2025/05/12

MacBook Air (2025)をBTOでオーダーした

 Donald Trumpの思い付きのような関税が公開された後,この猶予期間中に少しでも安く,と思い,M4 MacBook Air (2025)をBTOでオーダした.10 core CPU/10 core GPU, 32GB RAM, 2TB SSDの構成にして¥344,800程かかる.今回は,Apple Store止めで発注して,5/16以降に届くはず....

ここ数年,親の介護などをしている訳だが,こういう作業は親の老齢化に伴ってますます虚しい感じがしていく.なんていうんだろう,社会から外れている感じ.そんな中,残念ながら,母親が2/24に逝去してしまった.そんな状況で,まだ,母親の財産の整理とかも進んでいないんだが...こんなときにねぇ,と思わないではない.

今回BTOでのオーダに至ったのは,今まで使っていたIntel Core i7のMacBook Pro 2019が,MacOS 15までOSを上げて使っているんだけど,MacOSが重くなってきてしまったうえに,バッテリが膨らんできたみたいで交換修理に出さないといけない状況に追い込まれたのがひとつの要因.今,ちょっと修理に出す前に代替機が欲しかったのだ.事務作業を止めることは今できないし....その上,MacBook Pro 2019に過去にインストールしたドライバが古くなってしまって悪さをしているのか,最近のMacOS updateがうまくいかないのよね.一度,機能拡張を切って(shiftを押しながら)rebootしないと,インストーラがうまく動作しない.そんな訳で,一度新しい環境に引っ越しをしてから,MacBook Pro 2019をバッテリ交換修理に出そうという算段で考えている.もちろん,評判のM4搭載MacBook Airだ,作業のスループットも良くなる,と良いなぁ.

MacBook Pro 14" (2021)は,諸々DTM用のソフトウェアをインストールして作業環境を整備してあるので,その用途でまだ運用していく.まだ,現状では冷却ファンが稼働したことは無いし.ただ,M4 MacBook Airを実際に運用しはじめたら,こちらも更新したくなるかもしれないなぁ,と気にはしている.まぁ,いずれにせよ,MacBook Pro 2021とMacBook Air 2025で作業分担を明確にしていく必要はあるのだろう.基本的には,MacBook Air 2025は,事務作業向けで運用する予定.Microsoft Office 2021のライセンスはまだ1個,余っているはずだし,これをインストールすれば事務作業は取り敢えず済ませられる.後は,Astah Professionalのライセンスを1本購入して,XCode辺りを一式インストールする必要はある.多分,内蔵SSDを512GBのシステム領域と1.5TBのユーザ領域に分けて使う形にはなると思う.他には...VM環境とかはどうしようかしらん...まだ暫く,Intel coreのMacBook Pro 2019は捨てられない,ような気がする....これは悩み中.Thunderbolt Dockは,Thunderbolt 5対応のDockが出てくれば,もう一個Dockを足してやって,今,使っているSonnet Tech Echo 20をMacBook Air(2025)で使うようにすれば良いかなぁ,と思う.このSonnet TechのEcho 20は中々良い感じで,ただ,このDockにNVMe 2028の8TB SSDをインストールできるので,MacBook Airの少ない内臓SSDを少しは助けられるに違いない,と思う.もっとも,NVMe 2028の8TB SSDは,安くても¥100Kはするらしいし,次はThunderbolt 5 DockをMacBook Pro用に買うと思うんだけど,これもTariff  man Donaldの振る舞い次第でどうするか様子を見るしかない.機材の価格が高くなるなら,買い控えをするかもしれないしね.つくづく,Tariff Man Donaldと,輪転機ぐるぐるのシンゾー,そして人のせいにして色々と領土拡大を目論むウラジーミルとWinnie-the-Xiのお陰で物価の先の見通しが立たないのがねぇ,困ったものだと思わないではない.

昨今,急に不安定になってきた世情の中で,今回の判断が是なのかは,正直判らない.今後,円高が進めば,それはそれで輸入製品は安くなって嬉しいんだけどね.日本法人が間に入るから,時価では無い訳だし,その辺りはちょっと悩ましいな.

2023/12/04

Arturia Audio Fuse 16Rigを試したけど,惨敗中

ここのところ,都内実家出張所に,コンパクトにDAW環境を用意しようと検討をしている.広くはないマンションの一室に,親の介護をしつつ,少しでも楽器を揃えて宅録作業が出来ないか,という画策をしているのだ.

そんな中,ArturiaからAudio Fuse 16Rigという19" Rack 1Uサイズの32 input, 28 outputのAudio I/Oが発売されるという情報を得た.これ,最初に見たのはYouTubeのReview Videoだった.へぇ,そんなのが出るんだ,ということで,ちょっとArturiaのサイトを漁って見た.

  • Analog in 16ch, Analog out 8chという豊富なAnalog I/O
  • ADAT in 16ch, ADAT out 16chという十分なDigital I/O
  • USB Hubの機能も持っていて,さらにDin MIDI portが2つ出せる
  • USB-Cでホストと繋ぐ構成

これは,伊丹スタヂオで展開していた26UのRackをコンパクト化するのに良いんじゃ無いか?と思い立った.

今,都内実家出張所ではSonnet TechのEcho 20 Thunderbolt 4 Dockを入れていて,MacBook Pro 14"からはThunderbolt 4ケーブル一本で繋いでいる.これはUSB-Cポートを4つ,USB-Aポートを4つ,Thunderbolt 4を2系統出せる.Thunderbolt 4の1本は外部27"モニタ用に使っていることもあり(Echo 20からはMonitorにUSB-Cでは繋げないという仕様らしい),Thunderbolt 4でDTMの機器に使えるのは1本だけ,これはUniversal AudioのApolloとMOTU 828esをシリーズに繋いで使うつもりだ.この状況だと,USB-C portを使える,I/Oの豊富なAudio I/Fは大変ありがたい.

MIDI音源は伊丹Studioから持ってきたIntegra-7, Motif Rack XS,Vintage Pro,Ensoniq MQ-Rackを繋げれば嬉しい.すると,Audio Fuse 16RigをHubにして,これら一式を纏められそうだ.キーボードはすでにKorgのMicrokeys Air 61を用意しているし.録った音へのEffect用outboardは,先日中古で手に入れたUAのApollo 8を使えば,Guitar/Bassのampも最低限揃えられそうだ.それに伊丹で使っていたHELIX Rackも1台遊んでる.ちょうど,Apollo 8用に10Uの据置き19" Rackも買ってたし,なんかこれでうまくまとまるんじゃね?

そんな訳で,Audio Fuse 16Rigを都内実家出張所のmain mixerとしてシステムを組んで見よう,という気分になったのが10/25のこと.その後,国内の楽器屋さんのサイトを漁って見たら,10/28に販売開始という告知も出てた.

ちょうど,Apollo 8を19" Rackケースに収めるためのRack mount用ネジを調達しようとして,駆け回っていた時期だったのだが(これが,最近,大手楽器販売店では扱いが無くなってて往生していて...),その際,神南のRock oNに立ち寄って,Audio Fuse 16Rigをどこまで値引きできるかも聞いてみた.Digimartに出ていた最安値が¥206,250程度,これを端数切捨て迄はしてくれる,とのこと.どうも,メーカ希望小売価格は¥275,000くらいらしいので,ここまで下げてくれれば納得感もあるな.そんな訳で,オーダを淹れたのが11/01のこと.Rock oNの受付の兄ちゃんは,その場でKIDに電話して国内在庫を確認してくれて,配送日程も調整してくれたし,とても助かった.こちらの都合も色々あったので,結局,都内実家出張所にAudio Fuse 16Rigが到着したのは11/07のこと.まぁ,発注から1週間で届いたし,良い方だろう.

さて,ここまではとても良いUser Experienceだったんだが,ここから色々と悩ましい状況になってくる.概ね2〜3個ほど,うちのDTM環境に組み込んで気がついたことがある.

  • セットアップの問題

19" Rack Mountの耳は,desktopで使うことも想定して,別パーツとして梱包されている.本体に植えられている六角ネジを,付属のトルクスで外して,耳を付けて締め直すんだが,この六角トルクスネジがとても小さい.床に落としたらどこかにお隠れあそばしそうで,怖い.マニュアルもこの辺りの記述が意外と不親切だった.

また,ソフトウェアのダウンロードも悩ましい.どうも,まずSoftware Contorl CenterというSWをダウンロードしろ,と言われるので,製品のレジストレーションをした後で,このSoftware Contorl Centerをダウンロード,インストールする.さて...ダウンロードされたソフトを見ると,AUのplug-inとかはダウンロードできるんだが,Audio Fuse 16 Rig本体の設定用ソフトウェアが見当たらない. 

うーむ,と悩んでマニュアルを見直すと,どうやら別にAudio Fuse Control Centerというアプリをダウンロードするらしい.Google ChromeでArturiaのサイトにアクセスしてダウンロードしようとすると,今度は何故かダウンロードが不可となる.何度かやってもダメだったので,これはArturiaのサポートに連絡.その後もグダグダやってたら,safariでアクセスしたらダウンロードが出来た.Arturiaのサポートによると,どうやらArturiaのダウンロードサイトはhttpsで設定していないらしい.このため,Google Chromeでアクセスするとファイルがダウンロード出来ないとのこと.うーむ,まぁ,Safariで落とせたから良いけど,運用上,これは良いWebサイトの状態なんだろうかという懸念は残る.

  • Audio Fuse 16Rigを外部同期で運用しようとするとHangする

やっと,色々と設定ができるようになったので,ざっくりと,Audio Fuse 16Rigを設定してみた.Mixerとしては,簡単に言えば16ch Analog+16ch ADAT,4 Aux busを持ったMixerという感じになる.うちのDTM環境では,MIDI音源を4つ(Motif Rack XS,Integra-7,Vintage Pro,MR-Rack), DrumとBassの音と上モノを分離してEffectをかけようとすると,Aux BusをStereo 2 busの出力として扱うのが良い気がする.

そうすると, 音録りにはやっぱり,別のAudio I/Oを準備した方が良さそうだ.幸い,伊丹に導入したMOTU 828esをこちらに持ってくればこれは可能だ.Apollo 8はGuitar/Bass系の音を纏め(HELIXもApollo 8でまとめる)ことにして,こちらもMOTU 828 esにADATで送り込めば貴重なanalog I/Oを使わずに済む.DAW上の音録りは,MOTU 828esで纏めるのが使いやすそうだ.ADATでのデジタル同期を正しく機能させるためには,MOTU 828 esをinternal clockで,Apollo 8とAudio Fuse 16Rigを外部Word Clock同期 48khzで動かすように設定する.このためのワイヤリングを済ませたら,テストを兼ねてradikoの音をAudio Fuse経由でストリーミングデータを受けて,これをADATに流してMOTU 828esに送るようにroutingして暫く音を流してみた.するとどうだろう,Audio Fuse 16Rigからの音の出力がピタっと止まることがあるのだ.ホストのMac上ではradikoを流しているのに,音がピタっととまる.試しに電源を入れ直して設定をし直すと,また暫くは音が流れるのだが,暫くするとまた音が止まる.どうやら,Audio Fuse 16RigがHangしているらしい,とアタリがつく.

連続稼働時間に依存するのか,と思うと,必ずしもそういう訳では無い.ある時は20時間は動いた(けど,24時間は持たない,いつも1500〜1700頃は不安定になる)し,あるときは20〜30分程度でHangする.しかも,rebootするとAudio Fuse 16Rigの外部同期の設定がクリアされる.大抵の場合,一度Hangしたら2回か3回,rebootしなくちゃいけない.外部同期の設定を修正する前にすぐにHang upすることもあり,非常に動作が不安定だ.これは正直参っている.

Artriumのサポートには本件報告して,reboot時に外部同期の設定がクリアされる問題はあちらも認識しているとのこと.ただ,あちらでは8時間連続稼働させてもHangすることは無い,と言われている.他社のAudio I/Oとの同期はまだ試していないらしいし,48khzでの同期も試していないらしいが....どうも,うちの個体だけの問題と言われて往生している.Sleepのせいじゃ無いか,と言われたのもあり,MacBook Pro 14"をrebootしてからストリームデータを流してみるが,やはり暫くするとAudio Fuse 16RigはHang upする.これでは安心して宅録環境のmixerとして使えないなぁ,という状況.¥200Kの出費なのに,とも思うが,これなら伊丹で使っていたMOTU 16A+MOTU Micro Expressのセットと入れ替えるか,現在悩み中.この場合,都内実家出張所の19" Rackが埋まってしまうのと,Thunderbolt 2 busをもう一本確保するためにThunderbolt 4 Hubも準備しないといけないなぁ,と,狭い実家出張所の中で改めてワイヤリングをしなおす作業に躊躇してまだ,手を付けられていない.

 可能性としては,Thunderbolt 4 Dockが悪さをしているかもしれず,ちょっとAudio Fuse 16Rigを直接MacBook Pro 14"にぶら下げたらどうなるかは確認してみようと思い,MacBook Pro 14"の別のThunderbolt 4 portに直接繋いでみたんだが,Hangする状況は変わらない.中途半端に不定期な間隔で,だが確実にHang Upするのだ.Artriumのサポートの方ではHang upは再現しない,お前の個体だけみたいなのでLocalのディストリビュータ(K.I.D.)に見て貰えと言われている状況で正直参っている.色々と結線して試した後でそれ言われてもなぁ....orz....新しいFirmwareも落ちてこないしなぁ.悩ましいところだ.

  •  Audio Fuse 16 rigのUSBポートはMIDIしか流さないの?

YAMAHA Motif-Rack XSとRoland Integra-7は,USB2.0接続でMIDIを送れるのが大変助かるところ.Audio Fuse 16RigがUSB-Aポートを持っていることもあり,ここからUSB Hubを通して分岐しようと当初考えていた.DTM用のRackと,一般のデスク環境とは,USB-C1本で繋ぐ形にすることを想定していたのだ.

ただ,これは実際にはうまく行かなかった. 背面のUSB-AポートにUSB Hubを通してMotif Rack XSとIntegra-7を繋いだんだが,なんか,MacOSのAudio MIDI setup側からはこれらの機材が見えない状況が見えた.まだ十分に確認は取れていないんだが,この辺りはちょっと注意が必要かもしれない.フロント側のUSB-AにはKorg Microkeys AirをUSBで挿していて,これは認識されることを考えると,あるいは可能なのかもしれないが,一度やって駄目だったので,今はリアパネルのUSB portにUSB Hubを噛ませてIntegra-7等をぶら下げる運用は避けている.ただ,そもそもAudio Fuse 16RigがHangするような状況では,rebootの都度USB portが落ちるので,うまく運用できないのも気がついた.そもそも,Audio Fuse 16Rigをrebootすることになるか,予測不可能なのだもの.実際,Audio Fuse 16Rigをrebootするときに,Microkeys Airはresetされている状況だ.

