2011/11/27

Lancer Evolution Wagon 12ヶ月点検から戻ってくる

うちのLancer Evolution Wagonも、もう新車で購入してから6年になる。最近は、伊丹と横浜の往復にも使いだして、順調に走行距離ものびて既に81,000Km,そろそろ12ヶ月法定点検の時期だよね,と,いつも懇意にしている都内のディーラに入庫したのが2週間前のこと.
なぜ大阪じゃなくて都内?という疑問もあると思うが,最近,ディーラがクルマ毎のカルテ,というか入庫履歴をDB化してくれていることもあり,メンテに注意を払う必要があるクルマ程,同じディーラを継続して使ってた方が何かと安心なのだ.何よりも,20年同じディーラに世話になっていると、「馴染み」の扱いをしてくれるので、何かと費用面でも優遇してくれるというのがありがたくてね。
で、今回の12ヶ月点検,入庫した時は1週間程度,まぁ,大したこともなく終わるだろうと思ったんだが.なかなか思い通りにはならないモノだ.まず,クラッチが気になるぅ,少し滑りだしたかも,という話をしたところ,じゃ,ミッションはオーバホールね,80,000Kmも走れば見ておいたほうが良いよ,ということになる.ま,Lancer Evolutionはトルクの太いエンジン積んだマニュアル車だし,この辺りはそう言うモノと納得することにする.買った時にも,散々,「維持費のかかるクルマだよ」と脅されていたし,それは覚悟していたんだ.そこまでは.で,他にタイミングベルトの交換もあり,ま,5年以上乗っていればそういうこともあるだろう,と.それでも,1週間あれば部品も揃って,何とかなる見込みだったんだけどねぇ.
先週,クルマを取りに新幹線で移動中,メカの兄ちゃんから電話が入る.新横浜を過ぎた辺り.ACDのポンプがうまく動いていないんで,すみません,後1週間ください,と.えー,もう新横浜過ぎちゃったよ....しかも,ACDのポンプ交換で¥120,000というのだ.参ったねぇ.でも,クルマが組み上がっていない以上仕方無い,その費は東京で親と夕食を食ってそのまま帰宅...せざる終えませんでした.
で,この週末改めて状況,クルマを拾いに来た.その時に色々と馴染みのサービスの兄ちゃんに聞いた話をまとめると,以下のようになる.
  • ミッションのオーバホールは,Lancer Evolution VIIからは結構な大工事になっているらしい.まず,ミッションを降ろすのに,上から配線類を外して,下側からサブフレームを外してミッション筐体を降ろすことになる.
  • ミッション筐体を降ろさないでクラッチ板だけ交換,って言うのも,やる方法はあるらしいんだが,とても大変,作業の安全性を考えるとちょっと無理.ミッション交換は2人がかりで通常10時間くらいかかる作業になるらしい.早くできたとしても8時間はかかると.
  • ACDは,このミッション筐体に組み込まれていて,フロント側とリア側のトルク配分をする.簡単に言うと,センターデフってATのようなモノで,フロント側に出す出力とリア側に出す出力を「滑り」を利用してロック現象が発生しないようにするんだが,Active Center Defって,このセンターデフの入力側,出力側の間にあるクラッチのようなモノを,外からの油圧で「リリース」「半クラッチ」「直結」と切り替えるものになる.
  • 今回壊れたACDのポンプというのは,このACDに「外からの油圧」を動作させるために用意されているポンプ.ミッション筐体に組み込まれているため,ミッションを降ろす時にACD制御用の油圧ラインを一度外す.逆にこれを組み上げる時には,油圧ラインに混入したエアを抜く必要がある.このエア抜き作業の時にACDのポンプが動かない(エア抜きができない)状況が発覚したらしい.
  • ACDポンプは従って,実は元から壊れてた可能性もある.メーカに掛け合ったところ,故障部品を送ってくれ,変わりの部品はタダにしてやる,ということになり,結果的には¥120,000はただになった.ほぉ,こうやってメーカとしても「市場不具合」の情報を集めているワケね.偉いじゃ無いか.
  • Lancer Evolutionの場合,Evolution IIIまではACDもAYCも入っていなかったので,非常にシンプルでモノ持ちは良い.ボディも補強が入ってて(スポット溶接等が追加されているのは有名な話)剛性は確保されている.で,この頃のLancer Evolutionのクラッチ交換は,それこそ5時間もあれば終わるようなモンらしい.その後,ベース車の世代が変わる毎に機構が複雑化してきている,ということらしい.
ということでした.今Evolutionに乗るなら,Lancer EvolutionのIII辺りを買って(60万くらい?),内張りはずしてロールゲージ入れて,ってやっても¥1,500,000くらいらしいっすよ.
へぇー,という話ではあったので,ちょっとメモ書きしてみた.で,結果的に,なんとなくクラッチが軽くなった気がするんだが,気のせいだろうか?いや,新車で乗り出した時は,異様にこのクルマのクラッチが重い,と驚いたもんだが.さて,暫くは不具合が出ないか様子を見ながら運転することにはなると思うのよね.

2011/11/23

初音ミクさんが歌ってくれたよ:A Dreamer

先日買ってみたVocaloid Editor V3,早速使って,こんな曲起こして見た.
今回は,GuitarはFendur Nocaster (Custom ShopのRelic仕様).ピックは使わず,指弾きなんだけど,このGuitarらしい枯れた音が出せたと思う.BassはFender Jazz Basee Fretless.やっぱりBassPOD Xtは,中々,太い音が出せて侮りがたし,ですよ.今,もう中古でしか替えないけど,こいつは買っておいた方が良いかもなぁ.Line 6はPOD HDに移行させたいみたいだけど,Bass Ampが無いんじゃダメだ.
OrganはKontakt 4のOrgan音源です.ま,悪く無いじゃないか.こいつは,サスティンペダルでロータ回転を替えられるので,結構気持ちが良いです.とは言え,あたしがそんな速弾き出来る人じゃ無いんで何ですけど.
アレンジはちょっと変えてみるかも.最終的には,横浜の宅録スタジオで,UAD2 Satelliteを使ってMixしたいと思うんだが,ま,取り敢えず暫定版ということで.

