2014/08/17

Digital Performer 8と初音ミクV3を試す

まだ,Mixer周りの配線とか終わっていないんだけど,取り急ぎ,Digial Performer 8と初音ミクV3をMacOSX Merveric環境にインストール.動作確認迄は終わった.これで,Digital Performer内からAU Plug-inとしてPiapro Studioを起動出来るので,この点は便利になった,のかもしれない.何よりもWindows 7環境立ち上げなくて良くなったのは,正直言うと嬉しい.
一方で,ではPiapro Studioがエディタとして使い勝手が良いか,というと,ちと苦しいところがある.ここは,YamahaのVocaloid Editorの方が勝手が解ってて,個人的には操作しやすいと感じる.ま,とりあえず,今回の休みはここまでだな.後は,またちまちまと,環境を確認しながら作業していくしか無いだろう....やれやれ.
ところで,初音ミクV3を手持ちの13" MacBook Pro 13" Mid 2009(2.53GHz Intel Core2 Duo /w 8GB RAM)で試すと,Piapro Editor Plug-inが非常に使い勝手が悪い.GrageBandが何故かPiapro Studio AU Plug-inを読み込まない,とか,PreSonus Studio OneからはPiapro Studioは起動できるけど編集操作に対して非常にレスポンスが悪い,とか,そんな現象になやまされる.本当は,MacBook Pro 13"に初音ミクを入れて,移動時のメモ書き用にしようかと思っていたんだけど,さすがにこれじゃ使えん,と,MacBook Pro 13"へのインストールは挫けてMacProにインストールしている.うーん,こういう現象を見ると,そろそろMacBook Proも更新しないと駄目....なのかな.....でも,13"だとDual Core迄だしなぁ,等とちと悩み中.それに,それよりも,もう少しやらないといけないこともあるしな.....
一方で,これを機に,Macの環境もOSX 10.9 Mervericに完全移行,出来そうな気はする.問題としてはMS Officeが使えなくなることで....こればっかりは別途対応を考えないといかんのだけど.

2014/08/15

MacProにSonnet TechnologyのTango 3.0 PCIeをインストール

さて,MOTU 828 mk3 Hybridをインストールして見て,色々音ネタを再生してみると,どうも音がブツブツと切れることがある.最初は,バッファしているサンプル数の問題かなとも思ったんだが,どうも,UADメータを見るとMacPro本体のFireWire 800MBのバンド幅を食いつぶしている見たい.うちの場合,800MB FireWireにはUAD-2 Sateliteもぶら下げているので,こいつと帯域を食い合っている....見たいだ.振り返ってみると,今まではMacProにはFireWire 400MBを出すカードを2枚挿していたんだが,800MBを出すカードはインストールしていない.一方で,FireWire 400MBで出す必要がある周辺機器も減ってしまってて,今更こんなに400MB FireWire Busはいらない状況でもある.
そこで,これはいかん,と,急遽秋葉原へ出て,Sonnet Technology社のTango 3.0を購入.¥11,102(税込).試してみるには悪くない価格だ.このカード,MacOSX 10.8以降じゃ無いと使えない,らしいのだが,ま,これを機会にMacOSX 10.9に移行しちゃえば良い話だ.なので,これで買って帰ってインストールして見る.結果から言えば,どうやらこれが正解だったみたいで,UAD-2 Satelliteをぶら下げているFW 800バスのバンド幅を使い潰している状況では無くなった模様.
さて,なんとか,この連休中に,Digital Performerを8.0にあげて,後はMixerのバス構成をちょっと見直すところまで行ければ良いんだけど.....な.

2014/08/12

中古で買ったMOTU 828 mk3をインストール

横浜すたぢおの機材が、経年変化もあるんだろうが、ここ一年半ほど、めっきり調子が悪い。去年の5月頃だったか、まず、Mackie CR 1604(初代)とLM 3204がバスにノイズがめちゃくちゃ乗るようになった。これはいかん、と修理して戻って来たら、今度はマスタバスに刺しているT.C.ElectronicsのC Oneが逝ってしまった。電源を入れてもBootしないのである。他にもSONY R-7がBootしなくなるわ、マイク録りのチャンネルにControl Stripのごとく刺しているMindPrint Envoiceが調子悪いわ、等、諸々古い機材が逝ってしまっている。マスタのミキサはリペアに出して取り敢えず復活させたものの、T.C. ElectronicsのC OneはもうT.C.Electronicsがリペアしてくれていない感じ。このコンプは好きだったんだけどな。
で、消費税があがる前に色々と対策を考えていたんだが、一番楽なのは、やっぱりDSP搭載のMOTU 828 mk3を入れちゃうことだよね。いや、一応LA-2のコピーになるCompressor/Limittorを積んでいる、という訳だし。ということで、2月末にちょっと中古を買っておいたのだった。で、半年も経って、やっとラックにインストール、なんとか動作を確認した。空いてたFireWire 800バスに繋いであるんだけど、後でバスは見直さないといけないかなぁ.....後、このMOTU 828 mk3は、Firmwareが古いままだ、ってことに気がついて、これのupdateもせねばならん....orz...