これに関しては,マニュアルもちょっと不親切で(大体,今配布されているAFCCのマニュアルは,Audio Fuse 16Rigに関する記述がまだ無い),現在のマニュアルでは,MacOS 12のAudio MIDI 設定上でどのように設定すれば良いか,正直明記されていない(見つけられていない).Audio MIDI設定の上では,Audio Fuse 16Rigは,MIDIの入力2port・出力4 portを持った機材として見えているのは判っているんだが...,ってそれ,USB-Aの先にHubがぶらさがること考えて無い..んじゃね?取り敢えず,Vintage ProはAudio Fuse 16RigのDIN MIDI 1 port経由で繋いで,MIDI信号がVintege Pro側に流れるのは確認出来たのだけど.

そんな状況で,残念なことに拙宅のDTM環境では,まだ,Audio Fuse 16 Rigはうまく動作していない.もう少し,設定やワイヤリングを色々と見直しているが,これは初期不良と言うことかな?いずれにせよ,一度,LocalディストリビュータのK.I.D.に,機材を送り返して見て貰うのが良いのだろう.ただ,Audio Fuse 16Rigを外す期間のために,今は寝かせているMOTU 16AやMOTU Micro Express,AVB HubやThunderbolt 4 Hubを持ってくる必要はあるし,ワイヤリング全体も見直さないといけないし.机周りのケーブルをすっきり整理してコンパクトなDTM環境を構成したいと考えて導入したんだが,1ヶ月奮闘して,当初の目論見が達成しない感じがする.せめて,Audio Fuse 16Rigの新しいFirmware updateが出て,同期設定が本体に保存されるようにならないか,とも思うんだが.これからこの機材を導入する予定の方がいれば,この辺りの情報が少しでも役に立てば嬉しいなと思って,途中経過だけど上げておく.

最後に,Audio I/Oとして,Audio Fuse 16Rigの出音は素直で良いと思うけど,Ch毎にNoise GateやCompressor等を挿せないのは残念.この点は,MOTU 828 es等のAudio I/Fの方が使い勝手が良いと思う.MOTUのAVB対応のAudio I/Fは,現在,軒並み国内の在庫一掃しているようで(Thunderbolt 2でbus throughできない構成のAudio I/Fなので,大規模システム化が辛い,市場からThunderbolt 2がほぼ払拭している,という状況を考えると,あるいはこの辺りの機種を入れ替えることを考えているのかもしれないなぁ),入手が困難なのが悩ましいところだけど.ちなみに,拙宅で48khz samplingで統一しているのは,AVBの制約によるんだが,個人的にはAVBの規格は手軽で良いと思うのだけどなぁ.

2023/04/02

Ibanez SRF-700を試す

 つい出来心で,また1本,やってしまいました.本当に衝動買い.普段なら買わないと思うんだけど,ほら,一昨日,会社も終わったし.Ibanez SRF-700を1本,買ってみた.梅田のワタナベ楽器大阪店で¥84K.

ことの発端は,大阪梅田LOFTの島村楽器にリペアに出したRoland A-800 Proを引き取るため,4/1にちょっと梅田に出たことだった.今度,昔からの馴染みからJazz Bandのベースをやれと誘われてて,Jamする前にFlatwound弦を張ったフレットレスベースを用意しなくちゃな,と思い始めてたのだ.そんな訳で,島村楽器に行く前にちょっと近傍の楽器屋を覗いたのだ.とりあえず,と,ワタナベ楽器の大阪店に行って,ちょっと店頭に並んでた安物のフレットレスベースをいくつか物色してみた.最初は¥40K程度で安い箱物を弄って見たんだが,どうも弾きづらい.次に出てきたのが,IbanezのSRH505F.piezoだけで,まぁセミアコなんだけど,5弦ベースはどうも勝手が判らん.Low Bの5弦,やっぱり弾きづらい.最後に試したのが,SolidのSRF-700.4弦だし,ネックも細いし,最初からFlat Wound弦だし.piezoとactive pickupが2本という構成.まぁ,悪く無いというか,最初の2本と比較するとやっぱり弾きやすい.これ,以前もどこかの楽器屋で試奏させてもらってて,悪く無いなぁとは思っていたんだけど.今回の個体は,付いてたprice tagはoutlet品で¥89Kとちょっと.ちょっと弄って,これなら悪くは無いかなぁ....と.ただ,この日は,お財布に持ち合わせが無かったし,ちょっと考える,と店をあとにしたのだった.

帰ってからDigimart等を検索すると,どうやら,最近価格改定が行われたらしく,この個体はある意味古い価格で仕入れたヤツらしい.そんな訳で,早くに売っちゃいたいという店側の意向もあったのだろうか,なんか,他の店だと¥115Kとかの中で¥89Kという値段はまぁ,安いやね.1本,持ってても良いかなぁ.Digimart見てても,あまり流通している本数は多くはない模様だし.昨日,会社も定年退職したし,自分へのご褒美にもこれならなる,かな.

そんな訳で,翌日,早速ワタナベ楽器へ現金を持って行ってみた.まだ,この個体は残ってて,それなら良いか,と.で,現金で払うけどギリギリどこまで行く?と聞いたら,¥84Kまで値引きする,というので,それならとフラッと買ってみた.

それにしても,なんで大阪ってこんなにフレットレースベースが流通しているんだろう?以前,Stingrayを買ったのも大阪だし.元々,若者でそんなにフレットレスベースを弾くヤツなんて,そうそういないもんだろ?それなのに,意外と中古も含めて流通している印象がある.なんだかな.

取り敢えず,伊丹スタヂオに持ち帰って,ちょっとHELIXでベース・アンプのモデルで試して見た.まぁ,悪く無いですよ.やっぱりactiveだけど,piezoだけだとちょっと出力が小さいかなぁ.Bartoniのpickup2本が付いてて,こっちの方がちょっとだけ出力は高めな感じ.ネックはやっぱり細い気がする.ネックはMaple+Walnutの5pc Through Neck.長期的に捩れたりしないかはちょっと心配.修正が大変になりそうだからねぇ.まぁ,太い音は出るし,round wound特有のひっかきノイズは出ないし.良いんじゃ無いかなぁ.取り敢えず,jamで使って見て,それからだな.


2023/04/01

会社勤めが終わった

 先日,3月31日に,長年勤めた会社を定年で退職した.大学院修士課程が終わってから34年,まぁ,長かったよね.良かったことも悪かったこともあるんだが,なんとか最後迄走りきった.親の介護問題なども勃発した最後の1年,どうなるかドキドキしていたが,これで当面,生きてくために稼ぐ活動は,一区切りをつけることになる.今後は,しばらく純粋な消費者として,何者にも縛られない活動をしていく予定ではある.まぁ,所属した企業の中で,色々とやり残したことはあるという点では「やりきれなかったな」と思うところもあるんだが,このままずるずる会社に居てもね,という話と,両親がほぼ同時に倒れたのでその面倒を見ないとなというので,一回,ここで積極的にお休みを取ることにする.

企業というのは,どうも,面倒で本質的でない作業も色々とあって,まぁ,CMMIに基づくプロセス改善等の活動もやっていた立場からは一概に否定は出来ないのだけど,でも企業としてのガバナンスが強化される中で,企業体に所属しているのが面倒臭くなったのも事実だ.今後も多分,ソフトウェア工学の面での作業を趣味として続けて行くつもりだけど,一回,社会的にはきれいに抹殺されてみたいなとは思っている.

ただ,企業に所属していない状態になると,年金が得られるまでの期間をどう過ごすか,悩ましいところではある.どうしても現状では月¥200K程度は生活費にかかってしまうし,あるいはこれにケータイや電気代等のインフラサービスの費用や税金も乗ってくる.手持ちの資金が足りなくなったら,なにかバイトするとか考えないといけないかもしれない.個人的には,ここで,自分の趣味全開でいくつかやってみたいことはあるのだけど,どこまで出来るかなぁ,とちょっと心配中.やっぱり,趣味をカバーするように起業して節税するとか,色々考えてみたいところだなぁ.何が出来るか,どうすると良いか,良い指標を持ち合わせていないのが現状だ.

本質的な問題としては,企業体が定年を60歳のままにして,政府の制度的には65歳にならないと年金とかの配布をしない,という現行制度の問題はある.そして,この隙間の5年間の過ごし方の選択は,ひとつは嘱託として給料半減,だけど仕事量は同じで仕事するか,あるいは無職になるかという選択肢程度しかないのが悩ましいところだ.まぁ,今回は親の介護も考えなくちゃいけないのもあり,後者を選択したけれど.そうじゃ無くても,多分後者を選択するのは同じだろうな.

今後が不透明なのは,親の介護に対するイメージが具体化出来てないことが原因だ.どうも,介護の制度が地方自治体単位で細切れになっているらしく,「適切な介護」がどういうものかのイメージを持てないでいる.親からすれば,世間から隔離されちゃう介護施設は,姥捨て山に感じるのだろう.一方で,在宅介護にすると色々とサービスが細分化されていて全体像が見えないのが悩ましい.それはこっち,それはあっち,みたいなのが面倒.しかも,それを家族の介護担当者に委ねられるから,他の選択肢がどういうものなのか判らずに苦労することになる.制度アーキテクチャが悪い,という言い方も出来る.この辺り,いかに政府が考えてないか,あるいは政府が考えさせないようにしているか,ということなんだろう.多分,この国はこれから老人には過ごしづらい国になる気がする.なんだかなぁ.ま,今の時代,世界のどこに行っても,多分,過ごしづらいところが多い気もするけど.....


2022/03/13

EIZO CS2740とCalDigit Element Hubを試す

 2021 MacBook Pro 14"が来てから1ヶ月あまり,クレジットカードの与信枠が復活したところで,ついフラフラっと,EIZO CS2740をamazonでオーダしたのが3/2のこと.3/4の夜2000頃に宅配便で荷物が届いた.伊丹と横浜のDTM環境を1台のMacにする目的で,2021 MacBook Pro 14"を買った迄は良かったものの,14"のモニタはDTMをするには正直狭い.やはり28"モニタ2面の構成がほしいと思って,ついもう1台27"モニタを導入しようと思いたったのだ.ついでに,これを気に,外付けにしているTnunderbolt 3のバス上の機器を,MacBook Pro 14"に差し替えてきちんと動作するかも確認したいし.

購入に際して,最初は,EIZOのCS2731にするかCS2740にするか,ちょっと悩んだのだが,どうせだから解像度が高いCS2740を選ぶことにする.これで,27"のモニタは,EIZOのSX2761,CS2730,CS2740と揃えたことになる.まぁ,いずれも写真を弄ることを想定すれば適切な選択だろう.

さて,まず到着した荷物を解いて,梱包されているものを確認.ケーブルはDisplay PortとUSB-Cケーブルだけだった.HDMIを追加で調達した方が良さそうと判断する.3/5に,梅田のヨドバシに行って,調達することにしよう.今,iMac用に使っているMagic TrackpadとMagic Keyboardはそのまま利用することにする.Bluetoothでの無線接続では無く,USBで繋ぐつもりだけど.ただ,USBで常時接続するために,USB-A-Lightningのケーブルは2本程度必要だな.画面の前にはRolandのA800-Proを置いてあるので,これを避ける形で長めのケーブルを用意しよう.そんなこんなで,到着した翌日,土曜日にケーブル類を梅田のヨドバシに買い出しに行ってみる.なんのかんので,土曜日のお昼過ぎから買い出しにでかけたので,帰ってきたらすっかり夕方だった.

これでようやく2017 iMac 27"を机の上から下ろす作業に着手できる,と作業を始めた.いや,色々とUSBケーブルや電源ケーブルが錯綜してて,結構難儀をしてしまった.ようやくiMac 27"をおろして,代わりにEIZO CS2740を設置.まずは,現状を維持したままで,MacBook Pro 14"が大画面で表示できれば良いや.Thunderbolt busは,MacBook Pro 14"の到着前に,CalDigitのThunderbolt 4 Element Hubを買ってあったので,これも設置.MacBook Pro 14"を持ち歩く前提で,Thunderbolt接続の外付け機材を1本で外せるならこんな楽なことないよね,という判断である.高かったけど,買っておいたのだ.

さて,色々と繋いで見て,とりあえず画面を表示させる.最低限,問題は無いようだ.ただ,どうもMacBook Pro 14"に繋いだThunderbolt 3の外付けHDDが全てはマウントされない,とかThunderbolt 3バスに繋いだMOTUの828esと8Aがどうも認識されていないらしい.うーむ.Thunderbolt 4バスでは帯域が足りないのか?まず,Element HubからEIZO CS2740へ行くUSB-Cを外して,MacBook Pro 14"に直接入れて見る.今度は,外付けHDDはうまく繋がったように見える....が,はやりまだ,MOTIのAudio I/Oが見えない.まいったな.結局,Thunderbolt 3 busの2つはMacBook Pro 14"に直接繋ぐと,おぉ,今度はやっと識別されるようになった.なんだかね.Thunderbolt4のケーブルを用意しないといけない,のかもしれない.

ところで,CS2740にはDisplayPortも入力可能だ.以前,2019 MacBook Pro 13"を購入時に導入したCalDigitのTS3 plus,良く見たらDisplayPortの口からHDMIに変換して出していたんだ,と気がつく.それならば,と,MacBook Pro 13"からの画像出力はHDMIを通さず,直接,CS2740に突っ込んだほうが良かろう.DisplayPort-HDMのアダプタを外して直接,CS2740に入れるようにワイヤリングを変更.

さて,こうなると,机の上に2台のMacBook Proがあることになる.2017 iMac 27"から外したMagic KeyboardとMagic Trackpad,1台をこの2台で使いまわしたいな.ふと,CS2740のマニュアルを見ると,このモニタにはUSB-CとUSB 3.1 Bかな,2つUSBのupstreamのポートがある.これ,しかも表示している入力ポートに併せてどちらのポートを使うか,選択ができるらしい.Magic KeyboardやMagic Trackpad,そして有線Mouse,これを表示画面に併せて切り替えられるってことじゃ無いか!これに気がつくのに1日かかってしまったのだけど.また,モニタの裏の配線をごそごそと見直し.CS2740をUSB busのスイッチャのようにして,表示画面に応じてキーボードがどちらに繋がるか,選択できるようにした.この設定が,意外と快適で.なんだ,こんな使い方できるなら,これで良いじゃ無いか,と.ただ,今,伊丹スタヂオのA-800PRO等,音楽系のUSB入力装置も一緒に切り替えられちゃうのが,ちょっと悩ましいな.音楽系機材はMacBook Pro 14"だけに入れるように,後でもう一回,USBの配線を見直すかもしれない.

