2012/06/16

Fender Customshop Telecasterのpickup交換

実は,昨年秋口に,Fender Custom Shop 97年製50's Telecasterを伊丹のサテライト用に買ったんだが,どうも音が気に入らない.横浜の家においてある50 Nocasterと比較して,どうも「枯れた味わい」が出ない.Brown Sunburstのボディも,ちょっと飴色のネックの塗装も風合いは渋いし,ボディもそれなりに鳴っている.材の見た目も良い音を出すのに十分そうな,良い感じに見えるんだが,どうも出音が「枯れ無い」のだ.¥200,000で衝動買いした子なんだが,どうも今ひとつ感が漂う.
さて,こうなると,不満が募る.あるいは,piezo pickupでも載せて,エレアコのようにしてみようかとか,いっそGRシンセ用のpickupでも載せようかとか,色々妄想して見たんだが,楽器屋の兄ちゃんに相談してもあまり「期待したほどじゃ無い」と言う結論になる.うーん,それなら,いっそpickupを変えてみるか?Webをあさって見ると,どうやら,最近は,Fender Custom shop 50 Nocasterのpickupも単体で売っているみたいだし.個人的にも,pickupの換装が,音にどこまで影響を与えるか気になるところではある.
そこで,先々週の週末,都内に出た時に,御茶ノ水のギタープラネットで,この50 Nocasterのpickupをオーダして見た.定価¥33,000のところを,値引きして貰って,たしか¥26,300,だったかな.最近,ここで良くギターを買っていることもあり,顔を覚えて貰ったので,顔パス状態.ギターを持ってきてくれたら,店頭で換装作業もするよ,と言って貰ったので,ギターを担いで行ってみた.作業は無理を言って,1時間程度で何とかやって貰った.
結果は,まぁ,正解,かな.本当は,もう少し音が「枯れて」欲しいなと思ったんだが,そこまでは枯れ無い感じ.ギタープラネットの店頭で試させて貰ったんだが,N.O.S.仕様のFender Custom Shop 50 Nocasterとほぼ互角にはなった.Relic仕様だともう少し枯れた感じになる,という印象が強いんだが,まぁ,少しは近づいたと思う.店の兄ちゃんによると,90年代のFender Custom shopは,下地にポリ塗装ががっつり入ってて,中々,枯れた音にはならないらしい.うーん,次は塗装のやり直しでも画策するか?まぁ,それでも,今回,ついでにネックの調整(トラストロッドの締め増し)と,オクターブチューニングもちょっと調整して貰ったのもあり,まぁ,良い感じにはなったと思う.
取り敢えず,当面は,この子と,Gibson ES-335 Larry Carltonモデルの2本が伊丹用ということになるかな.後は,TokaiのLes Paulモデル.ギターは当面,この3本で.後は横浜に色々とあるし,伊丹の方はこの子たちで頑張って見る気にはなったのが,一番の収穫かもしれない.

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