2014/05/17

Nikon P340を試してみた

先日、社内で自分の撮った写真を他の人に見てもらう機会があって、その人が僕がP300で撮った写真をほめてくれた。見てもらったのは、なんでも無いスナップなんだが。で、それなら、とつい、このP300の最新機種であるP340を試してみたくなったのだ。
Webで調べると、このP340、この2月に販売開始、まだ値段はそれほどこなれていない。通販なら¥28,000程度?大手電気販売店のWebサイトを見ると、どうやらヤマダ電機が¥30,620(税込み¥33,060)が一番こなれている値段らしい。たまたま所用の空き時間で、秋葉原で食事をしていたこともあり、早速、ヤマダ電機へ。店頭で値段を聴くと、¥34,000を超える値段になったりする。店頭販売だけ値段かえるの良くないっすよ。早速、iPhoneを開いて、店員さんと交渉。どうやらこのWebの値段迄は下げる、といわれる。うーん。もう少しこなれてほしいモノだ。ヤマダ電機のポイント貯めてないし....ね。そこで、お金をおろしてから、ソフマップへ。ソフマップだと¥1,000くらい高い値段。どうも店頭販売だとポイントを無くして安くする、って技が使えないらしい。でメリットは何だ、と問うても、特にという塩梅。これはいかん。次、EDiON。ここはもっと高かったです。どうやら、中国資本が入った旧LAOXの隣という立地を利用して、秋葉原でお買い物をしたい中国観光客に販売する、という業態に特化しているようで、高い値段でも中国からいらっしゃったお客様が買ってくれるんだろう。勉強してねーな。最後に、Webでは一番高かったヨドバシカメラへ。ヤマダ電機の値段を伝えるとそこまでは勉強する、と言う。販促品の液晶プロテクトシールとストラップも付けて税込み¥33,060。仕方ない、これで手を打つか。ポイントが溜まってたので、ポイントで¥13,060払って現金支払いは¥20,000に抑えた。SDカードはいらないやと。もっとも、後でまた32GBを約¥10,000で買ってたりするんだが。
....ということで買ってしまいました。
左がP340、右がP300。コンパクトデジカメなんて、毎年updateが図られることもあって、筐体はほぼ同じで中の構成だけ変わっている、ということになる。で、その3年の差がどこにあるのか、というのは、スペック表を見ると、例えば
  • 撮像素子が大きくなった
  • RAW出しができるようになった
  • White Balance等の絵作りの構成が変わった
  • 望遠側が100mm相当から120mm相当に少しだけ伸びた
という案配になる、らしい。
とは言え、なにせ、このP300のシリーズ、取り敢えずカメラに任せておけば破綻しない結構な絵が出てくる、というのが評判のカメラだ。いわゆるDLSR(デジカメ一眼)の対極にある使い方をしてこそのカメラとも言われている。僕自身は、f1.8の明るいレンズと24mm相当から始まるズームというのが、ツボに入っているカメラだ。
さて、問題の絵はどんな感じだろう?JPEG出力でちょっと試し撮りをして見た。まずは広角側で。
最初はP300。こんな感じ。
次はP340。同じ構図になるように撮ってみた。ホワイトバランスは、電灯光を残す、ちょっと暖色側に倒した設定。うーん、長いこと鞄に突っ込んで、物理的に角が取れて来た(っつーか、ちょっとレンズ、汚れてね?)P300の方が、色合いは固い感じになる。ここら辺はホワイトバランスの選択肢が広がったことのメリット、かな。
少し望遠側で撮ってみるとこんな感じ。最初はP300。、全体に絵が暗いけど、実は、明るいところに露出があっている感じ。だから、奥のカラオケ屋さんの看板の字が(元のサイズだと)読める。
一方、P340はこんな感じ。全体に露出があがっていて、風景全体をとらえるけど、一方で看板の文字は明るくなって飛んでいる。うーん、露出モードは同じマルチパターン測光にしている....はずなんだけどなぁ。交差点のクルマのヘッドライトの明るさに引っぱられたかしらん?
絵作りとしては、P300の「ぼて」っとした感じが、もう少しニュアンスが出るようになったのかしらん?
ま、それにしても、¥30,000でこの画質だもんな。その点ではたいしたもんだ。

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