そんなこんなで,iMac 27"をMacBook Pro 14"+CS2740に置き換えるのにほぼ2日を要してしまったが,日常の運用に耐えられる状況にはなった.今のところ,MacBook Pro 13"の方はクラムシェルで運用している.MacOS 12は,クラムシェルモードだと,指紋認証では無くPassword認証で入れるようになるらしいので,これも便利.気になると言えば,以前よりも,MacBook Pro 14"の方がファンが回ること,かな.どういう仕組みになっているか謎なんだけど.取り敢えず,なんとなく,用は足りているので,これで宅録環境のMacBook Pro 14"への移行と環境の改善を図るという,CS2740導入の当初の狙いは達成したことになる.画面の色合いも良いし,まぁ,¥200Kもした高いモニタだから何だけど,これは良い(目的を満たす)買い物だった気がしている.

2022/02/16

MacBook Pro 14"が届いた

 順調にいけば,僕も来年度で会社はリタイアする見込み.今後は,ソロプレーヤとして色々と楽しむことにしよう.同時にリタイア前の安定した収入を見込める時期に,今後暫く使うであろう機材を揃えておこう,と思う.この一環として,Apple Scilliconを載せたMacBook Pro 14"を,ボーナスが出た12/10に速攻でオーダした.昨年から本格化したMacのApple Sciliconへの移行も踏まえ,今後暫く使う前提で,BTOで「モリモリ」にする.M1 Max (10core CPU 32core GPU 16 core Neural CPU) / 64GB RAM / 8TB SSDという構成だ.お値段も,従来のMacBook Proの上位機種から比較しても3倍はするような内容だ.

今回のMacBookの更新は,当初の想定よりもかなり早いタイミングではある.前回購入した2019 MacBook Pro 13"だって,まだまだ十分に役に立つ.ただ,今回,それでも敢えて購入したのは,それなりの理由がある.

ひとつは,上にも書いたように,安定した収入のある段階でApple SciliconでDTMがどこまでできるか,そろそろ試してみたい,というもの.もうひとつは,趣味のDTM系も含めて,これだけの能力のあるマシンが持ち運べるようになったら,現状,2拠点バラバラにCPUを用意しているんだが,これを1台に収束させたい,というもの.

前者については,Apple Silicon搭載Macが出た当初,爆速と同時に省電力で,電池は減らない,Fanも回らない,と評判だったのだが,同時にDTM系はまだRosetta 2をインストールしてIntel 系を

ひとつはApple Siliconeがどこまでできるか,そろそろ試したいというもの.Apple Siliconが出た当初,爆速と同時に,省電力で運用していてFanも回らん,と評判だった一方で,まだ当面はRosetta 2を使わないと,既存のソフトウェアがなかなか動作しないと言う状況だった.これがどこまで改善したか,特に趣味のDTM系ソフトウェアがどこまで耐えるのか知りたい,と思ったのだ.MOTUが色々とApple Scilicon対応を済ませたと言っているので,これは試して動作確認をする時期に来たかな,と思ったのだ.今使っているDTM系列は,以下の対応状況だ.

  • MOTU:Audio I/O,MIDI等のドライバはApple Scilicon対応済.Digital Performerも,最新版でやっとApple Sciliconに対応したらしい.
  • Logic Pro:Appleなんだし,これは大丈夫だろう.Logic Proはメインでは使っていないし.
  • Roland:うちにある機材として,D-05,A-800 Pro,Integra-7.ドライバは購入を決めた時点ではまだ,Rosetta前提だったようだが,この2月には問題が無くなったらしい.Integra-7用のUAのEditorがまだ未対応なのがひっかかるが.
  • Yamaha:うちの機材だと,Motif Rack SDが該当する.Rosetta 2で使ってねと書いてある.Vocaloid 5はEditorが
  • Korg:うちの機材だと,Microkeys Airとかが該当するんだが,MacOSの標準のドライバで大丈夫,みたいに書いてあるので,多分問題無い.
  • Universal Audio:うちの機材のコアとして,Apolloを入れている.幸い,Thunderbolt I/Fカードも入れてあるので,接続は大丈夫.ホームページを見ると,色々と面倒らしいが,なんとかRosetta 2で動作するらしい.まぁ,おっつけ対応してくれるんだろう,と期待している.
そんな状況なので,そろそろ,置き換えてもほぼ大丈夫そう,と思う.うちの環境にApple Sciliconを入れて,どこまでできるか,そろそろ試してみたい時期になったと判断したのだ.まだ,Virtual Instruments系は懸案も多いのだけど,逆にRosetta 2でどこまでできるか考えるには良さそうだ.

もうひとつは,上記の確認が終わったら,現状,伊丹と横浜でバラバラになっているCPUを統合したい,というか,持ち歩きで同じものを使いたい,と思ったのだ.伊丹のスタヂオは退職したらおっつけ処分の予定なのだが,きっとある程度のタイムラグは出る.その間も,MacBook Pro1台を持ち歩くだけで,両方の環境に対応できたら,これは嬉しいことだと考えた.本当は11年前に伊丹に異動になったときから,この構成が取れたら嬉しかったんだけどね.やっと,CPUのパワーも追いついてきた気がするので,そろそろ良いかな,と言うことである.

MacBook Proの14"が発表されてから,そんな訳でこれはmust buyだなと思い始めた.Early Adoptorのレビューを見ても,色々と評判は良い.そうは言っても,高額商品なこともあり,12/10のボーナス支給日迄待ってオーダをかけた.この時点で,商品の出荷は1/28〜2/10になると案内が出ていて,実は驚いた.今まで,散々AppleでBTOしたのだが,ここまで待たされる経験はなかったからね.大抵,2週間もあれば手元に商品が届くのが常だったし.商品の発表から発売迄に時間がかかった2011 iMac 27"でも,待たされたのは1ヶ月程度だったと思う.ただ,これもCOVID-19の影響なのかもしれない.仕方無い,まぁ待つしか選択肢は無い.

そうこうするうちに,1/28に突然,クレジットカードの利用通知が来て,これでやっと僕のMacBook Pro 14"が製造ラインに載った,と気づく.翌日には,上海から出荷の連絡が来た.今回はDHLで配送されるらしい.その週末の日曜日には東京に到着していた...迄は良かったんだが.オーダの際に,送付先の住所は伊丹スタヂオにしていたのに,郵便番号だけ横浜にしていた,のがいけなかったみたいだ.荷物はその翌日に横浜に行って,また東京に戻って,その翌日には今度は大阪に行って....とフラフラしはじめる.大阪まで来た,なら明日には届くかなと思い,丁度水曜日で定時退場の日(リモートワークしているけど)だったので,仕事を早めに切り上げて,梅田のヨドバシカメラにMacBook 14"用の液晶プロテクトシートを買い出しに行ったりした....んだが,翌朝見ると,今度は神戸に行っている.行きすぎじゃい!と思わず突っ込みたくなった(まぁ,兵庫県なら神戸に行くか).で,DHLから送付先不明と音を上げた通知が届いた.なんてこったい.DHLのWebサイトが案内されていたので,改めて配送先を,というか郵便番号を修正して設定.ついでに,使いづらいWebサイトだったので,更新できたのかDHLのサポートに電話して確認する等した.なんとか,2/3の木曜日に送付して貰えるようにお願いしておく.2/4は横浜のスタヂオの様子を見に行く予定があるので,荷物が届いてからだと色々初期設定が面倒なのだ.しかし,DHLの配送管理のシステムは一体どうなっているんだろう?これまで伊丹配送で(同じ間違いが残ったままで)3台くらいMacを買ったはずだが,ここまで荷物がウロウロしたのは初めての経験だった.今まではクロネコヤマトが配送してくれたんだが,クロネコヤマトはここまで酷いことなかったんだけど.やれやれ,だね.そんなこんなで,伊丹スタヂオにこの新しいMacBook Proが届いたのは,2/3の14:00頃になってしまった.

取り敢えず,システムをセットアップする.まず,8TBのSSDを2TBのシステム領域,もうひとつ2TBのシステム領域,最後に4TBのユーザ領域に分割しておく.最初の2TBはRosetta無しで動かすことを想定している.2つ目のシステムは,Rossettaありで動かすという算段だ.ユーザ領域は共有にしておくと色々と便利なんだろうと思うので,この構成にしておいた.Note PCで8TBのSSD搭載というのは強力で,多少無駄な使い方をしてもなんとかなるなのが嬉しい.

Volume設定が終わったら,次は,色々と,DTM系のソフトウェアをインストールを進める.取り敢えず,現状ではこんなところ迄はインストール済.

  • Logic ProやGarage Bandはuniversal binary化されている
  • MOTUのDigital Performerはuniversal binary化されている
  • Vocaloid editor ver.5はuniversal binary化されている
  • Rolandのドライバ類(うちの場合は,A-800 Pro,Integra-7,D-05の各ドライバ)はuniversal binary化されている.
  • Native InstrumentsのKontaktはver. 6.7からuniversal binary化された
手持ちのVirtual Instruemntsの類だと,ToontrackのSD2はまだIntel,というか,もうSD3出ているし,無理だろう.Naitive InstrumentsのKomplete 10は,到着時にはまだRosettaが必要なIntel版だったけど,インストール作業して暫くしてからUniversal Binaryのバージョンが入ったみたいだ.音源のダウンロードとインストールにほぼ1日かかってたけど.ついでにKomplete 12も入れて,また1日かけて音源のダウンロードしてた.やれやれ.YamahaのVocaloid 5 Editorはuniversal binaryが出てたのでupdateで対応済.一番悩ましいのはUniversal AudioのApolloで,Apple Scilicon Macで動かすのはちょっと面倒.まず,本体Firmwareのセキュリティレベルを若干下げないといけない.まぁ仕方無い.インストールしておく.ただ,一番悲しいのは,Firewireのサポートは終わり,って宣言されたことかな.UA Apolloは,伊丹も横浜も,Thunderboltでも繋ぎたかったので,FireWireバージョンを買ったけどThunderbolt拡張カードも一緒に入れてある.ここは心配していない.ただ,最初期に導入したUAのSatellite FW接続のヤツが1台あるんだよなぁ.....まぁ,それを除けば,概ねSW的には環境を揃えられたかと思う.

さて,MacBook Pro 14"そのものについては....どうしても,Rosettaを必要とする(動作はするのだけど,多分バージョンが古くて更新されない)ユーティリティがまだ手放せないこともあり,結局,今の次元ではRosettaをインストール済の環境で運用している.

ハードウェア的には,今のところ,不満は無い.何よりも,確かにApple Silicon,全然消費電力も少ないし,優秀なのだ.XRGで見ていても,多分まだうちのMacBook Pro 14",1回もFan回って無い.2019のcore i7搭載のMacBook Pro 13"と比較すると雲泥の差といえるくらいに静か.要するに僕はまだ,このCPUを本格的に使っていないのだ,という言い方もできる.ちょっと驚くくらいに静か.サイズはやや大柄になって,本体の厚みも増えたのはちょっと判断が難しい.キータッチは,2019 MacBook Pro 13"の方に慣れたからなのか,2021 MacBook Pro 14"は中途半端にキーストロークが深く,そのキータッチもちょっとぷにぷに,っとした感触.なんか,最初は嫌だったはずなんだけど,ストロークの浅い,ソリッド感のある2019 MacBook Proはまだ手放せない感じ.まぁ,MS OfficeはMacBook Pro 14"にはまだ入れてない(ライセンス買ってない)ので,暫くはMacBook Pro 13"を使う予定なんだけど.モノ書きには2019" MacBook Proの方が良いかもしれない.

さて,こうなると,早く2017 iMac 27"を机から外して,その代わりに外付けの27"モニタを導入したいなぁ,という気分になる.EIZOの2731かCS2740か,その辺りを入れて見ようか.2台のMacBook Proをぶら下げて,用途に併せて両方をもうちょっと使おうかな,という気分になった.

2021/08/29

iPhone 12 Proを試す

僕は,未だ,iPhone 6sを使っている.電池の減りがやや早くなったことを除けば,特段の不便も感じないし.しかし,昨今,さすがにそろそろ,新しいiOSが対応しなくなりそうな予感を感じている.非接触のNFCも無いから,Apple Payなどを使えないのはちょっと残念だ.そんな状況なので,次にiPhone 6sの電池交換をするなら,新機種に移行するか,とちょっと思っていた.ただ,大抵のことはiPhone 6sで済むのである.何よりクレジットカード,相変わらずセキュリティ的には不安もあるし.そんな状況の中,ずるずると気がついたiPhone 6sでら5年?電池交換もすでに2回実施したし.

ところが在宅勤務になって,MacにいつもiPhoneを挿している状況になったからか,2回目の電池交換も虚しく,電池が長持ちしなくなって来た.原因は判っている.在宅勤務などをしていると,終日,iPhoneを充電状態にしているからだ.また,Arcで自分の位置情報を記録しているのも原因だろう.以前は,「お出かけ」と「通常」が明確だったので,「お出かけ」を記録する時だけArcを使っていたんだが,在宅勤務になった途端「お出かけ」が凄く曖昧な概念になってしまったことからArcは常時ONにしている.そりゃ,電池の消費も早いってもんだ.どうせだからiPhone 12 Proを買って使い込んで見ようかと思うに至った.先日久しぶりに合うことができたうちの弟が,図らずも,そろそろ機種変しようかななどと言ってたのも,僕の背中を押した要素のひとつだ.ついでに言えば,先週水曜日にモデルナワクチンの2回め接種を受けて,その翌日はその副作用で高熱を出してたんだが,その点では「コロナワクチンの副作用に打ち勝った証」という訳の判らない理由もある.

久しぶりに,どこへも行く用事の無い週末の朝,radikoで週末午前中の番組を流しながら,iPhone 6sのApple Store App.でまず値段を確認しよう.iPhone 12 Proの,多分使い切らないけど512MBをカートに入れて,Wallet型のケースはあるかなぁ....あ,これも入れよう,後は保護シールだな....それから,ヘッドホンジャックも無くなっちゃったから,ightning-Headphone Jackのアダプタも必要だな....などとカートに入れて総額¥169, 576.ぶっちゃけ¥170Kである.さて,どうしようかね.今年1月に買ったLes Paul Specialよりも高い.でもなぁ,Apple Payの威力とかもちょっと試したい気もするしなぁ.iPhone 6sがiOS 15でサポート対象から外れたらどうしよう,とかも思うし.そう,長期的に考えると,どこかで機種変せねばならないんだよなぁ....しばし,躊躇した.うーむ....と思って,一度他の作業をしてみる.そう,どこかで機種変せねばならないのだ.....どうせだから,やっちゃえという気持ちがやや勝ってきた.というところで,Apple Store App.でcheckoutへ進んでしまった.....

