThunder2 Duo Proというケースを買ってみた.3.5" HDDを2本積めて,HDMIモニタ出力もあって,結構便利そうだったのだ.
部屋に戻ってから早速,Iron Wolfの10TB HDDをケースに入れて接続,フォーマットを駆け出す.うん,問題なく繋がった.このケース,中々良く出来ていて,ネジ回しを出す必要も無く,HDDを挿すことが出来るのは優秀.まぁ,本体がThunderboltのver.1なiMac mid 2011では,精々10GBps程度の転送速度しか出ないはずだけど....ま,不満は無い.

2017/07/17

EIZO CS-2730を試す

部屋の模様替えも固まってきた.壁一面の本棚もアングルラックを使って立ち上げたし,宅録機材も机の脇に入って,中々いい感じ.さて,こうなると,次は,弟の引っ越しで持って行かれてしまったTVをどうするか,だ.
もっとも,僕自身は,うちの弟のようにBS/CSを契約してまで,がっつりとTVを見たい,というワケじゃ無い.どちらかと言えば,終日ラジオが鳴っている方が幸せだし,実際,大抵の場合,radikoでラジオ鳴らしているし.DVDであればMacで十分見られるし.録画してまで見たい番組もそうそう無いし.こういう使い方なので,TVが本当に必要なワケじゃ無い.TVとして見たいモノは,精々ブラタモリか,ニュースくらいのものだ.だから,27" iMacに外付けモニタを付けて,そこにTVもちょっと映れば良いかな,くらいの感じで考えている.iMacの外付けモニタとして使う時は,普段はApolloやMOTU 828のミキサーコンソールが出ていれば良いかな.後は,MacBook Pro等,外付けモニタに繋いで,というのも生産性があがってちょっと嬉しい気はする.
TV Tunerについては,地上波放送がアナログからデジタルに移行した当初こそ,すぐTVを買い換えない人向けのチューナー専用機がいくつか出ていたけど,最近は随分機種も減ったように思う.ざっと見て回ったところだと,アイ・オー・データ社のREC-ON辺りくらいかな.これはHDMIで映像+音声を出力するみたい.液晶モニタにスピーカが入っていればこれでも良いんだろうけど....ただ,液晶モニタのスピーカって,大抵音は安っぽいし.何よりも,モニタにスピーカ付けるのは,機能的にも無駄と思うんだな.TVに高音質を求めるのも,元々馬鹿らしいし.それに,ここのところ暫く使っていなかった(買ったのは尼崎に移動した直後だったんだけど)Logicoolの安いスピーカもあるし.HDMIも,音声信号をHDMIから分離してくれる機材もあるし.サンワサプライがそれほど高く無い値段で出してくれているから,これを噛ませてLogicoolの安いスピーカに入れれば良いか.
ここまで道筋が付くと,後は液晶モニタだ.狙いは上に書いた通り,iMacのサブモニタ.後,デジカメで撮った写真の補正が出来ると良いな.だから,あまりモニタ独自の色付けが無い奴が欲しい.以前使ってたMITSUBISHIの液晶モニタは,悪くは無いけど,でも赤の発色がちょっと強い印象があるんだよね.サイズ的には,将来の使い回しも考えて,27" WQXGくらいの奴.ヨドバシの店頭で見てみたけど,32"とか40"とかの馬鹿でかいモニタは邪魔だ.逆に中途半端に小さいモニタもきっと使いづらい.それこそ,WQXGのサイズにして置けば,DTMやる時のwindow構成も変えずに済むし.逆に4Kとか,TV放送の方で言っているけど,そんなの不要.っつーか,所詮ドット数の差異でしか無いし.むしろ,放送屋がPCの規格に揃えて欲しいくらいなんだがね.入力は3系統くらい欲しいな.Macと繋ぐためのDisplay Port,REC-ONと繋ぐためのHDMIの2つは必須.後もうひとつくらい.HDMIのスイッチャを噛ませば,なんとかなるかとも思う.既にUSB-C接続のモニタも出てはいるけど,うちの機材では今入れる必要な無い.将来を考えても,これはアダプタ介して接続出来るだろうから,それで良いと思う.どうせ暫くは,MacBook Proも更新するつもり無いし.