2013/04/29

昨日の曲

今日は,昨日あげた曲のミックス見直し作業で1日過ぎてしまう.いやiPodに入れて聞くと,どうしても低域がモコモコになっちゃって,シャープな感じがしないのだ.うちのMac+MOTU 828 mkIIだと,Flashになっていても「変な音」にならないで済んでいるんだが.クルマでiPodから音出しして聴いてると,ベースの音がもやっとしちゃう.後,iPod+Beyer DynamicsのEar Phoneでも同様.いや,難しいモノだ.一日試行錯誤したが,結局,出来た音を聞き比べると,昨日のミックスの方が好き,という結果.少なくとも,iPod TouchにSonyのヘッドホンつなげると,状況は改善されているので,半分はイアホンのせい,と判断した.後半分くらいは,iPodが多分,Bass域をboostしているんだろうな.フラットセッティングにしているはずなんだけど,スピーカから出すよりも低域はBoost気味だし.結局,1日の作業は徒労に終わってしまった....orz..
さて,出来た曲は,piapro.jpにも上げているんだが,piapro.jpは再生回数がどれくらいなのかちっとも判らない.そんなワケで,最近,YouTubeや,SoundCloud.comにも、いくつかの曲をあげている。昨日仕上げた曲、試しに今日,SoundCloudに入れてみたところ、早速、ドイツ人からLikeを1本頂きました!なんか、趣味のSound Createrとして,こういうの素直に嬉しい。ま、前に上げた曲は30回しか再生されていないんだけど.でも,そのうち22%がUnited Statesからのアクセス.うーん.....7回くらい?でもフォロワーが2人ついているし.ちょっとずつオンガクで人の輪が広がるのは嬉しい.ひとりだけでやっているんじゃない,って言う気分になる.ちなみにYouTubeも2曲で100回くらいは再生してもらえている.誰かが聞いてくれる,というのは嬉しいモノだ.
こうやって,Vocaloidモノで宅録していると,すごく思うんだが,結局,レコード会社は土管でしかないんだよねぇ.オンガクの製造原価が非常に安価になって,マニアの趣味の成果として,そこそこの品質の音データが出来るようになる,その曲を消費者に伝えるパスは,レコード会社に限らない,んだよねぇ.結局,レコード会社が,若手のオンガク家を育てる,というincubatorとしての役目はすっかり果たせなくなっているように思う.よっぽど,ニコニコ動画の方が役に立っているように思うのだ.後,アイドルも,どうせ会えないなら,初音ミクで十分じゃん,という思いも最近強い.初音ミク,いい曲たくさん歌ってるし.AKBにせよSKEにせよ,それでかなりの金額が動いているようだけど,だからと言って彼らがココロに残る曲を残しているとも思えないし.オンガクの浪費を生んでいるだけのようにも見える.結局,そこら辺全部含めて,ビジネスモデル変えないと,本気でレコード会社って先が無いビジネスなんじゃね?

2013/04/28

また,こんなの作ってみた

昨日からGW,というのが理由なのも何だが,伊丹に拠点移してから8曲目,もっとも,結局,曲の仕上げは自宅でやっているワケですが.こんな感じでつ.

【初音ミク and Y1V3】Noises Under the Mask 【オリジナル】 powered by ピアプロ

今回は,フレーズに合わせて,Dr.のフレーズをこまめに変えているのが,僕的に一番のところ.っつーか,今までものぐさでやってたのがバレバレになるわけだが.いや,やっぱりDr.の打ち込みが一番面倒だわ.Vo.は,初音ミクとY1V3子さん.まだユニゾン.2人の声の帯域が違うこともあり,ダブルVo.でちょうどお互いを補っている感じがする.なお,歌詞は,先週からはなゆめではじまった「覆面系ノイズ」にかなり触発されてまつ.っつーか,爺がそんなモン読むんか,って言うツッコミはなしの方向で....ひとつ.
ギターに関しては,今回はToakiのHLS-420と言うLes Paulコピーモデル使ってリードを取らせている.この子を買ったのは2010年1月3日,ということだから,3年強うちで放置されていた子なのだが,今回,Roland GP-100のBOSTON Leadを通してリードを取らせて見た.ま,悪く無いですな.というか,多分,このBOSTON Leadのパッチを通すと,Les Paul系の楽器はみんなこの音になるような気がする.でもね,GibsonのLes Paul plus(All Mahogany)の子と較べると,なんかコントロールしやすい感じはする.やっぱり,最近のGibson,ピックアップの出力が無駄にありすぎる.最近は,ピックアップは少し低出力の方が嬉しい.左chのあまり歪んでいないギターはFender 50 Nocaster.ベースは,Fender Jaco Pistorius Jazz Bass.MusicMan Stingrayでも録って見たんだが,やっぱりJaza Bassの方が色々と弾きやすい.
さて,この曲もそのうち,Sound Cloudにも上げて見ようかね.そうそう,SoundCloudには,The West Of Edenも上げたんだが,この3ヶ月で30回再生.その30%程度がUnited Statesで再生されたらしい.お気に入りも2人ついてくれてる!自分が起こした曲を誰かがお気に入りにしてくれているって言うのは,ありがたいことだ.

2013/04/07

子供は社会のもの,と言う理由がひどい....

先日,ラジオを聞いていたら,子供はSocialに大事にしなくちゃいかん,という趣旨の話をしている人がいた.いや,それは良いのだが,その理由に堂々と社会保障のため,年金の原資となる税金を払う人として,という趣旨のことを言っていた.いや,そりゃ違うだろう?と思わず思ったのだった.
誰だって,自分が,自分の上の世代の連中を,自分に対して無理強いをして来ている連中を養うためにSocialな負担を負いたいとは思わん.自分の将来のために,と言われれば,そのための積立てだと思って,多少の負担を切り分けることは考える.しかし,まだ将来がバラ色の子供にとって,その「将来の積立て」を強要するのは土台理不尽だ.年老いた世代が,若い世代に対して「俺の老後が楽になるために働け!」は,彼ら若い世代にとって感情的 に受け入れられるワケが無い.彼らだって「楽をしたい」のだ.
その社会的な,親子の世代の感情的な格差を受け入れずに,平然と「将来の社会保障制度を担保するために少子化は大問題である」と言ってしまうのは問題があると思う.僕は,自分の子供に対して,そんな感情を抱かせたいとは思わない.いや,子供いないけど.生まれちゃった子は仕方無いとして,そんな将来の自分が食っていくために,現在,自分の子供を育てたいという感情を持たない,と言った方が良いかもしれない.
彼らに託したいのは,自分の将来の生活じゃ無い.多分,僕らの世代が成し得なかった何かを,夢を託すんだと思う.そうじゃ無ければ,子供を産み,育てることの目的なり,意味は無いでは無いか?その期待なり喜びなりが無ければ,子供を積極的に産み,育てることの価値は無い,と思うのだ.....
多分,こんな社会保障制度を前提とした世代では,おっつけ少子化は止まらない,ように思う.結局,社会とは,個人からの搾取を繰り返す,というモデルにしかならないのだったら,自分の子供を搾取される立場に置くために喜んで生み育てる奴はそうはいないよ,と思ってしまったのだった.