さて,保護シールは店舗で貼ってもらいたいし,店頭受け取りに設定して.それから支払いは....店頭受け取りでも先に決済をせねばならないらしい.それなら,と,日頃Apple Storeで使っているクレジットカードで決済へ.ところが,ここで検証に失敗したと言われる.なんで?一昨年くらいまで散々使ってたカード,たしかに昨年更新が入ったけど....仕方無いので,別のETC決済に使っているカードで取り敢えず決済しておく.店舗は15:15で予約.

....と,ここまで来て,ハッとする.俺,なんか今凄い買い物してね?...まぁ,発注しちゃったものは仕方無い.もう1ヶ月もすると,今度はiPhone 13の発売で盛り上がるんだろうに,どうして今やっちゃったかなと思わないでは無いけど.サイズもでかくなって,本当に良いのかな,というのもあるけど.まぁ,まずは買って試して使い勝手を評価しないと先へは進まないだろう.

コロナ禍の緊急事態宣言が出る中,まぁオーダしちゃったし仕方ないよね,と言い訳しつつ,心斎橋のApple Storeへ足を運ぶ.店はそれなりの賑わいは見せていて,街の人出も多かった.入店するのに,まず店頭で並ばされて検温.アルコール消毒してから再度列に並ぶ.ここで,注文内容の確認.保護シールをオーダに入れていたが,この保護シールは自分で貼るヤツ,店頭で貼るには別のにしないといけないと言われる.ほぅ,あれ,クレジットで決済したけど,まだ決済終わっていないの?と確認したところ,品物の受け渡しで決済が完了すると言われた.それなら決済用のクレジットカードを変更できる?と聞くと,App上での発注を一度店頭でキャンセル,その上で再度購入手続きすれば出来ると言われた.なんだ,それなら現金決済も可能だったのかもしれないなぁ....ま,いっか.現金はそこまでお財布に入れてないし.では,そういうことで,ということで,Apple Store心斎橋の店頭で一連の購入手続きを片付ける.

現品の開封は,iPhoneにシールをお店で貼る場合,買った人が実施することになっているそうで.開封して,現物を確認の上,iPhone 12 Proを店員さんに渡してシールを貼ってもらった.ついでにケースも入れてもらって.そう言えば,以前,iPhone 6sをApple Storeで購入した時は,たしか店頭でActivation迄やったなと思い出す.あれは,確か銀座のApple Storeだった.Activationどうするの,と聞いたら,SIMを入れて出来ますというので,そこまで実施することにする.iPhone 6sのSIMを抜いてiPhone 12 Proに挿し,立ち上げを確認.パスコードも設定して,一連のActivationが終わったら,SIMはiPhone 6sに戻しておく.夕方迄は,まだ移行は出来ないし.

なんのかんの,一連の作業が終わったので,Apple Storeを離脱.30分くらいかかった.後は,家で母艦のMacBook Proに繋ぎながら作業をすることにしよう.ポケットに2台のiPhoneを入れて帰ってきた.

帰宅してから,買い物などをして,その後で本格的に移行作業.一回,iPhone 12 Proの設定を全て初期化してデータ移行を行う.最近は,BluetoothでiPhone間のデータ移行もできるとのことで,iPhone 6sのBluetoothをONにしてから隣にiPhone 12 Proを置いて置くと,自動でペアリングしてくれるらしい.始め!の指示は出さないといけないが,取り敢えず置いておけばコピーしてくれるので楽っちゃ楽.iCloud経由よりも若干早い,のかな?全てのデータが移行したら,SIMを入れ替えて,移行作業は完了.これでiPhone 6sはSIMなし端末になってしまった.楽天のSIMを買ったら,iPhone 6sに入れて比較用に使おうかしらん.さて,それから,使えないAppの削除をしたり,代替Appを探してインストールしたり.色々と面倒だけど,たまにこうやって片付けをしないと色々溜まっちゃっていけないね.

そんなこんなをやってたら,あっと言う間に夜中になってしまった.まだ,カメラとか,全然試せていないんだけど.いくつか気になった点もあって,まずはこれを残したいと思う.

  • ホームボタンを無くした結果,UXが悪化した気がする

ホームボタンが無くなって,もう4年?近く経過するはず(iPhone Xからだから4代目になる)が,ホームボタンを無くして変更した操作性の悪化を感じる.統一した操作に対する考え方が無いように見える.しかも,液晶面が拡がって得られた価値は,ほぼ無いように感じる.

例えば,iPhone 12 Proのホーム画面とiPhone 6sのホーム画面を比較すると,こんな感じになる.ホーム画面1画面辺りに並ぶAppの数は基本的に変わらない様子が判るだろう. 

勿論,両者ともiOS 14.7.1で同じ.画面のupper sideは,Face IDのためのカメラがあるから,空間が増える.bottom sideは,ホームボタンの領域が増えるのだが,間延びしている.Dockエリアが下側に動くのは良いとして,なんだ,この間の抜けたエリアは,と思わないでは無い.しかも,今までホームボタンが担っていた操作は,他の操作に置き換えるんだが,個人的に良く使うプロセス(App)のQuit操作や,Appの切り替えなどを起こすのが意外と大変なのだ.画面下側からスワイプすれば出てくる「時もある」,みたいな.背面を叩くと出すことで,出すことができるように設定も出来る.この操作体系,UIの文法は理路整然としているのか,という点が気になるのだ.

ここで,input methodを起動すると,下のようになる.Wordを立ち上げて見たんだが,こんな感じで,スペースの有効利用になっているのか,気になる.うーん,1行分くらい,エディタ画面は拡がった感じだし,キーボードのフォントサイズも若干大きくなり,これは歳をとった自分には若干見やすくなったと思うんだが.それでも,そのわずかなメリットと比較して,UX的にどうなのよ,と思うのだ.画面のBottom Side,なにかと役割りは持たせているが,Input Methodの切替えに,こんなに大きな領域取らなくても出来るよね?みたいな.なんか納得感を感じられない.

元々, ホームボタンの排除は,SamsungなどのAndroid系スマホの「こっちのケータイは画面広いぞ」への対策として出てきたと理解しているんだが,小手先で対応している様に見えて仕方無い.それがiPhone Xからもう4代,続いているということだ.iOSも同じくらい,世代を重ねているだろうし.その館,UIの文法の統一性を図ってきたのか,というツッコミくらいは入れたくなる.Steve Jobsなら,ここまで美意識の欠如したUIの文法は承認しない,というか早々に改善せいと,すごい圧をかける気がする.iPhone 7の押込み感の無いボタンも個人的には苦手なんだが,いや,それでもコンポーネントとして明確な役割を持ってて,実は非常に差別化の要素だったんじゃ無いだろうか? 

スマホを使う場面と言えば,そもそも移動しながらの情報収集や自動車を運転しながらの利用など,どうしても「ながら」操作になる場面は多い.この状況でApp Switchなどが簡単に出来ない状況になるのは,残念だと思う(Appleとしては,ナビなら,ロック画面でも出てくるAppleのMapを使えと言うかもしれない.しかし,スクリーンを占有するような特殊なAppを最初からインストールしているの,独占だよね,とも思うし.これは,iPhone 6sの時から気になってはいるんだけど).

  •  Walletって,使いづらくない?

 いや,これはiPhone 12だからどうだ,という話では無いと思うんだが.Walletにクレジットカードを登録しようとして色々苦戦している.手持ちのクレジットカード,MasterとVisa,そして先日American Expressも用意したんだが,このうち今のところMasterカードしかまだ登録出来ていない.

これがAppleのせいなのかどうなのか,今ひとつ判っていない.ただ,最後のAMEXは先日,楽天で作ったんだが,今後,細々とした買い物はこちらに移行しようかと考えているのだ.カードは手元に届いて現在,銀行口座と紐付け作業を申請して...その後の連絡が無いので,どうなっているんだろう?そんな状況なので,まだ1回も使ってないカードなんだが,これを登録出来ないんだな.ついでに言うと,ETC専用で使っているVisaカードもこれまた登録出来ないんだけど.楽天カードはAppleの認めた発行者になっている割に,登録出来ないというのが,なんとも微妙な感じ.実生活で1回使わないといけないなど,なにか成約でもあるんだろうか?個人的には,クレジット会社への支払いは減らしたいところもあるけど.

なんだかなぁ,と思わないでは無い状況ではある. 

  •  FaceIDも色々と悩ましい

FaceID を設定してみたんだが,これ,登録の時点でマスクしていると登録が出来ない.そして,マスクを外していれば,いつ認証したんだろうと思うくらいの速度で反応してLockを外してくれるんだが,マスクしていると全然ロックが外れない.以前,どこかでマスク対応した,と読んだ気がしたんだが.COVID-19の蔓延に併せて,色々と考えなくちゃいけないUseCaseが膨らんではいると思うけど,これをどう捉えているかの問題.感染者のそばに居た,という状況証拠は残すようにしているけど,ロック外れないのはどうなんだろう?

あと, FaceIDでロックが外れたとしても,そこから一度Swipe操作をしないといけない点も気になっている.特にクルマを運転している時に,確実にロックが外れるのか,とか,App Switchが正しくできるのか,とか.その辺りの操作性が悪くなっているようなら,それは結構,スマホとして致命的な欠点では無いのだろうか?この辺りは,今後,実際に使った時に何が起きるか気になるところだ.

そんな訳で, 数年ぶりにiPhoneの機種変更をしたのだが,この更新が本当に正しい判断だったか,まだ不安は残っている.暫くはiPhone 6sも使えるようにしておきたい気分にもなっている.それこそ,楽天のSIMカードでも買って,iPhone 6sをクルマ用に残しておこうかしら,ということも検討中.

iPhoneも色々と進化したとは聞いてはいたが,「正しい」進化を成し遂げたのか,ちょっと気になりだしている.今回,実際に最新のiPhoneを弄って見て,ひょっとすると,このiPhoineの変化が,Appleの変質を表している,のかもしれないと懸念を持ったのも事実だ.他社製品との比較の文脈だけで製品を企画していないだろうか?それは,元々Appleが,あるいはSteve Jobsが持っていた,IndustorialとArtsの交差点的な立ち位置からずれてきていることを示唆するのかもしれない.そう,iPhone 12 Proは,本当にこのレベルの製品で良かったのか,他社比較だけで製品を考えていないだろうか?

Macの方は,IntelのCPUを捨てることで生まれた「圧倒的な価値」に期待しているんだが,同様の期待を持って購入したスマホを,もっと言えば,一番身近なケータイ計算機を提案してほしいんだよな,という思いは,どうしても残ってしまったのだった.

2021/04/18

NEUMANN KH80 DSPを試す

 先週の週末,パワードモニタをもうひとつ買おうかと思い,試聴したNEUMANN KH80 DSP.なんか,音の分解能が非常に印象に残ったこともあり,これは"買い"では無いか,と1週間ほど悶々とする.¥77K/本という価格,ちょっと高いんだけど,でもStealy Danとかの音を流した時に各楽器がすごく分離して,音像確認に良さそうな気がしたのだ.

そんな訳で,今朝,起きて「買う」と決めて,梅田の馴染みの楽器屋へ.いや,amazonも漁ったのだが,amazonに同じ値段で出ているものは無い.soundhouse.comでは,ほぼ値段は同じだし.ということは,馴染みの楽器屋,頑張って値段出しているじゃん,と.あぁ,まだ固定資産税の支払いとかあるしなぁ,と思いつつ,こう,湧き上がる物欲に負けた.COVID-19の蔓延が心配だけど,この値段で出るなら,ちょっと買って見るか,みたいな.それに,大阪のCOVID-19の拡大も心配で,今のうちに買いにいかないと,暫く楽器・機材を楽器屋の店頭で直接買う,という機会を暫く持てない気がしたのも事実.

早速,件の楽器屋へ向かう.途中で,現金を調達してからお店へ.いつも懇意にしている店員さんが居てくれて,先週の続きをする.まず,税込みで¥77K/本だよね,と.確認をとった上で,2本現金で買うからもうちょっと勉強しない?と値引き交渉.2本で¥152Kがギリギリ,というので,まぁそこまで楽器屋さんを虐めてもな,と,購入を表明.多分,これでも楽器屋さん的には設けが若干出るはず.手を打った.

さて,横浜でも使うことを想定して,ちょっと長めのバランスケーブルを....と希望するんだが,しかしここで,5mのTSR♂-XLR♂のケーブルなんて2本無かった.残念.仕方無い,帰る途上でヨドバシに立ち寄る.しかし,ここも,5mのオヤイデのケーブルは1本しかなかった.困ったね.5mのバランスケーブルが欲しいんだという話をすると,出てきたのがYAMAHAのマイクケーブル.まぁ,良いか,取り敢えず,これで繋いでみよう.うちに,まだ,TSRーXLRのケーブルがステレオ2本分あるし.取り敢えず買って,まずは音を聞くとかしたいし.ちょっと気になったので,XLR♂ーXLR♂のアダプタも2セット買って置く.

そんなこんなで,伊丹の部屋に戻って,早速セットアップする.iMac 27"の脇に置いて,ちょっと聴き比べもしたいので,今までほぼ使っていなかったBOSEのM2を外す.代わりにNEUMANN KH80を置いて,ケーブルを敷設して,等とやってたら2時間くらいかかってしまった.机の周り,色々と混乱状態に陥ってた.今はメインにしているGENELEC 8010 APMは,NEWMANN KH80の上に載せて設置.正しいオーディオマニアには絶対に怒られる配置だな,と思いつつ.KH80の方は奥行きもそれなりにあるんで,今後,何かスピーカスタンドを置かないと,机の手前が狭くなるし.

超特急でセットアップして,Mackieの1604 VLZからradikoの音を流して,早速KH80を鳴らしてみる.比較すると,8010と比較して,ボトム(低音域)が大きく出る.どこかのホームページに書いてあったけど,KH80は400Hzあたりがやや膨らむ傾向らしい.KH80の背面のスイッチを弄って,「大きい机」の設定にしてみる.少しだけ,低音域が抑えられた,かな?もうちょっと,エイジングが進んでから,設置方法を含めて見直すか.

