2014/08/10

C.F.Martin OOO-15 CTMが安かったので

先週あたり,ラジオで,クロサワ楽器がなんとかフェアっつー呼び方で、何かバーゲンみたいなことをやる,と言っていたので,休暇が始まった初日,新幹線は新横浜で降りずに,そのままお茶の水にフラっと行ってみたのだ.色々と興味を引く楽器はあったんだが,そんな中,C.F.Martin CTM OOO-15が¥87,000だったかな,出ていたのだ.元々,C.F.Martinの18系のマホガニバックの枯れた味わいのアコースティックギターを探していたのだが,トップもマホガニのこのギターはちょっと面白そう,と弾いてしまったのがいけなかった....これが意外と,普通にMartinの音がする.まだ,鳴りというか,音としては固い気がしたんだけど,ちょっと弾いているといい感じになってくるし.直前にOOO-18のCustomと言うやつを別の場所で弾いたんだが,それに較べてもひどく「悪い」感じはしない.しかも,税込み¥80,000迄落とすよと言われた.コストパフォーマンス,いいじゃん.それが8/9のこと.
一度,横浜すたぢおに戻ってじっくりと考えてみたんだが,トップまでマホガニーのOOO-15,悪くないんじゃない?ということで,ちょっと試してみることにした.どこがCustomかは今ひとつ判らないんだが,Custom品だし....ということで,台風11号がやってくる中,買いに行って来た.最終的な値段は,¥78,000(税込).ついでに,ブリッジピンをC.F.Martinのエボニーのやつに置き換えて¥2,053(税込)を追加.ま,トータルで¥80,000です.ちなみに2001年製らしい.
さて,この楽器,静かなところで弾いてみると,なかなか良く鳴る.トップがスプルースじゃ無いんで「鳴らない楽器」なのかなと想ったんだが,そんなことは無かった.要するに,会場が五月蝿かっただけだ.ただし,うちのOOO-28ECと音を比較しちゃうと,やっぱり-15だね,廉価版だね,ということは判る。弦が死んでいるわりに,28ECの方が下から上までバランス良く音が出て来る.-15の方が線が細い音になる気はする.このあたりはどうしようも無いのかな.一方、CE-1000Sと比較すると,まぁ,キャラクタというか方向が違う音なのは判る.CE-1000S,ここのところ弾いていなかったから,多分また「寝てる」ような気もするし.後は,今後,このOOO-15から「枯れた感じ」の音が今後どこまで出るか,だね.元々,この子に求めているのは,奇麗な音,では無くて,いなたい系な音を欲しいと思って買ったんだから,そこを見誤っちゃいけない.しかし,マホガニは,元々柔らかい材だし,どちらかというと柔らかい音になるはず.これが何故か「枯れた感じ」の音に繋がるのかがまだ良く判らないんだよなぁ.
ちなみに,OOO-15,世間的な評価では,かなり「安もの」な印象.いや、ヤフオクで¥10,000とかでやり取りされているし.ただ,音を考えたらそれもあんまりな評価だとは思う.今後,どこかでピックアップ付けてやろうかな,とちょっと考え中.エンドピンの加工が必要になるんかなぁ.....

1 件のコメント:

  1. はじめまして。おさかな大将と申します。
    7年も前の記事にコメントしていいものかどうか迷ったんですが、コメントさせていただきます。
    私も2014年にヤフオクで000-15 CUSTOMを入手しました。
    サウンドホールの中にもラベルはなく、ネックブロックに製造ナンバーと、「CUSTOM」と刻印があるだけで、000-15とも書いてないものです。
    当時は推測だけでこんなページを作りました。
    http://www.biwa.ne.jp/~t-kondo/guitar/guitar_setumei1_000-15.htm
    トップ、サイド、バックがツルツルのグロス仕上になってる以外はふつうの000-15との違いはわかりません。
    もしかして同じようなギターでしょうか。ネットで「000-15G CUSTOM」というのがあったという文字の情報だけがあったような気がします。
    7年もたって記事を見つけたのでうれしくなってコメントさせていただきました。
    なお、ギターの動画もアップしてますが、ど素人です。

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