2019/09/15

MacBook Pro 13" 2019を買う

消費税増税を目前にして,駆け込み消費という訳ではないんだが,持ち歩き用の端末として使っているMacBook Pro 13"を更新した.MacBook Pro 13" 2019 4 Thunderbolt 3 portである.CPUはcore-i7 4 core,RAMを16GB,SSDを2TBにしたので,てんこ盛り仕様.
ここに至る発端は,7月の終わり頃にamazonで購入したMicrosoft Officeである.これをMacOS Sierraで動かしているMacBook Pro 13" mid 2014にインストールしようとしたところ,何故かPassword入力を頻繁に要求して来る.焦った僕は,MS Officeをインストールする前の状態に戻すべく,努力をした....のだが,見事に失敗した.再度インストールしても,上手く行かないのだ.なんだこれ?あるいは焦って,keychainに見つけたMicrosoftの名前の入った鍵を捨ててしまったのが原因なのかもしれないんだが.この辺り,Microsoftも判りやすいところにサポート情報を上げてくれていないので,何が起きたのかも判らない.取り敢えず,古いMS Office 2011は動くので良いのだけど.
で,色々とやってみた結果,MacOS Mojaveに移行してからMS Officeをインストールすると,これは上手く動いた.ただ,今度はiCloudでsyncさせていたDayOne Classicが上手く動作しない.2〜3ヶ月前のエントリ迄は落ちてくるんだが,それ以外のエントリが落ちて来ないのだ.いや,最新のDayOneは,DayOneの立てたサーバ経由でiPhoneとMacの同期をしている,のは知っている.が,このDayOneのサーバ経由の同期,サブスクリプション制になってしまっている.既に,iCloud経由でのiPhoneとMacでの同期に成功して,ここでデータを貯めてしまっているのもあるし,そのために,iCloudを200GB確保している(¥400/月も払って!)のだ.既に2000くらいのエントリを抱えた僕としては,これはちょっと辛い状況である.
さて....この状況をどう打開しようか?VMを使って,Mojave環境上でSierraを動かす,というアイデアが咄嗟に浮かんだ.まるで,パンが無いならケーキを食べれば良いじゃない?じゃ無いが,悪魔のアイデアではある.実際,Stanzaとか古いソフトウェアを動かすのに,古いMacOSXをVMで既に動かしている.ふむ,悪く無いな.しかしだ,そうすると,MacBook Pro 2014はcore i7だが2 coreだ.VMに2 coreを割り当てられないだろう.どうも,そこは辛い気がする....そう言えば,最新のMacBook Pro 13"は4 coreのCPUを持っているじゃ無いか,じゃ,試してみようぜ,という思考パターンだ.
例年のペースで考えると,早ければ,9/10に予定されている次のiPhoneの発表と相前後して,次のMacOS,Catalinaが出ちゃうんじゃ無いか?そうすると,32bitのソフトウェアは動かなくなる.昔からMacを使っている人には,手に馴染んだ昔から使っている道具が動か使えなくなる事態は避けたい.うん,MacOSがMojaveのうちに1台,MacBook Proを入手しておこう,と思い立ったのが9/6の朝のこと.もう,会社へ行く道すがらにCTOのオーダを作って,iPhoneにためている家計簿情報を確認してから発注してしまった.CTOは,てんこ盛りにしておく.MacBook Pro 2012迄は裏蓋を開けて,自分でRAMの増設,HDDの交換など出来ていたんだが,それ以降は基板直付けになっていると聞くし.同じPCを長く使いたいなら,CPUは高速に,RAMとSSDは最高にしておくのが,大抵の場合,良い選択になる.もちろん,キーボードはUSキーボードにして置く.色はスペースグレーを選択した.
さて,9/6の朝に出したオーダは,9/9には出荷されて,クロネコヤマトのトラッキングシステムで状況を覗くことができるようになった.なんか普段よりも早い!ところが,これが中々国内にやってこない.実は,9/7にはこの新しいMacBook Proのために,USB-C HUBとか,液晶プロテクトのシートとか用意していたのだがね.結局,MacBook Pro 13"が羽田に着いたのは,9/12.翌日には関西地区にやってきたので,朝,配達は1900以降ね,とお願いしたんだが.....どうも,これは見事に入れ違いになったみたいで,その前に荷物は近所の配送センターを出たみたいだった.結局,MacBook Pro 2019が伊丹の部屋に到着したのは9/13の2100にならんという時間帯だった.
取り敢えず,SSDは2TBを1TBずつ2つに分割.ひとつにシステムを,もうひとつにユーザデータを置くことにする.多分,MacBook Proでは音ネタを扱うことは無いので,1TBもシステム領域を用意する必要は無い,かもしれないんだけど,何かあったときに使えるようにはして置きたいと思ったのだ.で,各種App Storeから導入したApplicationをダウンロード.あとは,ホームディレクトリをユーザ領域に設定してやる.MacBook Pro 2014でさんざん練習したので,これは比較的簡単.あ,最初からMojaveがインストールされているSSDは,パーティションを切る際,AFS以外のファイルシステムは選択できないことを発見.ふーん.まぁ,仕方ないか.あとは,MacBook Pro 2014に入れていた写真データなどを,新しいMacBook Proにも移動してしまう.で,MS Officeもインストールして,問題が起きないことを確認.
さて,一連の作業が終わって,9/14から本格的にこのMacBook Proを使っているんだが,弄っていると,これは買って正解だった.なにせ,早くなった,と体感できるんだから.実際,Geekbenchで見ると,Multicoreのスコアが2014 MacBook Pro 13"が1615,2019 MacBook Pro 13"が4107と倍増以上している.それと,問題が色々と出て来ているバタフライキーボード,これ,耐久性が問題なんだと認識しているが,タッチは非常に良い.触ってて楽しいから,指が滑る,というか.何かを書いていたくて仕方なくなる.感触でここまで楽しくさせるPCなんてそうそうは無い.あと,TouchIDがついたのは便利.ログインもこれで済む.Walletも付いてて,これは面白そう.ただ,個人的にはクレジットカード覚えさせちゃうと,クレジットで買い物が捗りそうで,それは怖い.だからまだクレジットカードは覚えさせていない.
まずはファーストインプレッションということで.色々と楽しめそうな買い物をした,と自画自賛中.

0 件のコメント:

コメントを投稿