店頭で試聴した時にちょっと感動した"音源の分離感"だが,radikoの音を流しているとちょっと弱い印象.まぁ,楽曲のマスタトラックの作り方にも依存するので,簡単に比較しちゃいけないんだけど.店頭で,Donald Fagenの音を流したら,凄い分離感で感動したんだけどな.さすがに,そのレベルのミキシングは,一般の楽曲では実施されていないのかしらん?あるいは,低音域が膨らむような設置方法だから,音源の分離感が曖昧になってしまうのか.....中々,スピーカは難しいね.設定が安定したら,どっちか横浜に持っていこうと思っていた,んだが,これは....今の状態だと,BOSEのM2を持っていくのが楽かもしれないな....うーむ.

興味深いのは,KH80の上に置いたGENELEC 8010.意外とこれが良い音がする.スピーカの位置がちょうど耳の位置になったのが原因かもしれないけど.8010は,サイズは小さいし,ボトムは出にくいスピーカではあるんだけど,やっぱり出音のバランス良いんだよな.デスクトップに置くのにも良い塩梅のサイズだし.これは中々手放せないモニタスピーカだなぁ,と再評価してしまった.

今のところ,NEUMANN KH80,良いモニタだとは思っている.決して,ヒアリング用ではなく,やっぱりモニタなんだけど,音に変な色付けをしない傾向にはあると思う.ただ,ボトムの処理は悩ましいなぁと思っている.あと,机の上で鳴らして,床で作業していると....意外とキックの音とか低域の音がくっきり聞こえて,ちょっとどきっとする.安普請の集合住宅で使って良いのか,音が回っていやしないか,とちょっと神経は使うかな,と言うのが,買った直後の僕の評価だったりする.

2021/04/11

Proteus Orchestraを見つけた!

ここのところ,横浜スタヂオのモニタ環境に不満を持つようになった.本質的な問題は,もう買ってから20年くらいになるDENONのプリメインアンプが,ボリュームがおかしいとか,セレクタがおかしくなった,というところから始まっているんだけど.ここのところ,オーディオメーカも軒並み経営が怪しいくなり,リペアショップも減っている現実もある.何より20年も前のプリメインアンプなんて,リペア部品も無くなってきているだろう.そう考えると,これはもうモニタ用にアクティブスピーカを導入した方が良いんじゃ無いかと思うようになった.そもそも,テープデッキなんてもう使わない時代だし,Mackie 1604卓でソースの切り替えもできるし.でも,パワードモニタを入れるにしても,やっぱり実機は試聴しておきたい.なにせ,以前のJBL Control 2は店頭で試聴したけど酷い音だったものな.

そんなこんなで,コロナ禍で大騒ぎな中,久しぶりに茶屋町LOFTの島村楽器にパワードモニタがいっぱい置いてあるし,ちょっと試聴させてもらおう,と,昨日,伊丹に滞在する週末に梅田に出かけてみた.うーん,それにしても,これだけコロナ禍で新規感染者が増えているというのに,梅田はそれなりの人出で,なんだかなと思わないでは無いんだが.

さて,茶屋町LOFTに行く前に,近所のイシバシ楽器にちょっと立ち寄って見る.中古の棚を覗いて見ると,あれ,Proteus Orchestraが置いてある!もちろん中古で,¥23Kの値札.うーん,こいつのROMがあったらほしいなと思っていたのだ.なんてこったい.店員に聞くと,完動だよと言う.どうせなので,と札束を見せて....って,値段が値段なのでとても札束にならなかったんだけど.値引き交渉をして,少し勉強して貰って,¥22Kまで落とすというので,思わず買ってしまった.


まだ,ROMを抜いたり,Vintage Proにインストールしたりはしていないんだけど,まぁ,取り敢えず買っておく,というスタンス.中古,というかVintageな音源って,どうしてもそうなるよね.本当は,これに,Proteus 2000対応のWorld ROMとか,Mo'Phatとか,あとB-3もほしいんんだけど.中々,買うタイミングを逃したり,モノが出てこなかったりして,まだ手が出ていない状況.まぁ,少しずつ揃えるし.あとはミキサーの入力chとのバランスもあるしね.

さて,その後,パワードモニタを茶屋町LOFT島村に聞きに行ったけど.今だと,どうやら,NEUMANNのKH80 DSPが良いらしい.たしかに,iPhoneから音出しして聞いたんだが,笑うくらいに音がしっかり分離して聞こえる.サイズもそれほど大きいワケじゃ無い.あ,これ良いかもしれないなぁ,と思わせるものがある.モニタスピーカは,変な色付けをしないのが理想,その上でmixされた音が個別に分離して聞こえる分解能というか,そういうのも必要.その点で,NEUMANNのKH80,確かに良い.笑っちゃうくらい良い.なんだ,この音の分離の良さは!と感動して笑いだしちゃったもの.

もちろん,お値段もそれなりにする.島村楽器は中々値引きが渋い.今,サウンドハウス見たら,大体,¥70K/本が底値,かな.島村じゃそこまでの値引きはしてくれなかったのが残念.うーん,どうしようかなぁ.GENELECの8010も良いんだけど,横浜,同じ音にするのもなぁ.2本買わないといけないし.こっちは,激しく悩み中だったりする.

2021/04/04

NikonのAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRを手に入れた

もう半年前になるのか,勢いでAF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 ED VRを買ってみた.もちろん,中古である.

このレンズ,Webでレビューを見ると,撮れる絵の割には値段が安い(新品で¥150K程度)とちょっと評判で.ちょっとおもしろそうだなと思ったのが原因.既に300mmまでのzoomレンズはあるワケで,cropで撮影すれば,450mm程度の焦点距離までは対応できる,のだが,やっぱりもうちょっと距離を稼ぎたいな,みたいな?しかも,Webのレビューを見ると,結構,手持ちで撮っている人も多いみたいだし.ちょっと試しても良いんじゃない?どうせ,試しだし,と思ったら,これは中古で買うしか無いよね,と,2020年の9月頃にWebで中古を探してたのだった.ふと見ると,ここのところ,中古レンズでしばしばお世話になっている秋葉原のニッシンカメラに中古が出ている.どれ,試してみるかと,札束を握って出かけたのが,2020年の10月3日のこと.

当日,お店に行くと,Nikkor 200-500 FA-Sは3本店頭に並んでた.うーん,ちょっと飛行機撮るのに試してみたいんだよね,と言ったら,それなら一番安いので良いんじゃ無いかな,と言われる.内筒がちょっと汚れているから安いけど,撮影には影響無いし,と言われた.まぁ,綺麗なやつとの価格差は¥5K程度.レンズの質が良ければ新品に置き換えることも念頭に,買って見た.お値段は¥113K.フィルタも付いてないし,おまけにフィルタある?と聞いてもそんなサイズが大きい(95mm径)フィルタなんか無いよ,と言われる.

仕方ないので,その足で秋葉原のヨドバシで,95mm径のNikonのフィルタを買った.のだけど,これが¥24Kもする!これと,あとはレンズポーチとしてHAKUBAの奴も買って.なんのかんの,ポイントを突っ込んだら,なんとか両者で現金支払いは¥14Kで抑えたんだけど.C/Pが良いからと手を出したのに,結果的には結構散財した気がする.レンズ1本に¥127Kかけていることになるじゃ無いか.ちょっと想定以上の出費だった.

家に戻って,早速,うちのNikon Dfにレンズを付けて塩梅を見た,んだが,こんな感じ.いや,デカすぎでしょう!大体,レンズに三脚座が付くレンズを買ったのは初めてだったんだが,三脚座で自立するんだ,みたいな感動を覚える.なんて迫力のある絵柄でしょう!

そんなこんなで,買って見たんだが,これを使った作例を作ろうとして,そこで見事にハマった.

まずこのレンズ,無茶苦茶重いのだ.レンズだけで2.09Kgある.三脚とか一脚が無いと,どうしてもブレる重さである.そもそも,僕の手元には28-300mmもあるので,このレンズを使う領域はその外側だ.その焦点距離できれいな写真を撮ろうとすると,このレンズの場合,望遠側をひたすら使うことになる.ここで手ブレを発生させると,そりゃ,悲惨な絵しか撮れない,ということになる.手持ちで使える,って....正直,かなり腕力というか,体幹を鍛えないと駄目だわ.

そして,バカでかいので,取り回しも悪い.そりゃ,こんなレンズ持って歩けば,目立つんだけど.この長さ,太さのレンズは,今の僕の手持ちのお散歩用のカメラバッグには中々収まらない.三脚座を外して,やっとなんとかなる感じ.三脚座の外し方を会得するのに,随分と時間がかかってしまった.以下では,少しだけ撮ってみた作例を付けて見る.

最初は,このサイズで撮れるよという絵.まず,200mmでこの画角.でも,この画角なら,僕の28mm-300mmで足りてしまうんだけど.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@200mm) f/11, 1/500

なので,頻繁に使うであろう500mmになると,こうなる.まぁ,期待通りと言えば期待通りに被写体が寄ってくる.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm) f/11, 1/500

さらに,crop撮影をすると,ここまで拡大しちゃう.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm, cropped) f/11, 1/500

うーん,タワーマンションの各家庭の窓にかかるカーテンの状況まで良く見えるぞ,と.ここまで来ると,別な意味で"やばいレンズ"では無いかい?紹介が遅れた一因には,こんな感じで作例を掲載しずらかったのもある.まぁ,f/5.6のレンズなんだけど,逆光だからなのか,やや色合いは暗い感じが.FXサイズで撮影するなら,ここまで酷く拡大されることは無いので,とっとと使えば良いんだけど.でも,前述のように重いから,ついつい持出して歩く気分にならない,のよ.このレンズを抱えて長距離を歩く気にならない.

そうは言っても,少し,あっちこっち連れ出して使ってみている.例えば,大阪のホームから撮った,入線してくる神戸線新快速.多分,シャッター押す時にそれなりにブレている.動態の撮影には,置きピンをするなりした方が良い,くらいにちょっとAFの合焦には時間がかかる感じがする.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm) f/9, 1/320

柏尾川のアオサギ.十分な距離を取りながら,野鳥をこのように撮影するには良いレンズなのかもしれない.まぁ,このアオサギ,動いていなかったしね.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm) f/6.3, 1/100

あと,若干,オートフォーカスのピンが甘い気もする点はちょっと気になる.このレンズはとても大きくて目立つので,これを撮っている時,通りかかった女の子から「プロの写真家ですか?」と聞かれた.いや,練習中のアマチュアだよと答えたけど.やっぱり怪しく思われるよね.うん.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm) f/10, 1/400

望遠レンズが作る絵面の圧縮効果はこんな感じで,かなり強烈に効いていると思う.こちらも戸塚駅のそばの柏尾川の河岸.戸塚駅から若干西側に向かって,桜並木となっていて,桜の季節は大変綺麗なのだ.ただ,このコロナ禍の中,人出もそれなりにあって,いかがなものかと思わないでもない.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@500mm) f/10, 1/400

いずれにせよ,このレンズは,サイズと重さの観点で取り回しが難しいレンズだな,と言うのが,現時点での僕の評価.なお,今回紹介した作例は,いずれもDfを手持ちで撮影,手ブレ防止のVRはONにしている,んだけどな.多分,拡大すると「手ブレ」が目立つと思う.

そんな訳で,AF-S Nikkor 200-500mm/f5.6 VR,お散歩レンズとして持ち歩くには,ちょっと無理がある重さ,サイズだった.それに,お散歩で気軽にスナップを撮るという観点からも,撮影対象に細心の注意が必要なレンズだと思う.それに,超望遠レンズというのは,都市部でのスナップに使おうとすると,安易にWebに上げられない絵が撮れてしまう可能性もある.だから,撮影時の構図にもかなり神経を使う.市街地では,意図せずに絵に入り込む「やばいモノ」とかも多いし.そうは言っても,超望遠ズームレンズとして,このレンズじゃないと撮れない絵面もあるのは事実.手ブレ等を考えると,ぜひ一脚程度は持って歩きたい,ところだが,そうなると今度は手軽にお散歩に連れ出せないよな(荷物増やしたくないよな)と,ここで葛藤が始まる.そんな感じで,非常に使い所に悩むレンズだな,と言うのが,半年ほど僕が試した率直な感想である.まぁ,そうは言っても,このレンズならではの表現もできそうなんで,多分,手放したりはしないだろうなと思うのだけれども.

Nikon Df, AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6 (@220mm) f/11, 1/500

まぁ,花見にここまで色々持ち込むなら,このレンズを持ち歩く程度,それほど苦では無いかもしれないなぁ.

2021/03/20

企業内教育の考え方について

最近,会社で社内教育の見直しなどの議論をしているんだが,ふと思ったことを書いて置きたい.企業内で,技術教育をするにあたって,考えないといけない「知っておいて欲しい」ことは,多分3種類あると思う.次の3つに類型化できるんじゃ無いかな.