取り敢えず、これでマスタバスコンプレッサの問題は解決したんだが。まだいくつか問題はあって、特にMIDI音源系を束ねさせているMackieのLM3204、どうもいくつかのチャンネルでステレオで音を出せない、片chだけしか出てこないという問題が見つかっている。うーん、以前考えていたんだけど、いっそ、1604を最新版に置き換えて、キーボードはTASCAM LM−8STでまとめちゃおうかしらん、とも思い始めている。ただ、値段的にはLM-8STが2本で(定価だと)14万かぁ、と。ステレオ8 Lineを2busにまとめるLine Mixerで、バスをカスケード接続できる点は面白いんだけど、何せAUXバスがなぁ....というのもあって悩み中。スタジオのラックは簡単になるんだけど、やっぱり、バス構成とかアウトボードのつなぎ方を見直さないといけない....のが面倒といえば面倒。多分、マスタのmixer入れ替えも含めて25万程度かかっちゃうしなぁ....orz....悩みは尽きない。

2014/08/10

C.F.Martin OOO-15 CTMが安かったので

先週あたり,ラジオで,クロサワ楽器がなんとかフェアっつー呼び方で、何かバーゲンみたいなことをやる,と言っていたので,休暇が始まった初日,新幹線は新横浜で降りずに,そのままお茶の水にフラっと行ってみたのだ.色々と興味を引く楽器はあったんだが,そんな中,C.F.Martin CTM OOO-15が¥87,000だったかな,出ていたのだ.元々,C.F.Martinの18系のマホガニバックの枯れた味わいのアコースティックギターを探していたのだが,トップもマホガニのこのギターはちょっと面白そう,と弾いてしまったのがいけなかった....これが意外と,普通にMartinの音がする.まだ,鳴りというか,音としては固い気がしたんだけど,ちょっと弾いているといい感じになってくるし.直前にOOO-18のCustomと言うやつを別の場所で弾いたんだが,それに較べてもひどく「悪い」感じはしない.しかも,税込み¥80,000迄落とすよと言われた.コストパフォーマンス,いいじゃん.それが8/9のこと.
一度,横浜すたぢおに戻ってじっくりと考えてみたんだが,トップまでマホガニーのOOO-15,悪くないんじゃない?ということで,ちょっと試してみることにした.どこがCustomかは今ひとつ判らないんだが,Custom品だし....ということで,台風11号がやってくる中,買いに行って来た.最終的な値段は,¥78,000(税込).ついでに,ブリッジピンをC.F.Martinのエボニーのやつに置き換えて¥2,053(税込)を追加.ま,トータルで¥80,000です.ちなみに2001年製らしい.
さて,この楽器,静かなところで弾いてみると,なかなか良く鳴る.トップがスプルースじゃ無いんで「鳴らない楽器」なのかなと想ったんだが,そんなことは無かった.要するに,会場が五月蝿かっただけだ.ただし,うちのOOO-28ECと音を比較しちゃうと,やっぱり-15だね,廉価版だね,ということは判る。弦が死んでいるわりに,28ECの方が下から上までバランス良く音が出て来る.-15の方が線が細い音になる気はする.このあたりはどうしようも無いのかな.一方、CE-1000Sと比較すると,まぁ,キャラクタというか方向が違う音なのは判る.CE-1000S,ここのところ弾いていなかったから,多分また「寝てる」ような気もするし.後は,今後,このOOO-15から「枯れた感じ」の音が今後どこまで出るか,だね.元々,この子に求めているのは,奇麗な音,では無くて,いなたい系な音を欲しいと思って買ったんだから,そこを見誤っちゃいけない.しかし,マホガニは,元々柔らかい材だし,どちらかというと柔らかい音になるはず.これが何故か「枯れた感じ」の音に繋がるのかがまだ良く判らないんだよなぁ.
ちなみに,OOO-15,世間的な評価では,かなり「安もの」な印象.いや、ヤフオクで¥10,000とかでやり取りされているし.ただ,音を考えたらそれもあんまりな評価だとは思う.今後,どこかでピックアップ付けてやろうかな,とちょっと考え中.エンドピンの加工が必要になるんかなぁ.....