そう考えると,ちょっと値段が高い,という問題はあるけど,色の問題からEIZOが一番安心感ありそう,って言う結論になる.6年前に購入したEIZOのFlexScan SX2762Wも安心して使えているし.値段も考えると,機種としては,EIZOのCS-2730あたりか,あるいはFlexScan EV 2750あたりかな.ただ,どうもヨドバシを見るとEV-2750はもう販売が終わってる模様.後継のEV-2780の方を販売している.値段的にはEV-2780の方がCS-2730よりも安いけど....ひとつ,USB-Cポートなんだよなぁ.HDMI等をUSB-Cポートに変換出来るなら,これでも良いんだけど,それはどうも無理っぽいし.規格改訂がどんどん進むと,こういうところが消費者へのしわ寄せになって現れてくる.なんともねぇ.まぁ,EV-2780は次点くらいかな.こう意思決定をしたのが,7/12くらいのこと.ただ,27"モニタ,前に買ったSX2762Wはくそ重かったのを覚えている.梅田のヨドバシにクルマででかける気分にはならない.ちょうど,7/15は3連休でヨコハマの家に戻る予定だし,このタイミングで秋葉原のヨドバシに行くか....,と腹を決める.
7/15の週末,朝03:00に起きて,クルマで一路,ヨコハマへ.ヨコハマの家に着いて10:00頃.深夜割引で高速代が安くなるし,道も大抵は空いていて楽なので,どうしても深夜移動になってしまう.ヨコハマの家に着くと流石に眠くて,たっぷり寝てたけど.結局,1700過ぎにやっと動き出して,クルマで秋葉原ヨドバシへ.ヨドバシ,¥30Kとか買い物すると駐車場代も無料になるし,と地下の駐車場にクルマを入れる.で,店頭で確認すると,CS-2730が在庫がある.ので,これをください,と.ポイントも多少は使ったが,¥132K.結構なお値段ではあるが,まぁ,どうせ10年くらい使うワケだし.折角駐車場代も無料になるので,モニタを買ったら今度は秋葉館へ行って,SEAGATEの3.5" SATA HDDを購入.IRONWOLFの10TB.バックアップを想定なんだけど,これが¥41,688.去年買ったSonetのEcho 15+に入れてやろうと思うのだ.それから,アイ・オー・データのREC-ONも購入する.HDMIのケーブルも一本買って.....必要なものは揃ったはず.
ヨコハマへ戻って....この日は夜がむちゃくちゃ暑かったのを覚えている.なにせ,落ち着いて眠ることが出来なかったのだ
.仕方無いので,夜半にはもうクルマを転がして伊丹に戻ることにした.いや,伊丹の部屋ならクーラあるし,快眠を貪れる.で,さすがに夜明け頃は眠くなってしまって,途中のS.A.で寝たりもしていたんだけど.それでもなんとか昼前には伊丹に着く.早速,荷物をおろして,先週完了したアングルラックにCS-2730やREC-ONをセットアップ.
まぁ,結論から言えば,中々良い感じ.以前のFlexScan SX2762Wと比較すると,CS2730は筐体も軽くなっているし.ベゼルも細いし.各種設定も通常のメカニカルなボタンからタッチボタンになって,これもいい感じ.発色も特段の調整はしていないが,中々バランスが取れている.やはり,EIZOは高いだけあって,発色に対する安心感がある.店頭ではIIYAMAとかLGとか,あるいは他にも安いモニタが落ちているけど,どうも,色合いも派手な割にフォーカスが甘い気がして,気になるんだよなぁ.そのまま使っても,良い感じで使えるEIZOが一番安心.REC-ONを繋いでTVモニタとして使っても,特に液晶の反応が悪いという印象は無いし.まぁ,ゲームもしないしな.
そんなワケで,僕の資産として,26.5"(ヨコハマ)のモニタと,27"のモニタが2枚揃ったことにはなる.将来,伊丹を引き払う時に,これらの資産をどう整理するか,悩ましくはなったけど.もうそろそろ,昔のブラウン管モニタは少し整理しても良いかもしれないなぁ.....ともちょっと考えはじめてはいたりする.MITSUBISHIの19"液晶は親爺に渡したけど,その前に使っていた17"のブラウン管モニタがあるんだよなぁ.....あれ処分どうしようかしらん?