  1. 自身の業務の品質を一定にするために知っておくべきこと;Must Knowな項目といって良い.例えば,SW技術者が欠陥の無いソフトウェアプロダクトを,一定の生産性を以って開発するために知らなくちゃいけないことを学んでもらう.ISO 9000などでは,ある業務をするためには,その業務遂行に必要なことを教育するのは組織の役割となる.CMMIでは各PAのGP 2.5で教育を取り上げている.これらは,この項目を扱うことになるように思う.
  2. チームでの業務遂行のために知っておくと良いこと:企業での業務はどうしても,他の役割を持って活動する人と連携する必要は出てくる.企業規模が大きくなればなる程,こうした関係者がどういう価値観で活動する人のことを知らないとだめだ.例えば,SWプログラマなら,品質保証の人たちがどういう価値基準でQAの活動をしているか,SWテスタは何を目的に彼らの活動をしているかを知ることだ.これは,知っていることが望ましいもの,だ.多分,当面の自身の作業には直接関係無い(あるいは邪魔に感じることかもしれないけど)かもしれないけど,チームワークをうまく回すために知っておいて欲しいことだ.
  3. 将来の業務内容の改善のために知っておいて欲しいこと:企業での業務が,いつも同じである訳が無い.例えば,昨今,デジタル・トランスフォーメーション(DX)と言われているけど,長期的に自身の業務がより「良く」なるために,あるいは市場動向に応えるために取り込まねばならない新しい技術を学ぶことも重要だ.今なら,Big DataとかAIとか,次の世代の製品を開発するために知っておいて欲しい技術項目は常にある.「自分で研究しておきたい」技術項目という言い方をしても良いかもしれない.
この3種類の観点を忘れて,学習項目の体系化を図ろうとしても,どうもすっきりしないというか.
企業というのは,そこにいる人材は,本当に多様性に富む.個々人の(経験を含めて)学んで来たことも違えば,嗜好や指向も違う.その中で,共通の言語,考え方を理解して貰って,チームとして活動できるようにするのが,組織内で実施するトレーニングの最低限の範囲になる.ここまでは知っているよね,ということを前提に,企業の様々な活動もデザインすることができる.ここをまず押さえよう,というのが,CMMIのGP 2.5であり,ISO 9000の教育に関する要求事項なんだと思う.もちろん,この範囲を知っていても,業務を遂行する個々人がそれを使わなければ,その効果は発揮できない.ただ,失敗に対して,それはこういうことだったんだ,と共通の理解を持てるようになれば,失敗を通して小規模な改善を進めることはできるんじゃ無いかな.これが上記の1.の範囲.
同時に,組織が大規模になった時,自分のやりたいことに対して外部から茶々が入ることは多い.経理とか人事とか,組織が違えば違う価値基準で動くことも多い.でも,コンプライアンスとか考えたら,こうした価値基準も,個々のメンバが知っておいて欲しいことになるはずだ.僕も,企業の中で,しばしばコンプライアンス関連の全員教育を受講させられるんだけど,自分の作業にどう関係するか判らない,忙しい時にはこういうのを受けさせてどうするんだと思うことがある.でも,それは,別の組織の誰かが困るし,という話にもなる.そして,大規模プロジェクトでのソフトウェア開発ともなれば,こういう事象は本当に多い.品質保証の分野で良く言われる「次の工程はお客さま」という言い方も,価値基準が違うからということになるのかもしれない.この辺りを知って,全体最適を図ろうとか,あるいは他の人の意思決定が自分のところにどう関係するかを整理するためには,上記の2.の範囲の知識も必要になる.個人の繋がりだけでチームが運営できるなら良いけど,僕の経験から言えばそれが実現可能なのは,40名程度のチーム迄だろう.それを超える規模になった途端に,「相手が見えなくなる」のは良くあることだ.そのためにも,他の人達が何を基準にどういう活動をしているか,アウトプットがどういうものかを知ることは重要だと思う.
最後に,企業そのものが成長し,あるいは変化する市場の中で生き残ることを考えたら,「固定化された活動」だけで済む訳が無い.例えば,従来の人手でやっていた庶務の業務,ERPやRPAなどのツールを取り入れて省力化を図ろう,なんてことをして,余剰の人材を作って開発に充てるとか.同じ製品を繰り返し出荷する必要も無い.もちろん,螺子屋さんみたいに「無くなると困るモノ」があるのも事実だが,そうは言っても螺子屋だってボードの設計方法とか筐体の設計の考え方とかに応じて製造する製品の種類は変わってくる.昔,マイナス螺子だけだったのが,フィリップス螺子(+螺子),トルクス螺子などが出てきたように,多分,これからも色々な螺子への要求に対応して行かないと,企業は製品を出荷する市場を失っていく可能性も高い.だとすると,ここに対する備えは常に営利を目的とする企業体としては必要だ.新しい要求,それに応える手段など,どんな企業でも各社の担当範囲で技術革新やそれに伴う要求の変動の影響を受ける.だとすれば,そこに備えて「新しい技術」に対応していくための,技術革新についていくための教育も必要だ.昨今,皆さん,AI(というか,機械学習なんだけど)で何をする,みたいな話を夢物語のように語るけど,何故それができるか,何をするものなのか,正しく理解していないんじゃないかなと思えて仕方ないんだけど.例えば,こうした幻想を壊して,かつ,正しく技術を使ってここまでできる,こうする必要がある,というのを学んでいただくことは重要だ.この辺りの話は,3.に入れるといい気がする.
こうして分類して,企業内の教育を具体化ひていくと良いように思うのだけど.その上で,手持ちの人的資源(企業内で人材育成に使える資源というのは,極めてわずかだ)の範囲で何を重視するか,という議論になると思うのだ.その事業分野を伸ばしたいか,という議論から,3.のバッグに入った講座体型を作ることになるだろうし,あるいはその手前,1.の範囲を徹底してやるんだ,という考え方でも良い.そこに,企業としてのカラーが出てくるんじゃ無いかな.僕自身は,3.が膨らむと楽しいと思っているけど.

2021/01/24

Gibson Les Paul Specialを仕入れた

この冬,新型コロナの影響で人と会うことも減り,オンラインでの会議なども増え,これが中々限られた時間の中で結論に至ることも少ないのに,時間ばっかりかかる等.色々とフラストレーションというかストレスを感じることが増えた気がする.

そうした中,どういう訳か,無性にGibson Les Paul Specialを1本欲しくなってきてしまった.いや,以前から,Les Paul SpecialのDouble Cut-awayが1本欲しいなとは思っていたのだけど.スラブのマホガニーボディにP-902本載せて,チューニングはクソみたいに精度が悪そうなストップバーブリッジで.基本,イナタイ系の音が出て,暴れる音を出しても良さそうだし,同時に意外と甘い音も出そうだし.1本,うちのギターセットにあっても良いんじゃないかな.以前から,楽器屋の店先で試したこともあるんだけど,不思議なものでこの「イナタイ」感じの音は,何故かGibsonじゃ無いと出ないんだよなぁ.

そんな訳で,ここ3ヶ月くらい前から,本格的にWebサイトを使って,Les Paul Specialを探していたのだ.僕が欲しいのは,

  • マホガニーネック・マホガニー単板,P90が2本という構成.願わくば,Double Cut-a-wayのbody形状,なんだが,最近Double CutawayのLes Paul Specialは中古でも出てなくて形については半分諦めている.
  • ストップバーブリッジ;Tune-o-maticは敢えて要らない.オクターブピッチ調整のためには,後でBadasのような奴にリプレースすることも考えているけど,まずはストップバーのWrap aroundブリッジを試したい.要するにTune-o-Matic BridgeとTail Pieceの2分割構成じゃ無いのが欲しい.
  • 色はTV Yellowはちょっと嫌.ボディの木目が見えないのは悲しい,TV Yellowって塗装が厚い印象があって.いや,本家GibsonのCustom shop製なら塗装も薄いみたいだけど,でも,木目が見えづらい塗色は個人的には避けたい.願わくばWallnut,最低でもCherry Redが良い.
  • 鳴らした時に,なんとなくイナタイ感じの音が出る,かつ,できるだけ「鳴る」個体じゃ無いと意味が無い.
という奴だ.
Gibsonは,最近,Les Paul Special Tributeという,ボディ形状は似ているが構成は異なって(TributeはMapleネック),若干安価なギターも出していて,以前,これを楽器屋で試したこともあるんだけど,この音は欲しい音じゃなかった.やっぱり,Maple Neckは音が硬いのだ.その前には,Les Paul Junior Specialという名前で,Tune-o-maticブリッジとTail Pieceの構成の奴も出してたけど,こちらはP-100というHum-Backing Pickupを搭載していたらしい.P-100はP-90 pickupを2つスタックしてハムパッキングの構成にした奴らしいんだが.それもまた,個人的には狙いと違うんだよなぁ.
中古で良いんだけど,逆に中古で買うなら実物で音のチェックはしたいし.しかし,このコロナ禍にあって不要不急の外出は控えねばいけないし.時々,DigimartにもLes Paul Specialの中古が出ているけど,例えば"Neckが波打ってます"とか書かれていると.さすがに見に行くのもなぁ,となってしまう.そのうち,今度はうちの親父が風呂場で倒れて入院したりして,実家迄の片道550km程度を,毎週通う事態になって,ますます身動きも取れなくなったりもして.
しかし,在宅勤務というのは,微妙にフラストレーションが溜まる.今まで「自分がリラックスする」ための場所が,「お仕事」に侵食され,しかも時間管理迄されるのだ.まぁ「お仕事」はリモートでもそこそこできるんだが.....最初の頃,通勤時間が節約できて便利とも思ったんだが,実際に継続すると意思疎通にかかるコストが意外と大きいと気づいたり.
そんな折,今まで使ってた中華安物マイクケーブルをちょっと良い奴に更新しようか,と,梅田の楽器屋へ行くことにした.で,Monstarのマイクケーブルを買った帰りに,その近所の楽器屋に立ち寄ったら,店頭に新品のLes Paul Specialが置いてあったのだ.後で調べたところ,どうやら,昨年辺りからRegularな製品ラインとして復活したらしいLes Paul Special.本来,Les Paul Specialは,Les Paul製品群の中で一番安い(Student Modelと言われる)Les Paul Juniorにpickupを増設したようなモノで,3連ペグなんだけど.ただ,希望しているマホガニーネック,マホガニーボディ,P90×2搭載,ストップバーブリッジ,という構成.色もVintage Cherry Red.Single CutawayのLes Paul Specialだったけど,これでも良いか.ちょっと店頭で弾かせて貰ったら,これが想像以上に良い音がする.音の抜けというか,パコン,と適度にコンプレッション感を感じる音.ミュートもしやすいし.あぁ,いいかもしれない.お値段は新品で税込¥148Kと言ってて,それほど高い訳ではないのも嬉しい.ただ,その日は手持ちも少なかったので,その場で買うことは辞めておいた.
その後,家に戻ってちょっと確認したんだが,どうやら,最近はGibson Custom ShopのLes Paul Specialも作っているらしい.ただ,これはお値段が¥334Kとか,ちょっと気軽に買うには高すぎる.ネックの差込み長とかは長いらしいんだが.あまり大々的には製造していないらしく,国内でも1月の時点では,刈谷の方で2本くらい?他はTV Yellowの奴とかはそれなりにあるんだが.うーん,買っちゃう?見ていると,デジマート上の価格は¥145Kになってたし.

そんな訳で,ついふらふらっと.1/19に在宅勤務で1800過ぎ迄お仕事をした後,もう買っちゃおう,と思い立って伊丹の部屋を飛び出す.梅田の楽器屋迄出かけていって,まだ売れていなかった先日の個体を買ってしまった.一応,店頭で¥145Kからもうちょっと勉強できないか交渉したんだけど,これ以上は下げられないらしい.宅配便の運賃分安くなると思ったんだが,帳簿上はそういう扱いができないらしい.残念.代わりに消耗品を付けるというので,それで手を打った.Regular Slinkyを少し多めにおまけで付けて貰う.
早速,伊丹の部屋に戻って,HELIXに突っ込んで音を聞く,とこれが,うん,思った以上に良い印象.音をうまく作ると,なんか,スライドも上手くなった気分になるくらい,良い感じになる.これは良い買い物をしたかもしれない.なお,ネックは,50's C shapeという形状だそうで.正直言えば,握りはそれなりに太い.多分,うちの50's Nocasterを超えるくらいに太い握り.慣れれば良いんだけど,ちょっとその辺りは覚悟しても良いかもしれない.でも,太いネックのおかげで,音も良いんだろうね.ここ1週間程,部屋のギタースタンドの主は,すっかりこのGibson Les Paul Specialになってしまって,暇があればこの子を弾いている.HELIXの音作りも,おかげで色々と進んだ気がする.


2020/08/12

SHURE SM7Bを試してみよう....

 この盆休みは,母親がなんか「食事作るの面倒」モードになってしまい,まぁ体調も優れないようなので,帰省することは控えた.そうで無くても,新型コロナ禍対応で,人と会うことも憚られる状況だしな.一方で,猛暑どころか酷暑な状況で,横浜の家までは帰ったものの,あまりに暑い.これでは熱中症で死んでしまうやもしれん,と不安を覚えた.仕方ない,早々に伊丹に戻ってエアコン生活にするか....そんな訳で横浜には2日滞在しただけで,また伊丹でお籠り生活をしている.全く,某国のCOVID-19などというつくづく困ったものを輸出してくれたものだ.....

そんな状況なので,伊丹の部屋にこもって宅録作業を久しぶりに色々やっているんだが.伊丹で作業をしているんだが....なんか,マイクが欲しい気分になってきた.在宅勤務でリモート会議が増えてきていることもあり,ちゃんとしたマイクを追加したい気分になったのだった.実際のところ,5月の連休の際に,横浜スタヂオから,随分前に買ったSHUREのWH30という,ヘッドウォーン型のコンデンサマイクは持ってきたのだが.どうも調子が悪い.まず,スポンジでできたポップフィルタが無くなっているし,何よりも長時間使っているとなぜから知らないけどノイズが乗る.もうひとつ,このマイクは,メガネのように耳にひっかけるタイプのマイクなのだが,長時間付けているとどうも耳が痛くなるんだなぁ.頭のサイズに合わせたサイズ調整ができないのがちょっと辛い.そんな訳で,ちゃんとしたマイクを一本,伊丹スタヂオにも入れないとなぁ,と言う気分になってきた.

個人的には,ヘッドウォーンマイクはコンパクトで邪魔にならないんだけど,やはりハウジングが小さいのが引っかかる.ダイナミックマイクでも,横浜スタヂオに入れたSHURE BETA 57Aみたいな素直なマイクはあるし.実際,このマイク,結構これでAccoustic Guitarの音録ったりしているんだが,中々良い感じで音を拾ってくれる.どうせだから伊丹スタヂオにも,ちょっと良さげなダイナミックマイクを1本入れて見ようかしらん.きっと取り扱いも楽に違いない.

色々と探したんだが,SHUREのSM7Bをちょっと試して見ようかという気分になった.これ,どんな感じなんだろう?ナレーション用と書いてあるけど,Michael Jacsonのレコーディングでも使ってたらしいし.Podcastをやる訳じゃ無いが,ラジオ放送局のマイクみたいで,絵面的にも面白そうだし.ハウジングも大きくて,素直な音が録れるらしい.大学の遠隔授業の非常勤講師の仕事もあるし,あるいはこういうのを使うと良いかもしれない.モニタはGENELECの8010Aもあるし,SONYのMDR-M1STもあるし,今度は音の入力側もちょっと良いヤツにしてみよう,と思った.そうは言っても,これ,¥58,640とかするのよね.....中々踏ん切りがつかない中で,MOTUの828esとか,A8/A16などを先行して入れてしまったのだけど.お盆休みに帰省を見送ることになって,なんかタガが外れてしまった.衝動買いである.

まず,伊丹スタヂオに来たその日に,RODEのPSA1というデスクアーム型のマイクスタンドをamazonで調達する.これがお値段¥16,911.高い.....けど,これはしっかりしているヤツなので,きっと安心.で,オーダしたら翌日の1600には,PSA1が届いた.届いたところで,ではマイクを,と,もう買う気分になっている.大阪の楽器屋に行けば,現物があるのもリサーチ済.早速,酷暑の街に出て目当ての楽器屋に行く.以前,マイクの相談をした時に,この楽器屋はSHUREのマイクは値引きできないんですよ,みたいなことを言ってたけど,どこまで値引きしてくれるかしらん?マイクケーブルと併せて少し勉強してくれないかなぁ.....さて,楽器屋の店頭で色々と打診をして見る.まぁ,以前からここでは良く勉強して貰っていることもあり,多少無理めで相談をしてみたんだが.結局,本体価格は値引きはできないらしい.代わりにマイクケーブルをつけると言う.そうは言っても,あまり良いケーブルは付かないというので,少し良いケーブルにしてよ,その分少し余計に出すから,と言うことに.5mのマイクケーブルとSM7Bを併せて¥70Kで手を打った.それにしても渋いっちゃ渋いんだけど.まぁ仕方無いか.多少は楽器屋も儲けてもらわないと.