2011/11/07

夏に買った黒のStratcasterを

こっちのBlogには書いていなかったんだけど,伊丹に拠点が出来てから,新たな楽器を何本か買い込んでいる.92年頃のStingray Fleetnessに続いて,7月ころにはFenderのRegular Lineの黒いStratcaster,8月にはTokaiのLes Paulモデル,そして10月に94年ころと言われるFender Custom ShopのTelecaster.このTelecasterが思いの外良かったのもあり,いよいよ,黒いStratcasterが邪魔になってきたので,手放すことにした.
この黒いStratcaster,7月ころに衝動買いしたものだ.99年製らしいんだが,三木楽器の店頭で中古として安く展示されていた奴だった.ネックの握りが三角ネックだったこともあり,まぁ,いいかなと思ったんだが....部屋に戻って弾いていると,どうも弦の高さが低すぎる.テンションが無いというか,ベロンベロンな感じがして,弾きづらい.pick-upは前のオーナがNoiseless Pickupに交換していたんだが,なんかあんまり音もぱっとしないんだなぁ.¥100,000もしたんだが,その価値もなかったというか.結局4ヶ月ほどで手放すことにしてしまった.
さて,いくらになったか.最初に出してきた査定金額は¥36,000.うーん,もう少し勉強してよ,と言ったら,1ヶ月ほど前に買ったTelecasterの¥200,000が効いたのか,¥4,000金額アップ.さらに,ポイントカードに付けて貰うことで10%up.なにのかんので,¥44,000で引き取ってもらったことになる.まぁ,購入金額の半分やね.それでも,当初の査定額からは¥8,000upしてくれたんだから御の字か.
結局,この子は写真も1枚も残らないまま,旅立っていったことになる.うん,ま,そういうこともある....んだな.それにしても,中古楽器は,やっぱり長いこと弾くつもりで焦らずに買わないといかんね.つくづく,そう思う.今や,あまり使っていないGibsonのES-335も,¥335,000で買ったけど,多分,売れば¥100,000程度にしかならんのよ.なんかなぁ....

2011/11/05

Vocaloid v.3を買う

昼間,楽器フェアに行った時に,Yamahaのブースの兄ちゃんが量販店で売っているよ,と教えてくれたので,試して見ることにしたのだ.夜,秋葉原のヨドバシカメラに行ってみたら,ありましたよ.取り敢えず,VY1とMewという新しい音源を用意して見る.後は,初音ミク等のCliptonの歌声データが使えるらしいので.
まだ,どうなるか,試せていないのが悔しいなぁ.一曲,作って見るかなぁ.....
ところで,今年の楽器フェアは,実につまらないモノだった.個人的に楽しみなのは,モリダイラのブースに展示されていたBluesmanという新しいブランドのギターくらい.中々良い感じのRelic仕様で,特にTelecasterとJazz Bassが良かった.ボディは軽いのに,結構枯れた良い音が出てたと思う.何とか30万程度に抑えたいと言ってたけど.来年早々くらいから少し本格的に商品が入ってきて,大手楽器店の店頭にも並ぶんだそうだ.
他に面白そうなのは,KORGのKRONOSくらいかなぁ.これも,音ネタは,既にあるものではある訳だし,サイズを素直に考えると,あまり買う気にはならないんだよなぁ.この辺り,楽器メーカも,考え方を間違っていることに気が付かないかな,と気になる.
後は,面白いGuitar Builderさんの出展は無いし,大手の楽器メーカだけのお祭りになっちゃった感じがする.出展料を高くしたんかな,あるいは,FenderやGibsonが最近,デザインに五月蝿い(そんなヘッドストックのシルエットが同じだから訴える,なんてねぇ,馬鹿らしいと思うんだが)から,嫌がって他のギタービルダが出展しないのかな?Sugiもいなかったし,全体に低調な印象でしたよ.

2011/11/04

iPhone4用のケースを買う

買ってから2週間,出張で都内に出た途上で,ケースが壊れた....具体的には,ケースを閉じるためのsnapボタンが千切れた,というのが正しい.iPhone 4は,その筺体が表面だけで無く,裏面もガラスなので,壊れやすい,というのが問題.ついでに,バンパー型のケースも悪くは無いんだろうけど,どうも個人的には表面に蓋ができる形の奴が嬉しいと思うのだ.ということで,折角ここまで来たし,と秋葉原に足を伸ばして,以前から狙ってたカバーを買ってみた.

使い古した手帳のように見えるでしょ?っつーか,何冊か揃えたら,ちょっとした本に見えるよねぇ.このRelic仕様がなんとも言えん.
中を開くと,こういう感じで,iPhoneと数枚のカードを入れて置くことができる.これは便利.
何よりも,革のカバーが画面前面に回っていないところがありがたい.おかげで,きちんと隅々まで見ることができるし,画面間のDrugもしやすいのだから.
厚みがあるのがちょっと悩ましいんだが,ま,カードとかも一緒に持ち歩いているんだからしょうがないだろう,という割り切りもできる.最近はポイントカードも無節操に増えているし,これらを入れて置くことができるだけでも,本来の財布が膨らまなくて嬉しいものだ.
ということで,当面はこのケースを使うつもり.