2017/07/10

 伊丹スタヂオの模様替え

伊丹スタヂオでこれまで3年ほど同居をしていたうちの弟が,この春から関東ちほ―に戻ることが決まった.元々,関東ちほーに戻りたい,と申請してたらしい.本来なら昨年度の異動でと本人は思っていたんだが,この春,やっと会社側がそれを汲むことになったそうだ.で,そうすると,伊丹スタヂオは僕のひとり暮らしになってしまう.
弟は,転勤で関西に来た際に,色々と家財道具を購入している.これらの家財道具の多くは持って帰ったんだが,エアコンと冷蔵庫は残して行ってくれた.特に,エアコンはもう5年前の機種なので,今回の転勤で持っていくとなると,また設置のための消耗部品の類が型落ちとなっていて,入手が困難になるらしい.弟も,転居先のアパートはエアコン完備の奴を選んでるし.兄的には大変助かる話で,関西というのはどうも夏場の暑さ,というか湿気の高さが半端無いのだ.数年前の夏には,連日,伊丹の隣の豊中辺りが国内でこの夏一番の暑さ,とニュースを賑わしていたし.
さて,彼がほぼ専有してた伊丹スタヂオのリビングの荷物が片付いたのが,5月の連休を過ぎた翌週,という頃.この春迄は,伊丹スタヂオは,大家兼居候として,北側の部屋に設置して,夏場は漏れてくる冷気を扇風機で送りながらなんとか過ごしていたんだが.これは,夏が本格化する7月前に,なんとか南側のリビング界隈に拠点を移さねば,と言うことで,部屋の模様替えを敢行した.
まず,今使っている椅子がキャスター付きの奴,なので,これを板張りのリビングに持っていくと,キャスタがゴロゴロする音が下の階に回るんじゃ無いかと心配になる.最初は,一般的な防音カーペットでも敷くかと,ニトリ等の大手通販サイトで防音マットを探していたんだが....マンションの部屋というのは独特な形状をしている(所謂一間を単位とするサイズでは無い),良い塩梅に収まるものがない.そうこうしているうちに,どうやら,日東紡マテリアルという会社の静床ライトというのが良い,なんて記事も見つけてしまった.これ,40cm四方のパイル状の防音カーペットらしいんだが.Webの上ではかなり評判は良く見える.同時に,こうした防音カーペットは,大抵「高い周波数帯」の音をカットしてくれるけど,「低い周波数帯」の音はあまりカットしてくれない,という話も知る.きっと,キャスターの出す「ゴロゴロ」は低い周波数帯の音だろうなぁ....と思うと,ちょっと不安が残る.で,どうやらこの「低い周波数帯」の音が響くのを抑制する制音シートがあるらしい.これがサンダムE-45という商品で,これを静床ライトと組み合わせると良い,なんてこともWebの上に出ている.判った,ではこれを試してやろうじゃ無いか,と判断する.
 さて,何を買うかは決まったが,これ,どこで買うんだ?勿論,ニトリにはこんなモノは置いていない.通販サイトでは,いくつか取り扱っている店もあるんだが,弱小通販サイトにクレジット決済というのも,セキュリティ上の不安が残る.仕方無いので,伊丹スタヂオの比較的近所のホームセンターに出向いて,こうした商品が手配できるか聞いてみた.クルマで動ける範囲には,3つくらい,こうしたホームセンターがあるんだが,どこも取扱いは無い,とのこと.店頭販売していないらしい.取り寄せが可能かを聞いたら,3つのうち2つが可能と.そのうち,値引きをしっかり示した店舗に発注をかけた.それでも,入着迄に2週間程待たされるし,リビング・ダイニングの半分くらい,概ね4.5畳くらいのサイズで,値段は¥70,000程度かかってるし.