そんな訳で,RODEのPSA1マイクスタンドと,SHUREのSM7B.日頃使っているiMacと27"の外付けモニタの間に生やして見ることにした.どうも,Zライトが2本にマイクスタンド,とデスクの上のアームが所狭しとなってしまうのが問題だけど.でも,ここくらいしかいれるところが無い...orz....マイクを強引に付けてやると,やはり机の上が狭くなるのが難点だな.マイクは,Apolloの方に立ち上げて,シミュレータだけど今はAvalonのプリアンプに通して見ている.マイクの特性としては,非常に素直な印象を持っている.出力は若干低めなのが気になるところだけど,まぁ,買う前からそれは判っていた話だし.取り敢えず,音出しまでして見て,うん,これなら許せるかなと納得した.まぁ,¥70Kも出しておいて,酷い音だったらそれこそ目もあてられない.

しかし,さすがに普段はこのサイズのマイクがモニタの前にウロウロしているのは邪魔だなぁ.仕方無い,モニタの裏に格納することにしよう.マイクスタンドを出したりしまったりするのも面倒だし,それなら見えないところに普段は置いておいて,必要な時だけモニタの前に持ってくる方が扱いやすいだろう......

ということで,BETA57Aも良いけど,SM7Bも良いぞ,みたいな.SM7Bでは多分,アコースティックな楽器を録ることは無いと思う.どちらかというと,音声系じゃ無いかな.後は,追ってRolandのVT-4などを入れて遊んで見るか....?まぁ,暫くはこれで物欲を落ち着かせるつもりなんだけど.


2020/08/10

そう言えば....6月に電子レンジを買った

 伊丹スタヂオは,弟がいなくなってから電子レンジというものを置いていなかった.いや,そういう意味では,伊丹スタヂオの主要な家電製品は,エアコンも冷蔵庫も,弟が神戸に赴任した際に彼が買ったものだ.これらの中でエアコンと冷蔵庫を置いていってくれたのだから,ここは感謝しないといけないんだが.

で,彼は関東ちほーに戻る際に,彼が買った炊飯器と電子レンジ,そしてTVは持っていっのだった.炊飯器は持っていって,お米と米びつを伊丹に置いていくのもどうかと思わんではないが.米びつに残ったお米を見て,どうしようかと一時は思ったね.まぁ,仕方無いので,自分で炊飯器を1台買ったのが,もう3年前のこと.2017年のこと.さらに,お米を炊いたら,諸々自炊をしないとね,と.自炊そのものも悪くは無いんだが,やっぱりスーパに行くと見かける冷凍食品という便利なものが使いたくなる.しかし,かつて売ってたオーブントースタ対応の冷凍食品も,最近は姿を消してしまい,中々便利な生活への憧れが募るようになった.ぶっちゃけ,冷凍食品のグラタンとか食べたくなってしまったのだ.

しかし,部屋に電子レンジを導入するにしても,僕が期待する形状の電子レンジが中々売っていないのだ.そのまま3年程,経過してしまった.僕の期待するのは,

  • 庫内がフラット;回転皿とかいらない.今どき,庫内がフラットじゃ無いと.ついでに容量がちょっとしっかりあるやつで,W数もちょっと高めが良いな
  • 横開きドア:前にバタンとドアが出てくるのは,冷蔵庫の天板に置いておくには不便なのだ.温まったものを安全に取り出すことを考えると,横開き扉が嬉しい.
という2点だけである.うちの台所の配置を考えると,こういう形状の電子レンジじゃ無いと,辛いのだ.しかし,こういう形状の電子レンジ/オーブンレンジは,市場に出てこない.しばらく店頭でリサーチしたり,Webでカタログを見てたりしたんだが,どうも,こういう希望に対応した電子レンジ/オーブンレンジは本当に無い,か,あっても庫内容量がやや小さかったり,最近の新興家電メーカのやつだったり.どうもなぁ.そういう訳で今まで3年程,導入を見送って来たのだった.まぁ,温めたお弁当が冷えないうちに部屋に戻れる程度の距離にコンビニもあるので.炊飯器導入の時のような,米ビツ一杯のお米を前に「どうせいっ,っちゅんや?」と途方にくれることも無かったし.

それが今年は新型コロナ禍対応で在宅勤務が増えてちょっと状況が変わってきた.近所にコンビニがあるといっても,往復の時間+買い物の時間で昼休みの半分は消える.さすがに,これは冷凍食品を電子レンジで温めるとかしないと,お昼休みが休みにならなくなる.....こうした事態を受けて,この春先に改めてWebを漁ったところ,Panasonicが2019年の11月頃に出したNE-FL221-Kが,庫内フラット,横開き扉じゃ無いか!しかも庫内容量もちょっと大きめ.これ良さげだな.電子オーブンレンジも考えてたけど,そこまで凝った料理する訳でも無いし,何よりも横開きドアの電子オーブンレンジは無いのだな.もうこれで良いや,と覚悟を決めた.市場価格は,単機能の電子レンジにしてはやや高めの¥25,000〜¥30,000程度.とは言え,家電製品なんて早々買い換えるものでも無いし,希望する「形状」を優先してしまって良いんじゃ無いかな.

そんな訳で,ヨドバシ梅田に向かったのが6/6のこと.ボーナスが出る直前である.店に行くと,新品の隣に「現品準備中」が出ている個体が.隣には,新品が置いてあって,これの値札はたしか¥26Kちょっとしてたんじゃ無いかな.店員さんを捕まえて,現品準備中というが,何が問題なのか,と聞いてみる.どうやら,梱包箱が無くなったらしい.マニュアルは庫内に入っていて,特に問題は無さそう.現品処分ということで準備中というので,それなら買うよ,と言う.値段を確認すると,新品を買うよりも¥3,500安くしているというので,それで良いや.さらに,ヨドバシのポイントで端数を払うことで,現金支出は¥20Kで済ませた.ハンドキャリーで持って帰る,と伝えたら,所謂プチプチの梱包材でグルグル巻にしてくれた.大阪駅からこれを伊丹スタヂオまで電車で運ぶ.持って帰ると,意外と重かったな.その日は重労働で疲れて,伊丹の部屋に戻ってすぐに設置はできず....夜になって冷蔵庫の上に電子レンジを設置.

さて,電子レンジを導入してみると,これが思いの外,便利なのね.何が便利って,炊いたお米,これの温め直しがすぐできることだったりする.在宅勤務になると,短い昼休みの間に昼食を済ませねばならない.誰か作ってくれる人がいる訳でも無いので,自ずとカップラーメンとかお茶漬けとか,ジャンクな食生活になる.それが,電子レンジが来たことで,お冷ごはんを温めてレトルトカレーや冷凍食品の中華丼を手軽に食べられるようになった.これは,心理的に随分と余裕ができる.さらに,冷凍食品も色々試してみた.冷凍食品のパスタ,悪くは無いんだが,これなら自分でパスタ茹でる方が美味いかな.でも短時間でできるのは嬉しい.何よりも,温かいごはんがあるだけで選択肢が増えるのが嬉しい.後は,最近はコンビニのラーメンも意外と旨くなっていることを最近知ったのだけど,これが電子レンジがあると自宅で温められるのも嬉しいね.ちょっと時間がかかるけど,満足度は高い.まだまだ,極限まで使っているわけではないけど,¥20Kでもたらされた食生活の改善は非常に素晴らしい,と思ってしまうのだった.ただ,会社でその話をすると,今までどういう生活していたんですか,とか,高い電子レンジを買いましたね,とか言われてしまうんだけど.

ということで,在宅勤務になると,こうやって自宅設備が良くなって行くのねぇ.家具屋さんや宅配通販が儲かるのも判らんでは無いなぁ.


2020/07/02

MOTU 16AとAVB HUBも買っちゃった....


つい先日,Guitar Amp Siulator系の3本のRackを束ねるのに,MOTU 8Aを導入したんだが...その直後に,ハイレゾリューションの案内メールにアウトレットセールの案内が飛び込んで来る.普段なら,あまり意識しないんだが....今回,ふと覗いてみると,MOTU AVB HUBが出ている.さらに,MOTU 16Aも出品されている.あれ....結構,割引率も良いじゃん.販売代理店のハイレゾリューションのアウトレットなので,店頭展示に使ったものだろうと思うけど.なんか,定価の20%引き,25%引きで,両方合わせて¥200K程度に収まるっぽい.消費税入れて¥220K程度.これは....買っておくとお得?何よりも,MIDI音源系を束ねているTEAC LM-8STを外して16Aを入れたら,色々と便利そうだ.あと,AVB HUBは,828esと8Aを入れた時点で,Firmwareの更新には常にThe Netに繋いで置く必要がある,って知ってしまったので,いつか入れてみたいと思ってたところだし.
ということで,セールの開始日に,早々にオーダを入れて見る.ハイレゾリューションのホームページからオンラインストアに行く形でオーダができる.で,案内メールでは,現金振り込みだけよ,と書いてあった割に,オーダを入れようとすると何やらクレジットカードでの支払いもできるみたいだぞ,と.で,クレジットカードでの決済を期待して申し込んだら,おっつけ,ハイレゾリューションの営業から電話が.....やっぱり,銀行口座への振り込みが必要らしい.仕方無いなぁ.....オーダは通しておく,請求書を送るのでそこに書いてある口座に振り込んでくれ,という話になったので,仰せのままに. 24時間以内に振込みすることとあったので,その日の夕刻,銀行に走ることになってしまった.お値段は,配送料と消費税,両方の商品の値段併せて,¥210Kほど.オーダを入れたのが6/24のこと.配送を6/28のお昼くらいに設定して置いたところ,その日の15:00頃に2つが届いた.中々優秀ね.
取り敢えず,その日のうちに,TEAC LM8-STを外して16Aに差し替える.さらに,16Aの設定で4バスアウトのミキサにしてしまう.どうせなので,と,Thunderboltポートも,部屋にあったThunderbolt 2ケーブルで繋いで.これで,伊丹スタヂオは,submixer群はすべてデジタル化.これを,一度Mackie 1604 VLZ Proに一度立ち上げて,828esで吸い上げる構成にすることはできた.
AVB HUBは,伊丹スタヂオのmainのEthernet HUBにぶら下げる形で設置.ついでに,iMacとMacBook Proも,このAVB HUBにぶら下げて有線接続.まぁ,あとでMacBook Proの出力もAVB経由にしようかなと言う目算である.
さっくりとやってみて,機材としてはベストな構成になったかな.1ヶ月で概ね¥300K強を投資してしまったけど.16Aは,Line Mixerとしてまぁ,「音に色が付かない」ように思うし,なんとなくMOTUのAVB対応Audio I/Oの使い方も見えて来た気がするし.16Aで吸い上げた音は,取り敢えずアナログで 2 stereo busで1604 VLZ Proに立ち上げたけど,後で少し構成も見直すかも.不満を言えば,例えば,Apolloも最新化したいとかあるし,キーボードもKORG KRONOSを入れたい気もするけど.あるいはRolandのA88 mkIIとか.でも,物理的なスペース成約を考えれば,現状以上の拡大は,収拾が付かなくなっちゃいそうなので,後3年,定年迄はこれで頑張ることにshようと思う.
なんか,新型コロナ禍もあって,横浜スタヂオの方が更新止まっちゃっているけど....伊丹のスタヂオの方が機材の世代交代が進んでしまったな.横浜の方も,そもそも建屋をそろそろなんとかして,インターネット常時接続の回線を入れて,という構成にしたいところなんだけどな.....今度はそっちに注力しようかと思っている.

2020/06/10

MOTU 8AとMicro Expressを導入した

伊丹のMOTU 828 mkIIが壊れてしまい,828esに置き換えたのが3/22のこと.運用も落ち着いて来て,中々良いのだけど,なんとなく今度は828 mk3を伊丹スタヂオから外したくなってきた.FireWire用のドライバとThunderbolt用のドライバ,2つを搭載している状況がなんとなく気になってきたのだ.どうせ,長期的に見れば,FireWireは排除されてしまう訳だし.それに828esは,AVBというEthernetの拡張機能で,もう1台のDigital I/Oをカスケード接続できるのだ.同時に,では同じ828esを買うのもなぁ,いやいやそうするとMIDIのポートが足りなくなるしなぁ....RackのUnit数もこれ以上増やせないし.色々と考えて行くと,そうか,MOTUのHalf RackサイズのAudio I/Oを1本入れて,あとはHalf RackサイズのMIDI I/Oを入れるか.これで,828mk3は横浜スタジオに寄せてしまうのも手だ,と思いつく.将来的には,伊丹スタヂオはクローズして横浜スタヂオに集約することになるが,その時はAVB I/Oで集めれば良いし.そんなことを考えていたのが5月の連休明けくらい.
ただ,MOTU 8A+Micro MIDI Expressのペアで考えていたんだが,これが,大阪の楽器屋だと中々安くならない.amazonで購入した方がよっぽど安くあがるみたいだ.そんな値段調査を色々としてたら1ヶ月くらいあっと言う間に過ぎてしまった.
6月に入って,そろそろボーナスだし良いかな,と思って,amazonで発注をかける.amazonは消費税が入っているのか良く判らないんだが,ここ数ヶ月,ケーブルとかも買って来たし,そこそこamazon pointも溜まっている.これを全部つぎ込んで,Micro Expressと8Aをオーダする.総額¥169,289也.意外と8A,高いのよね.まぁ,ADAT光のI/Oも1ペア付いているし,良かろうと.消費税が別途かかると¥186,211になってしまうんだが....なんでも,クレジット払いにすると5%だかの還元もあるらしいしな.amazonのマーケットプレイスに出店している国内の販売店が発送してくれるらしいから良いかな.....そう思って,えい!と発注したのが,6/6の午前中のこと.
これが意外にも早く届く.まず,MOTU 8Aは,6/7のお昼に到着する.はやい....!しかも,パッケージを開けたら,中に,MOTU Half Rack Mounterも1セット入っている!なんてこったい,それもオーダしちゃったんですけど......色々と確認して,駄目もとで,Rack Mount Kitの発注先にキャンセルをお願いして見る.いや,良くみたら,19" Rack Mount Kitを発注していたらしいのだ.....そして,翌日,6/7にはamazonからMOTU MIDI Micro Expressも到着してしまった.在宅勤務の期間中で良かった.パッケージ内容を確認すると,こちらにもHalf Rack Mouting Kitが1つ入ってて,あぁ,なんか無駄になっちゃったな.2つ揃ったところで,夜,2つのHalf Rackのインタフェースを繋いで,19" Rackにマウントできるようにする.6角レンチでネジを外して繋ぐだけなので,まぁ,それは大した苦労も無く終わった.
翌日,6/9の夜,会社から帰ってきてから,828mk3をMOTU 8A+MIDI Micro Expressに置き換える作業を敢行.取り敢えず,Mackie 1604 VLZ Proに立ち上げているアナログラインはそのまま,ほぼ背面のワイヤリングはそのままにして,828mk3を8Aに置き換える.あとは,今までは828 mk3に頼ってたMIDI I/OをMIDI Micro Expressに差し替えて.USBも繋いで,動作確認.うん,問題は無さそう.
さて,複数のDigital Audio I/Oを繋いだ時に,同期はいつも問題になる.最初に828 mkIIと828 mk3を繋いだ時に苦労したものな.これが,どうやらAVBで同期が取れるようになるらしい.10Base-Tケーブルで,828esのEthernet Portと8AのEthernet Portを繋ぐだけ.これで大丈夫になる.ついでに,Universal AudioのADAT outを8Aに入れて見ることにした.これで,Apolloに刺したAmp Simulatorの出力も8Aに立ち上がるようになるし.あとは,Apolloのコンソールから,出力先をADATに切り替えて,これで必要なやり取りはできるようになる.
MicroMIDI Expressに関しては,USB Bus Powerで動作するらしいので,USB HUBの給電で済んでしまうのが楽.amazon.co.jpのレビューを見ると,Mojave対応が遅れたので「動作しない」みたいなコメントが出ていたけど,これは2020/01/03頃に出されたMOTUのドライバを入れれば問題ない.最後にDP10を立ち上げて,ざっくりと動作確認.MIDI信号のルーティングがされていることを確認.
さて,今回のやりくりで余った828 mk3は,横浜スタヂオに持ち込んで,現在のMOTU 828 mk2で束ねているAmp Simulator系の音源を束ねるのに使う予定.同じ機材を2本繋いだらどう見えるのか,ちょっと気になるけど.まぁ,828 mkIIが壊れても修理できない状況になったので,仕方ないだろうなぁ.

