2017/08/18

iMac 27" mid 2017を買う

iMac 27" mid 2011を買ったのは,伊丹へ異動した直後の2011年6月.WDCCでの発表と同時にcore i7 4core構成で発注したモノ.最終的にはRAM32GB,SSD2TB,HDD6TBという,結構使えるマシンに育て上げた.Graphic Boardもリペアしたので,まだ暫くは使えるとは思うのだ.正直,それほど不満を感じる類のモノでも無いのだが.
しかし,2017年のWDCCで発表されたiMac mid 2017,中々良さげじゃ無いか,と,気になりだした.ThunderboltがThunderbolt 3まで進化して,Thunderboltバスの帯域は4倍の40GBになっているし,CPUも第7世代のKaby Lakeになりベンチマークでも60%程度は高速になっているようだし.気になるのは,ストレージがFusion Driveで,SSDの容量があまりに少ない(mid 2011 iMac購入時のSSDの容量よりも少ない)...という点で,これで躊躇していたんだが.日の経過とともに,伊丹スタヂオに導入しているiMac 27"を一回刷新しても良いんじゃ無いか,という気もしてきた.まだ,横浜のMac Pro 2010と比較すれば,Mac Proの12 coreの方が早いらしい.しかし,2017 WWDCで発表されたiMac Proだと,確かに無駄に高速そうで余力もあって好ましいようにも思うが,しかし同時に無駄に値段も高くなりそうだし.Audio情報を扱う程度なら,iMac mid 2017程度のパワーがあれば良いような気もする.何よりも,後5年程度は伊丹スタヂオの維持が必要と考えれば,そろそろiMacを刷新しても良いんじゃ無いだろうか?
いや,iMac mid 2011,まだ不満という不満は無いんだが....親爺がそう言えば,まだ昔の白カーボネイドのiMacを使っているのだな.年寄りには,大きな画面で文字を大きく表示したいらしく,それならiMac mid 2017を導入して捻出したiMac mid 2011は親爺に譲るのもひとつの手だよなぁ....何よりも,Mac OSXも古いのを動かしてて,セキュリティ的にも心配だしな....等と考えていると,そろそろ,iMacを刷新しようか,という気になってきた.
何よりも,Mac OSX 10.12 Sierraで運用している機材が,今ボクの手元に無いんだな.そろそろHigh Sierraも出るし,それなら今,試しにMac OSX 10.12 Sierraを入れても良いかもしれない.親爺も,MacBook Proを先日Mac OSX Sierraに早々と上げた,と言ってたし,電話で遠隔保守するなら手元にその環境があると嬉しいしなぁ....
....等とつらつら考えていると,これはそろそろ,うちのiMacの刷新をしちゃえ,って言う思いがふつふつと高まってくる.ただ,最終的な決断が中々できなくて,会社のイベントの多さにかまけて,ずるずると発注が延びてしまった.伊丹スタヂオの模様替え等のプロジェクトも終わっていないから,落ち着いてiMacの刷新に手を出せる状況には無かった,というのも理由のひとつだ.
ま,丁度,夏には部屋の模様替えも一段落し,やれやれ,となったタイミングになったので,ここでiMac mid 2017をオーダすることにしたのが7/31のこと.スペックとしては,
  • CPUはcore i7の4 core構成
  • RAMは後から自分で追加するので,最初は8GBだけあれば良い
  • ストレージは試しに2TBのSSD一発にしてみる.最近のiMacはSSDの増設が面倒,と言うのは聞いてた(っつーか,SSDの交換のためにマザーボード外すのってどうよ,とか,液晶パネル外したらまた封印するシールがまだ出ていないってどうよ,と思わないでは無い)のもあり,SSDは2TBにする.
という構成にしてみた.値段はなんのかんの,¥480K程.結構高いといえば高いんだが....ね.まぁ,これで向こう5年程度は持つだろう.
MacをCTOで発注すると,届く迄に概ね1週間程かかることは判っている.7/30に発注すると丁度その翌週末,伊丹にいる予定の時に配達されるはず.会社の夏季休暇前に受け取れれば,セットアップの作業時間も確保できる.夏季休暇期間を過ぎると,今度は会社のスケジュールで,伊丹を不在にしている時期も増えるので,それこそ,この時期がギリギリ,良いタイミングなのだ.それに,休み明けになると,そろそろHigh Sierraが出てきそうだし,そうなるとまたDTM環境が極めて不安定になることも想定される.そこまで勘案して,発注はこの時期だ,と判断して7/30に発注.
実際のところ,発注したiMac mid 2017が近所のクロネコヤマト迄来たのは,8/4のこと.事前に配送時間の指定を入れておいたのもあり,実際には8/5に引き取ることが出来た.ただ,残念なことに,休暇前はちょっと落ち着かなくて,そのまま箱に入れたまま,伊丹スタヂオの玄関に放置されていた.
結局,新しいiMacを開梱したのは,8/16のこと.会社の夏季休業の最終日.朝,0700頃に目を覚ました時に,あぁ,今日を逃すと後1ヶ月くらい,開梱出来ない感じがする....と思い立って,開梱作業を開始.それにしても27" iMacはでかい.....梱包箱は2011の頃からの比較で,側面が台形になって.....スペース減ったけど,これ,積むの面倒じゃ無いのかしらん?まぁ,いいや.取り敢えず開梱する.実機を引きずり出すと,うん,縦横のサイズはiMac 2011の頃とそうそう変わらない.ただ,Super Driveはなくなって,側面も薄くなっているのが印象的.
開梱したら,電源を入れる前に,事前に手配しておいたiRamの16GB DIMM2枚をインストール.その後,まだ元気に動いているiMac mid 2011と置き換えてからシステムを立ち上げる.iCloud等にログインして,立ち上げの手続きが終わったら最初にやったのは,システムのバックアップ.Carbon Copy Clonerをインストールして,システムディスクをThunderboltバスの外付けのHDDにコピーする.そして,この外付けHDDからのbootを確認したら,次はこのHDDのDisk Imageを作って保存.ついでに,内蔵の2TBのSSDを1TBずつ2本のパーティションに分ける.片方は,もうすぐやって来るだろうHigh Sierra用のパーティションにする.
ここまでの作業を終えたら,予めiMac mid 2011からコピーして作って置いたHDD上のHome Directoryのコピーに,自分のホームディレクトリを切り替え.その上で,Application群の再インストール作業.まず,AppleのApp Storeで購入したアプリ群をインストール.これはApp Storeからダウンロードで済むので,まぁ,楽.次にDTM環境を整備.ToontrackのサイトからProduct Managerを落として来て,まずは持っている製品のライセンスを見つつ,Superior Drumsのver.2,拡張音源類をインストール.これを終えたら,次はNative InstrumentsのKOMPLETE 10をインストール.updateもかける.最後にMOTUのElectric KeysやMac Fiveをインストール.これらのソフトの音源データは,Application Supportのフォルダに入れるのだが.....音源データをインストールするのも面倒になってきて,iMac mid 2011のシステムディスクからAirMac経由でコピーして済ませてしまった.やれやれ.これで,インストール作業の1日めが終わり.
2日目は....とは言え,既に会社も再開したので,夜になってしまったワケだが,ここでMOTUのDP 8とDP 9をインストール.最新版に上げておく.最後にVocaloidソフトをインストール....したんだが,初音ミクの英語版がdownload出来ない等のすったもんだもあり.なんか,やたら時間がかかった.やれやれ.....

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