で,引き取ってみると,このザンダムE-45という奴,とにかく重い.静床ライトを4箱(16枚)とザンダムE-45を9枚くらい買ったんだが.....凄く重いし運びづらいし....いや,参った.しかも,部屋のサイズに合わせて切ったり,部屋の出っ張りに合わせて切り込みを入れたり.かなり苦労して,なんとか,リビング・ダイニングの半分に敷き詰めることが出来た.これが,6/10くらいかな.2週間くらいかかった.
やれやれ,これで終わり,では無い.次は,本棚だ.うちが入っているマンション,お世辞にも防音が完璧とは言えない.生活していると判るんだが,結構,隣の家や上の家の音が漏れてくる.こういうところで宅録をやる以上,やはり,防音は必要だ.しかし....防音のために,また高価なボードを買ったりとかするのも,ちょっと違うと思うのだ.そこで,リビングの壁一面に,本棚を立ててやろうと考えた.多少大きな音でも,隣の家との間に本が沢山あれば,少しは防音に役立つだろうと言う考えである.
ただ,伊丹スタヂオもそう広い部屋では無い.できれば,本棚のレイアウトは自分で決めて,ここに宅録機材やTVを配置させたいところだ.こういう時はアングルラックを立ち上げて,自分で好きなように棚を配置するのが一番楽.なんだが....今度はこのアングルラック,以前は東急ハンズで店頭販売もしていたのに,最近はこうした取扱いをしていない.マンションなので,部屋に出ている梁に突っ張り出来るようにしてやって,地震があっても倒れないようにしたいんだけどなぁ.
結局,これも,床材を取り寄せたホームセンタに相談して,店頭に置いてないサイズも含めて手配して貰うことにする.まずは,カタログを取り寄せて貰って,部屋のサイズを厳密に計測して.....ふむ,概ね,60cm幅の棚×2,80cm幅の棚×2を用意すれば良いらしい.どういう棚板配置にするか,ラフでも良いのでデザインして,スケッチを書いて,諸々の部材を手配する.基本,本棚なので,棚板の奥行きはあまりなくて良い,と考えて30cmの奴にする.高さ方向は,梁迄の高さが195cmくらい.うーむ,丁度良い長さのアングルが無い....ホームセンターに聞くと,アングルを希望サイズに切ることはしてくれるらしい.そこで,210cmの長さの奴と,前面は240cmの長さのアングルを組み合わせることにした.概ね,デザインが出来たところで,再度,ホームセンタで部材の発注をかける.これがねぇ,店頭に置いてないサイズの部材を発注すると,また時間がかかるのよね.1週間〜2週間程度,待たされる.そんなこんなで,部材が揃って,リビング一面の本棚を建てられたのが,7/9くらい.
 さらに,机や機材をエアコンのあるリビングに移動させたのが,7/9の週末.夜中近くまで作業して,なんとかスタヂオの模様替えを終わらせることが出来た.やれやれ.後は,ここにTV用にPCモニタを入れて,TVチューナを配置すれば,なんとかなるかしらん?やっと,涼しい部屋で諸々の作業が出来る環境が揃いつつある.