2020/04/29

在宅勤務....

新型コロナウィルス禍の影響で,弊社も4月中旬から在宅勤務が基本となった.まぁ,必要なものは会社のファイル共有サイトに上げておけば,これを自宅からもVPN接続で参照,更新することができる,という内容なワケだが.最初は,通勤時間は無くなるし,無駄な労力だと削られたレギュラーコーヒーも,自宅でなら楽しみながら仕事できて快適じゃん,などと思ったのだが.実際に自宅で作業を始めて見ると,これが中々辛いことに気付いた.
まず何よりも,弊社のVPN環境が貧相なのだ.どうも,VPN(仮想Privateネットワーク)の回線数が足りなくなって社員全員で取り合っているとか,Web会議も昼間だと全然音質が酷くて何話しているか判らないとか.結果的に,常時接続している公衆回線の上で,VPNを1時間交代で使うとか,ワケ判らん状況になっている.それでも,まだSkype会議の音質問題はボロボロな状況.これが,面白いことに,社内のLANに直接つなぐと(社外委員会がある日に出社して確認した),大した問題にはならない.今まで,緊急事態宣言が発令される前も,大した問題は起きていなかったことから考えるに,きっと,これはVPNの受け口サーバが過負荷になっているんだろう,と推測しているのだけど.さらに,ネットワーク負荷削減のために,GoogleやYahooの検索は禁止,という指示も出てて.なんだかね.いや,在宅勤務をしなくちゃいけない状況にあるのは理解できるが,そのための基盤はもっと日頃から投資しておかないと駄目じゃん,と思うのである.この状況は,社外委員会に出ている他社の皆さんも同じらしく,VPNの取り合いとかは色々と起きているそうな.なんだか,足回りの情報アクセスが悪くて仕事にならない,のがストレスになっている.
ネットワークいついては,多分,それでも大学生の置かれている状況よりは良いのかもしれない.大学も,このコロナ禍の中で,登校せずに遠隔授業,をガシガシやっているらしいが,色々と試行錯誤しているらしい.某大学では,授業を撮影したり,PowerPointのスライドショーから生成したmp4ファイルを,学生がダウンロードして視聴,これを受けて先生に質疑をする形式にしているとか.リアルタイムな双方向性は犠牲にして,情報提供に主眼を置くということなんだろうけれど.あるいは,ZoomなどのWeb会議システムを使うって言う試みもあるらしいが,今度はセキュリティというか,Zoom爆弾事件なども起きているらしいし.色々と,ネットワーク帯域とか,受講者のPC環境とか,問題は山積みな気がする.どう移行していくんだろうね,と気になるところ.それと,授業に参加している感じをどうやって作り出すんだろう?実験系とかの授業はどうするんだろう?色々と気になるところはあるものである.
このような不便な環境でも,諸々な作業の〆切は遠慮無くやってくる.色々とね,出社できない,ネットワークも不便だ,という状況で,この判断はどうなんだ,と思わないではない.大抵,庶務系の,それこそ不要不急な作業だと思うんだが,例年のスケジュールに則って期限が区切られているのだ.見直しの連絡もないし.これもストレスを産む要因のひとつだ,と思い始めた.
それと,就業時間が,会社のPCでVPN接続しているので,みんなログで残るのよね.これも不満だなぁ.在宅勤務と就業時間管理が一致していない気がするのよね.在宅勤務だからダラダラ仕事していて良いのか,というとそうでもないかもしれないが,逆に〆切も見直さない,VPN環境も貧弱な状況で,就業時間だけ管理しててどうするの,みたいな.なんか手足を縛られた環境で,でも仕事はいつも通りにしなさい,というメッセージに聞こえて,これが不満.
そういう3点,在宅勤務にしたから何か問題を解決できるかというと,実は何も問題を解決していないどころか問題を大きくしていないか,という気がしてきた.その辺り,企業の上層部はしっかり考えてほしいなと思う.逆に,この時期を,一種の余裕時間だと思って,新しいことをトライするのは,強く賛同するんだがね.方向が間違っている気がして仕方ないのだ.1週間ほど,実際にやってみて感じた不満は,まぁ,そういうことだったりする.自分ひとりでプログラム書いている時期なら,むしろ邪魔も入らないし,自分のペースで作業が進められて幸せな気分になれたと思うけど,最近,事務作業や他人との調整が作業の中心だしな.どうしても,そういう思いを抱えてしまうのだった.


2020/03/22

MOTU 828esを導入する


それは,先週末のことだった.随分と長いこと使ってきたMOTU 828mkIIが突然,使用中にHangすることに気がついた.伊丹スタヂオでは,MOTU 828mkIIとMOTU 828mk3の2台を使っていて,828mk3の方がメインのAudio I/O,828mkIIは2台あるGuitar Amp Simulatorの出力を2chにまとめるsub mixerとして使っている.これを入れないと,うちのaudio setのメインであるMackie 1604 VLZの入力チャンネル数が足りなくなる.それと,伊丹スタヂオの古いMIDI音源用のMIDI I/Oとしても使っていたりする.これが故障すると,MIDI音源が機能しなくなるのも辛いところだ.これじゃ宅録できないじゃん,参ったなぁ.
このMOTU 828 mkIIの故障なんだが,様子を見ていると,電源を入れ直して10分とかするとHangする,という現象.Mac側から見るとFireWireバス上では機材として活きているようにも見えるが,MIDI信号が出力が出せなくなるようだ.これはいかん....ということで,ほぼ9年ぶりになる,Audio I/Oの見直しに着手したのだった.
まず,伊丹スタヂオの19" Rackはこれ以上大きくしたくない.現状,26U分,すべて埋まっていて,patchbayも含めてひとつも外せない.最初に思いついたのは,以前,中古で買ったMOTU MIDI Expressが余っているので,これとMOTU 16Aを使うこと.16chのAudio I/Oを入れれば,Guitar Amp Simulatorの出力6chも繋げて良さげではある.ただ,16Aはフロントにマイク入力を持っていないとか,ヘッドホン出力もないとか.これではRackの使い勝手が下がりそうだ.MIDI音源の出力を束ねているTASCAMのLM-8STをMOTU 16Aに置き換えることも考えたが,それだと問題の解決にならない気がする.新しいAudio I/Oでもヘッドホン出力を2系統,フロントパネルにマイク入力を用意した上で,MIDIポートも用意するとなると,MOTU 1248ではMIDIポートがない.MOTUのHalf-Rackを使うのも手だが,これもMOTU 8AMOTU Micro Expressを並べてラックマウントする....くらいしか手がない.結局,MOTU 828esをメインのAudio I/Oにして,MOTU 828 mk3をMOTU 828mkIIの代わりにGuitar Amp Simulatorの出力を束ねるmixerに使うのが良いか,となった.
では,MOTU 828esはいくらになるか,と言うと,Webで検索すると本体価格が¥125Kというところ.消費税を入れて¥137.5Kとなる.うーん.先月,Acoustasonic Telecasterを買っちゃったなぁ.しかし,現状では宅録もできないし....困った時には,いつもお世話になっているLOFT茶屋町の楽器屋にご相談.大体,底値がこれくらい,と調査はしているんだが,ここから勉強できる?と電話で聞いてみた.嬉しいことに,税込みで¥130Kで手を打つと言ってくれたのが,3/17のこと.3/18に,会社が終わったあとでお店に出向いてお金を預ける.国内在庫はあるので土曜日には入荷するとのこと.
木曜日は会社を休んで,横浜スタヂオのRack組み換え作業をするために帰宅.あっちこっち,修理に出してた機材をRackに入れ直して,MIDIワイヤリングとか,Audioのワイヤリングしなくちゃ,と.金曜日に,楽器屋から入着の連絡があり,それならと日曜日は伊丹スタヂオに戻ってMOTU 828esを引き取ることにした.
そんなこんなで,今朝は起きたら,まずRackから828 mkIIを抜く作業をする.828 mkIIも修理して貰えるなら,スペアのAudio I/Oができて,それはそれで大変うれしい.色々と使えるしね.で,外したMOTU 828 mkIIをぶら下げて,茶屋町の楽器屋へ.少しずつ,Analog線をバランス化しようと思い立ったので,別のマニアックなケーブルを揃えている楽器屋に立ち寄って,XLR♂ーTSR♂の1m程度のケーブルも2本オーダしておく.で,828esをお願いした楽器屋で,828mkIIを修理依頼してオーダしていた828esを引き取る.さっきケーブルをお願いした楽器屋に立ち寄って,オーダしたケーブルを引き取って,などとして伊丹スタヂオに戻る.早速,Rackに積み込んだ.828esのワイヤリングをするついでに,裏面のケーブルも,先日買ったTRSバランスの短いケーブルに置き換える作業もした.なんとか,色々とワイヤリングが終わって,音出しテストも終わったのは1900頃かな.夕メシを挟んで,細かい設定をしたりしてて,あっという間に夜中になってしまった.
結局,828esは,Universal AudioのApollo FW /w ThunderboltカードからカスケードでThunderboltで接続.うちのUAのThunderboltカードはTB1仕様なので,Apollo FWにインストールしているとThunderbolt→FWのブリッジもしてくれる.これは大変助かった.このブリッジ昨日を使って,828 mk3はApolloのFWポートへ,828esはThunderboltバスへと繋いで置く.あとは,Audio I/O3本を同期させるため,Word Clock信号をお互いに回す形にして置く.長期的には,多分クロックジェネレータを入れないといけないんだけど,今はこれで済ませておく.で,動作確認.まず828es用のドライバをMacにインストールして,電源を入れて.で,色々と設定をしようと,MOTU Discoveryから828esへアクセス.すると,828esのFirmwareが古いと言われる.Thunderboltで繋いでいるから更新できるかな,と試したら....どうも,上手く行かないっぽい.仕方ないなぁ,と,試しに,10base-Tのケーブルで,伊丹スタヂオのEthernet HUBと929esを繋ぐと....今度はなんとかFirmware更新ができた.やれやれ.あとは,Safariで,ミキサーボードを出して,Audio I/Oとして色々と設定.なるほど,こんな感じなのか,みたいな.ちょっと長い10base-Tケーブルを探すのに,かなり家探ししてしまった.
あとは,色々と828esの設定をやっておく.まだ,細かい設定は煮詰めていないけど,全体には良い感じだと思う.DSPを載せてて,input chに対してEQやコンプレッサ,LFP等を挿すことは828es単体で賄えるのは助かる.願わくば,各ch inputには,コンプレッサじゃなくてリミッタを挿したいところではあるんだが.下手に設定するとやっぱり音が潰れる,のよね.言い換えれば,それだけコンプレッサが効いている,っつーことなんだとは思う.音はまぁ,素直なんだと思う.ミキサとしてのレベル調整とかは,使っていく中で少しずつ設定を煮詰めて行く,しかないかな.今のところ,MOTU 828 mk3との併用も問題はないみたい.
長期的には,伊丹スタヂオからはFireWireは外す方向で考えたいとは思う.MOTU 828 mk3は,もう少ししたらリタイアして,代わりにMOTU 8A+Micro Expressに置き換えたいな.MOTU 8Aは,828esからAVBで繋いで,拡張Audio I/Fとして使えるようにする.その時になったら,MOTU 828mk3は横浜スタヂオに持っていく予定.あと4年もしたら,僕も会社をリタイアになるので,そうしたらこのAudio I/Oのセットはそのまま,横浜スタヂオに集約することになると思う.横浜スタヂオに統合したら,Universal Audio Apollo FWも2台になるし,そろそろ,クロックジェネレータとかも入れることになるのかな,等と無双している.ただ,機材はできるだけコンパクトにして行く方向で考えたいものでもあるし.中々,この辺りの判断が難しいわね.
【後日談】
828esを入れるのと同時に,E-MuのProteus 2000もVintage Proに置き換えておいた.もちろん,サウンドROMは,Proteus 2000のcomposer ROMをVintage Keysに入れ買えて.無事に立ち上がって,個人的にはこれも嬉しい話で.あと,MOTU 828 mkIIは,残念ながら修理は出来ないと言われたそうで.楽器屋の世話になっているお兄ちゃんにただで譲った....ま,使えないと思うんだけどな.産廃にしかならないんじゃね,と思うんだけど.ま,いっか.