この12/16付けの人事異動で、管理職を外れた。まぁ、すぐ上の上司とも、うちの連中とも、どうにも意見があわん、という状況にあって、逆に個人的にはストレスが減る見込みなので、これは嬉しい。どうも、うちの連中、Quality Of Lifeという概念にとらわれて、というか、全然研究者としてのアグレッシブさを感じないのには腹が立ってたのだ。人に妙な期待だけを負い被せて、自分は自分のできることしかしない、って、研究者として変だろう。そんな状況に置かれてよいのは、入社2〜3年目だけだと思うんだが。ま、優秀な人材だとは思うんだが、視野が狭いという所には日頃から不満は感じてたのだ。自分の手元に置いておくよりも、他の管理者のもとで活用して貰った方が幸せなのかもしれないな。自分で未来を切り開く、という気概が感じられないのが不満なんだが。
で、僕は、今度の4月から全社対応のスタッフ部門、人材育成担当になるのがほぼ確定。これなら、3年前に管理職になるよりも、研究所から製作所に出て現場経験をしていた方が価値が高かったと思う。3年前に、ほぼ移動の話も決まりかけていたのに、勿体ないことをしたよなぁ。僕自身がその気になっていただけに、突然管理職にさせられて、いじめられて、2年半、という過去を振り返ると、何とも不条理だ。この2年半は、自分の中では無駄でしかなかったと思う。
研究所を離れることには、全然悔いは無い。実際、今の研究所じゃ先があるように感じられない。研究所としての役目を果たせない、というか、結局、事業部門の下請けにしかなっていないし、それで上層部から末端まで「良い」と思っている現実には辟易としていたんだから。ただ、移動先が人材育成というのが、ちょっと引っかかっている。うーん、技術者としての自分はこれで終わりっちゅーことなのかな、と。この点はちょっと悔しい。正直言えば、やっぱり会社の外へ向かわないと、先が無いということなんだろうな。ま、研究所がどうなろうと知ったことか、とそう言う気持ちの方が今は強いんだが。
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