2017/04/24

eo光を試してみる

この2月辺りから,UQWiMaxの速度制限がかなり露骨に入るようになった,今日この頃.3日で10GBという容量の制限を食らうと,その後の速度制限はかなり露骨に判るようになった.で,OS等の大きなupdaterをdownloadすると,その後数日,かなり不満な速度になってしまう事態に陥った.
実は,伊丹スタヂオの入っているマンション,eo光のマンションタイプ100Mbpsが入っている.あまりに露骨に遅くなったので,これをいよいよ試す時が来たか,という気になった.値段を調べると,1ヶ月で¥3,500くらい.mobileのデータ通信回線1本と同程度ではある.どうせ,後5年程度で,ここは退去する予定なので,ルータ類はレンタルで良い.Wi-Fiルータだけは,AppleのAirMac Epressを用意して置こう,と決意したのが,大体2月のこと.
さて,そこまで意思決定はしたものの,eo光の申込みのタイミングが中々見通せず,ずるずるしてしまう.3月末には,同居している弟の異動もあり(カントーちほーに戻ることに決まったという話が勃発したのが3月初旬...),僕自身も年度末は何かと仕事が忙しい.結局,申込みをしたのが4/12のこと.夜,会社から戻ってから,Webで申込みをして見る.カードは横浜スタヂオの住所なのに,こういう所のチェックも無いまま,するっと申込みは受け付けられる.一方で,最初にeo光から電話が来たのが4/14かな.こっちが気がつかなかったのと,留守電にはまた電話するとあったので,放置して置いたんだけど.次の電話が中々来ない.結局,4/17に電話が来た.さすが,親会社が電力会社,ホワイトな会社なようで,顧客サービスは週末はしないらしい.今度は電話を取れて,工事 日を4/24 16:00〜にして貰う.この時間になったのは,ひとつは,eo光の人が,マンションの管理人さん立会で,マンションに引き込んでいる機器の設定をしないといけないから,と言う.マンションの管理人は17:00で仕事終えちゃうので,夕方遅くは無理なんだと.まぁ,この時期なら,まだ会社を有休取ることも出来る.もう一点,話の中で,事前にVDSLモデムを宅配便で送付する,というんだが.....これ,平日の昼間に送ることしか考えていないらしい.なので,昼間不在なこと多いから宅配業者の営業所止めで荷物は発送しておくれ,とお願いしても,これが出来ないと言うのだな.なんだかね.妥協点として,eo光側から,モデム発送に際して伝票番号を教えるので,荷物の配送手続きをお客さんでやって欲しい,ということだった.幸い,宅配業者がクロネコヤマトということで,それなら仕方ない,と.数日して,やっと連絡が来る.水曜日くらいには,近所のクロネコヤマトに荷物を取りに行くことも出来たんで,まぁ,良いんだけど.宅配業者,特にクロネコヤマトが再配達で大変だ,と社会問題化している時に,発送元がこういう姿勢というのは無いんじゃ無いかなぁ.....
で,4/24は会社は有休を取って待機.モデムを開梱して,ちょっと長い電話線を買って来て,しかるべき場所に設置.モデムを開梱すると,何故か不要とマークしたはずの高機能ルータ(Wi-Fiも入っているし,IP電話も繋げられる,という機器)も出てくる.VDSLのモデムだけで良いんだけど,何故こんな余計なものを送って来るの?うーむ.....
さて,で,準備はして置いたところ,今度は,eo光の工事の人が,前の工事が早く終わったので,伺うのを早めて15:00〜にして貰えますか,と言う問い合わせ.まぁ,良いけど,と言うことで,急遽,15:00〜の作業になった.これはこれで,まぁ良いや.
時間くらいに,マンションの下でウロウロしている人が居て,あぁ,あの人だな,とよく判る.何やらやった後に,最後に15:00ちょっと回ったくらいに部屋の呼び鈴が鳴って,eo光が登場.若いお兄さんだった.で,VHDLの電源も入っているね,ということを確認して....VHDLでPPP on Ethernetで繋ぐ,らしい.また面倒な.AirMac Expressの設定をするんだが,どうも,うまく行かない.DNSが見えないとAirMac Expressに言われる.DNSのアドレスは何,と聞くと,通常は不要になるらしいんだが.....すったもんだで,DNSのアドレスを貰って,設定をしたら,なんとか接続出来るようになった.設定に30分くらいかかったかなぁ...面倒な.
お兄さんが帰った後で,AirMac ExpressのFirmware更新をして,なんとか諸々更新して終わり.早速,speedtestをすると,概ね50Mbps程度は出る.遅くても30Mbpsとか.これなら,もっと早くに入れておけば良かったかもしれない.....ただ,数日使った後の懸念としては,どうも,AirMac Expressのせいなのか,VDSLのモデムなのか判らないのだが,数日おきに,ネットワークがハングする.モデムやAirMacをreboot すると解決するんだが....これは一体何なんだろう?