2019/09/25

CalDigitのTS3 plus Thunderbolt 3 dockを買った

先日購入したMacBook Pro 2019 13" 4 Thunderbolt 3 portは,キーボードの手触りも良く,ついつい,弄っている時間が長くなる.元々,自分のMacBook Proを用意する目的が,社外委員会などに参加した時に,この社外委員会の情報を会社の情報と分離して置くことが本来の目的だ.社外委員会で使う場面では,外付けのプロジェクタに投影するような作業も出てくる.そのため,MacBook Pro 2019の購入時に,純正のモニタ用出力用Adoptorも一応買って置いた.ただ,これをバラバラに持ち歩くのも,手持ちの荷物が増えていけない.USB-Aのportもやはりまだ必要な場面もある.
そう考えて,MacBook Pro 2019をオーダした直後,USB-C dockもいくつか買って見た.ひとつは,Twelve South StayGo USB-C Hubである.サイズも比較的コンパクトでUSB-AポートやSDカードスロットも付いてて,これは中々使い勝手も良い.何より,USB-Cケーブルが長短2本付いているのが嬉しい.ただ,ひとつ難点があるとすれば,ビデオアウトはHDMIのみということ.
まだ世の中にはプロジェクタへの入力にVGAしか用意してくれていない会場も一定数ある.そこで,HyperDrive 11in1 Ultimate USB-C Hub も用意してみた.で,MacBook Pro 2019のセットアップ時に,これを3.5" HDDケースを接続したりする道具として使って見たんだが....どうも,これが,据え置き用途で使うには塩梅が悪い.
HyperDrive 11 in 1の嬉しくないところは,まず,DockにUSB-Cケーブルが直付けにされていて,このケーブルが長く無いこと.どうも取り回しが悪くなる.それと,外から給電しなくちゃいけないこと.MacBook Proの方が4つもThunderbolt 3ポートを持っているんだから,別のThunderbolt 3ポートで給電すれば良い,という話はあるんだが.やっぱり,ケーブル1本で給電したり外付け機器と繋いだり,ってしたくなるんだな.普段は,メインはiMac 2017なり,MacPro 2011なり,とデスクトップがあるので,これを使う.サブとして持ち出す時にMacBook Proを使うという使い方になるから,自宅のセットアップ時にも,ちょっと脇に除けたり,手元に持ってきたり,したくなる.ケーブルが何本も本体に刺さっていると,これをやりずらいのだ.
そして,ポート数が多いのは良いんだが,これが表面,裏面,両方にポートを配置していること.設置型で運用するには,これもどうも都合が悪い,というか,USB-C dockの周りで各種ケーブルがうじゃうじゃしてしまうのだ.多分,そう感じるのは,片面にUSB-Aポートが,反対側にVGA/HDMI,そしてSDカードが,とその配置がいけないんだと思う.SDカードを入れる面が前側,それ以外は背面に配してもらえると,まだ使い勝手も向上するんだが.そして,MacBook Pro 2019を外へ持ち出す際に,給電用のUSB-Cケーブルを繋いだり外したり,ということをしているのも面倒になってきた.
これなら,いっそ,Thunderbolt 3 Dockを入れた方が良いかもしれん,と思い始めたのが,MacBook Pro 2019をセットアップして本格的に使い出してから1週間もした頃.やっぱり,持ち出し用のPCはケーブル一本で繋げられるし,そこで給電できるのが嬉しい.Thunderbolt 3 Dockでも,本格的なUSB-C Dockでも良いんだが,なにせ,ケーブル1本を抜いたら外に持ち出せる環境を用意したくなったのだ.自宅で使うことを想定して,AC電源を入れて電源供給してくれるのが良いな.それと,iPhoneやiPod Touchの母艦としても使いたいし.....
ところが,大阪だと,このThunderbolt 3 Dockを扱っている店が非常に少ない.いや,ヨドバシ辺りでも取り扱いがあるんだが,妙に高かったりする.うーん.自宅据え置きで使うんだから,ビデオ出力はDigitalモノで良いと思う.さて,どうしたものか....ということで,ふとApple Storeを見ると,BelkinのヤツとCalDigitのヤツが掲載されている.9月はもう都内に出る機会も無いし,それなら,ここでひとつ試してみるか,と思い立ったのが,この水曜日のこと.出張で大阪梅田で会議があったので,その帰りに心斎橋のApple Storeに行ってみた.で,店頭に置いてあったCalDigitのTS3 plus Thunderbolt 3 dockを買って,買ってきたのが,この水曜日.
部屋に戻って,早速セットアップをする.CalDigitのDockは本体は非常にコンパクト.惚れ惚れする位である.MacBook Pro 2019とは,2mのThunderbolt 3ケーブルで接続.裏面のDisplayPortは,HDMIへの変換ケーブルを噛ましてHDMIでモニタに突っ込む.一応,何かの時のための保険だけど.それと,これを機会に,iPhoneやiPod Touchの母艦として,横浜のMacPro 2011をそろそろ止めて,このMacBook Proに移行してしまおうと思っているので,これらも繋ぐ.移行やバックアップ用にUSB3.0のHDDケースも繋ぐ.MacBook Proとの接続に使うThunderbolt 3ケーブルも2mのケーブルを用意したので,手元に持ってきたりも簡単にできるようになったし.何よりも,iMac 2017に繋いで使っているOWCのThunderbolt 3 Dockよりもとてもコンパクトなサイズで,邪魔にならないのが良いな.スタンドに置いたMacBook Proの脇で,コンパクトに必要なものを提供しているという感じで,サイズ面でとても良い選択だった.
一方で,使い出して気がついた難点はひとつ.このThuderbolt 3 dockを入れたので,従来机周りでiPhoneやiPod Touchを充電するために使っていたUSBチャージ用のAC Adopotorを蓮して,iPhoneやiPod TouchをこのThunderbolt 3 dockに直接繋いだんだが....どうも,Thunderbolt 3 dockは,MacBook Proを外すと周辺機器への給電も止めちゃう仕様なのね.....外付け電源を少しでも減らしてケーブル取り回しを減らそうとしたけど,そういう使い方は出来ないっぽいです.ちょっと目論見が外れた....
それ以外の点では,比較的満足している.何よりもUSB 3.1 Gen.2規格より,Thunderbolt 3の方が転送速度は上がるはずだし.そして,これで机周りにとぐろを巻いているケーブル類を多少はすっきりさせられる訳だし.何よりも,このコンパクトなサイズ感が素晴らしい.しかも背面のポート数は十分にあるし,MacBook Proへの給電も可能になった訳だし.据え置きのdockとして非常に素晴らしいです.
さて,消費税増税前の駆け込み消費は,多分,これで打ち止め.暫くは静かにしていることにする.....
ところで.Microsoft Office 2019の件.MacBook Pro 2019を購入する時に,MacBook Pro 2014に上手くインストール出来なかったのが原因,と書いたけど.その後,色々試したら,MacOS SierraにMS Office 2019をインストール出来た.何をやったかって,システムのボリュームから別パーティションに置いたユーザのホームディレクトリにシンボリックリンクを貼っただけなんだけど.なんだ,そういうことかい,みたいな.....なんだったんだ,この8月末からの苦労は.....ま,おかげでMacBook Pro 2019を衝動買いするきっかけになったし,それはそれで良い....のかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